みんはるのの日記

卒園したら・・・学童保育

学童保育

保育園を卒園したら、小学生。朝はふつうに登校しますが、放課後は?
もう大きくなっているので、上にきょうだいがいたりするとそのまま帰宅してお留守番も可能ですね。
でも親の帰りが遅い場合は、やはり学童保育が安心です。
ところが学童保育は、まだ保育園のように、制度として確立していません。
地域、自治体によって千差万別。
保育園のように、保育指針のようなものがありません。
さらには管轄もいろいろ。保育園と同じように児童福祉課でやっていたり、学校と同じように教育委員会でやっていたり。
指導員の先生も、特に資格が必要でなかったり。

保育時間もさまざまですね。
保育園のように、夜7時ごろまであったり、5時まで(!)だったり。
うちは5時までの地域です。6時間目まで授業があると3時50分くらい。
平日に行くのはほんの1,2時間しかないのです。
あと受け入れ学年もいろいろ。6年生までのところもありますが、3年生までのところが多いですね。
うちは3年生までです。
長女が4年生になってみて思いますが、4年生くらいになると、自分でいろいろとやりたいこともあり、学童保育のような場所に拘束されるのも嫌な年頃になってきます。
ただ、個人差があるので、男の子のように幼い場合はもっと上の学年まであってもいいかな。

学童保育は、その制度がしっかりしていないこともあって、保護者のかかわりが強いところが多いです。
保育園でいうと、共同保育所みたいなものかな。
学童保育の運営に保護者もなんらかの形で関わって、行事などを一緒に行います。
例えば、保育園の卒園式、終了式がありますが、うちの学童保育では、育成会(保護者会のようなもの)が終了式を企画・運営します。
夏のキャンプ、祭りなども、大変だけど保護者と指導員の先生と協力して、子どもたちのために活動します。
でも、その活動が負担に感じる人もいます。
それが嫌で学童には入らないとか。
余裕がない人の気持ちもわかります。本当に大変な人には無理を言わずに、できる者ができることをやっていれば上手くいきます。
でも最近はそういう活動、行事を事務的に効率よく進めようとするために、ノルマ的に皆に割り振って、結局苦しむ人が出てくるという形になりつつあります。
個人の生活を大切にしたい人も多いし。自分の家族だけで過ごしたいとか。
それもいいのですが、子どもたちにとって友達と一緒に何かをするって大事なことですよね。
そういうことも考えてほしいと思います。

~うちの学童の過ごし方~(公設公営で学校内にある学童)
授業が終わると、ただいま~と学童の部屋に帰ります。
集団下校の日は、学童の子は集まって学童の部屋へ帰ります。
指導員の先生がおかえり!と迎えてくれます。
低学年から順に帰り、皆そろうまでは宿題や自由遊び。
そろうころにおやつの準備をしておやつを食べます。
おやつは育成会でおやつ代を集め、指導員の先生が準備してくださいます。
ほとんど市販のお菓子なので、いろいろとこだわったおやつを食べていた保育園時代と比べると、ほんと普通の家庭のおやつという感じ。
おやつのときに、読み聞かせをしてくださるときもあります。
おやつの後は、行事が近いときはその準備や練習などもしますが、それ以外の日は好きな遊びです。
班で遊ぶ日とか、みんなで遊ぶ日とか、決まっていて、ドッジボールをしたりもします。
一輪車や竹馬もします。
部屋では、けん玉や百人一首など。
昔ながらの遊びが多いですね。家に帰ってる子はゲームしてるんだろうな。
水曜日は全学年4時間授業なので、この日に簡単な行事があります。
毎月やっているけん玉認定や、誕生会など。

夏休みなどの一日保育の日は、朝の30分の勉強タイム。
あとはその日その日で何か取り組みを考えてくださったり、自由に遊んだり。
お昼はお弁当を持参する日がほとんどですが、昼食作りをみんなでするときもあります。
メニューはカレー、チャーハン、焼きそば、など。
親にとっては、お弁当作りを休憩できる貴重な日です。
子どもたちも、3年生は包丁での材料切り、2年生は皮むき器、1年生は手でできるたまねぎ皮むきなど。
包丁なんて保育園でもやっているのだけど、1,2年生は我慢しないといけません。
そういう軽い年功序列も学童のよいところかな。


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