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2022.05.07
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カテゴリ: 海外ニュース
Milkywayです。お元気ですか?         
20220507 
ウクライナ侵略後のプーチンの傍若無人ぶりは目に余る。第二次世界大戦での大きな犠牲に思いを致しながら世界中が力を合わせて作り上げてきた国際秩序も、国際法をもプーチンは無視。歯牙にも掛けない態度をとり続けている。
そもそも、ウクライナへの侵略が、2月23日の夜開かれていた国連安全保障理事会の会合中に行われたというだけで、国連への挑発行為だし、もっと言えば国連を嘲笑するかの如き行為であった。その後も衰えることなくプーチンの傍若無人はエスカレートしている。
 今回のブログは、プーチンの国際社会や国際秩序無視の例を挙げ、その異常行動を記録しておこうと思う。

今回のウクライナ侵略は、ロシアという国によるものではなく、プーチンの決断だったというのが、各国のメディアが報じるところだ。
プーチンの決断の結果、数えきれない戦争犯罪が起きた。現在判明し裁きを受ける対象となっているだけで9158件。容疑者が特定され、写真まで公開された。
「ロシアの戦争犯罪9158件捜査…ウクライナ検事総長「容疑者15人を特定」2022/05/02  読売オンライン​​​​

​https://www.yomiuri.co.jp/world/20220502-OYT1T50156/​
ウクライナのイリーナ・ベネディクトワ検事総長は1日、地元テレビのインタビューで、「ロシアによる戦争犯罪9158件を捜査している。日々、新たな事案が見つかっており、首都キーウ(キエフ)周辺だけで15人の容疑者を特定している」
と報じた。

​​ ​BBC NEWS 2022年5月1日も「ウクライナ、ブチャでの戦争犯罪容疑でロシア兵10人の捜査開始」 https://www.bbc.com/japanese/61288652  と見出しを打ち ​​​
ウクライナ国防省は兵士らの写真を公開。この10人は「計画殺人」の容疑の他、罪のない一般市民を人質に取り、殴打し、自宅を略奪した疑いもある。
と伝えている。

​【ICCとEUが合同捜査】​
ロシアによる戦争犯罪への捜査は、ウクライナ国内だけでなく、国際機関ICC(国際刑事裁判所)とEUの捜査組織との連携で行われることになった。
「ICCとEUが合同捜査、ウクライナでの戦争犯罪追及」日経新聞2022年4月26日
​https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN260820W2A420C2000000/​
4月25日、EUの欧州検察機関「ユーロジャスト」がウクライナでの戦争犯罪などを追及する合同捜査チームに、国際刑事裁判所(ICC)の検察官が参加すると発表した。その声明は「ウクライナで起きた(戦争犯罪をはじめとする)『中核犯罪』の責任者に法の裁きを受けさせるため、あらゆる努力を払うという明確なメッセージだ」と強調した。

一方、ロシアの反応はどうか。

​【ロシアはICCからの問い合わせを無視】​
​「ICCロシアに書簡送るも…“返事なし” 「戦争犯罪」を捜査」(日テレNEWS)​
​https://news.yahoo.co.jp/articles/12898ac422e606a36de2ded2af03603158d6637d​
案の定、ロシア側は国際司法からの問い合わせには反応しない。反応して言質をとられたり、捜査の過程で命令系統がはっきりして、プーチンに行き当たのを恐れてのことだろう。
ロシア側の実際の対応は、27日、国連安保理で、ICCのカーン主任検察官が捜査の進捗を「(捜査の過程で)ロシアに3回書簡を送ったが返事はもらっていない」と報告した。「法を守るべき時だ」とロシアに捜査への協力を呼びかけたが、ロシアは無視し続け、その一方でロシアは、ウクライナでの残虐行為は「フェイクニュースだ」と繰り返している。

プーチンは、上記の様に国際司法も国際機関からの要請も無視し続けているのだ。さらに、

​【ローマ教皇にも返答なし】​
プーチンは、世界の宗教指導者ローマ法王に対しても同様の姿勢を鮮明にした。国際法、国連などの国際機関だけでなく、世界の精神的指導者までをも歯牙にかけないという態度をとったのである。
「ローマ教皇、プーチン大統領に会談要請したが「返答ない」…イタリア紙」
 読売新聞オンライン 2022/05/04
​https://www.yomiuri.co.jp/world/20220504-OYT1T50089/​

ニュース内容は
「ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、ローマ教皇フランシスコは3日付のイタリア紙コリエーレ・デラ・セラ(電子版)のインタビューで、プーチン露大統領にモスクワでの会談意向を伝えたが、返答がないと明かした。
教皇はインタビューで「今も(会談を)要請し続けている。プーチン氏が会談を拒んでいるか、望んでいないことを懸念している」とし、「(会わずに)どうやってこのような残虐行為を止められるか」と述べた。
教皇は侵攻開始翌日の2月25日、在バチカン露大使館を訪れ、侵攻について懸念を伝えていた。」

プーチンは誰の言うことにも、もう耳をかさない。大国の権力の座に居続け、富と権力をほしいままにした人間の傲慢さと弱さをさらしている。こういう怪物化した人間に、どう対処したら良いのだろう。我々は今、戸惑いながら深刻な問いの中にいる。
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最終更新日  2022.05.07 22:39:27
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