続投・しーちゃんち

おはようございます。

２日続けて、山形が全国ニュースで出ています・・

昨日は高校生が学校で切りつけられるというニュースが。

今朝起きたら犯人が捕まったということでしたが・・

物騒ですね。

サバイバルナイフのようなものを持っていた、と言うことで、逃走した犯人がどこかに潜んでないか？

また繰り返さないか？など、不安で、長女にそういうことがあったことと、こっちについたら迎えに行くよ、とメールしましたが。

残念なことに犯人はまだ１０代で卒業生だったと。

県内一の進学校です。

予備校生、と言うことでしたが・・なんでこんなことをしてしまったのか、一番そう思ってるのは本人なのかもしれないですね・・

昨日、次女の家庭教師の日でした。

学習が終わる前のちょっと空いた時間でしたが、ＮＨＫを見ていました。

「やさしい虐待」と言うフリップに、ちょっとドキッとしながら見ていました。

虐待、というと暴力やネグレストなどを思い浮かべますが、これは違いました。

親の期待や思いが、子供にはずっしりと重荷になってのしかかる。

「もっと勉強を頑張りなさい」と頑張っている子に課す・・

「そんな子はお母さんは嫌いだから」と言う・・

いい子で頑張っている子ほど敏感に親の思いを汲んで頑張ってるけれど、やがて負担になりすぎて無気力になり不登校、引きこもりになってしまう・・

そんな感じでした。

（全部見られなかったので一部でしかありませんが）

身につまされました。

私も同じことをやってきたのかも・・と。

そんな気持ちで見ていると、二階から下りてきた息子がいつの間にか見ていて・・

「それ、パパじゃないの？」と。

「自分が優等生でしっかり頑張ってきたんだ、だからお前たちもやらなくちゃいけない　　　　って言う思いが強すぎて。」

「うーん、そうなのかな。私も気になってるんだけど・・私もそうだったんじゃないかって」と私。

しかし・・

「ママの学生のころの話は、笑い話にしかならないから」と息子と長女・・

それもまた、一体・・（苦笑）

確かに笑い話なんだけど、私も母親の期待が過大すぎて、勉強ができない私はよくつねられたり頬を叩かれたり、罵声を浴びせられたんだよね・・

さすがに子供たちにはそんなことはしなかったけれど。

私の成績の事だって、教えてくれるわけでもなくとにかく「成績を上げろ、点数を取れ」「○○高校に入れ」と言うことを言っていたし、成績や点数を見て溜息をつかれ・・叩かれることはあっても褒められることはなかった。

まあ、褒めようがなかったんだろうけど・・

私も子供たちが小さかったころは、「幼稚園に入るまでには平仮名くらい読めて書けた方がいい」と思っていたから、スパルタで教えようとしたけれど・・

自作の「あいうえお表」には、クレヨンで「にょうにょ」とお絵かきされたんだし、息子にいたっては「ブーブー」とミニカーで走られ、とっ捕まえたら息子に「アンパンカー」で轢かれたんだっけ・・

それでうちはそんなもんだと、あきらめました。

何せパパができた人だから、周囲のプレッシャーは半端じゃなかったけど・・

長女の高校受験ですべて吹っ切れた。

「どこの高校に入ろうが、やることはやったんだからいいんだよ、うちの子はうちの子だ」って、結果がわからないうちから・・

ちょうど義母が受験前日に亡くなって・・いろいろ大変だったけれど。

そこから私も吹っ切れすぎて、鬱になって。

いつからかまた過大な期待をしだしたんだな。

息子がちょっと運動神経が良くて何でもできたから、有頂天になりすぎた。

考えてみれば分かるけど、こういう私の子だよ。

親以上に能力があるかもしれないなんて、過大で壮大すぎる夢を持ってしまった・・

次女に関して私は、優しくて自分より誰か、というスタンスを持っていることを「すごい」と思ってきたし、長女や私にない、次女だからこその力を持ってることがさすがと思ってきた。

学校にはちゃんと行って欲しいと思ってきたんだけど、こうなってみるとそれも、息子が学校行ってなかったのに次女に過大に期待したんだろうか？？

パパはよく「オコジョは大丈夫、頭がいいからいい学校に入れる」って評価していたんだけれど・・

昨日もあったけれど、「家政婦のミタ」。

ミタさんが言う、「それは○○さんが決めることです」って言う言葉。

これまで何回も見てる間でずっと気になっていたんだけれど・・

これこそいろんな人に当てはまる言葉なんだなと思った。

自分で考え、自分で決めろ！

そういうことだ。