旦那を置いて一人旅

旦那を置いて一人旅

下調べの巻

★ 下調べ ★

 ワーホリに行こう!と決めたその日から、なるべく沢山の情報を集めましょう。このホームページを見ている人なら、インターネットは使えるはずですね。世の中には数多くの先輩ワーホリメーカーがいらっしゃいます。私も皆様のホームページから沢山の情報をいただき、大変役立ちました。

 私も一番最初は、日本にあるエージェントを通して申し込もうと思っていました。『必ずエージェントを通さなくてはならない!』と思い込んでいたためです。以前勤めていた英会話スクールと交流のあったエージェントがあったため、先ずその会社(I社)主催の留学説明会へ出席してみることにしました。
 説明会では「ワーホリ各種プログラム」「経験者のお話」「国別現地情報」等、志向を凝らした内容が満載で、当時、あまりワーホリについて知識の無かった私にとってはいい取っ掛かりとなりました。30校程の現地語学学校の職員(外国人)が来日しており、興味のある学校と個別に話しが出来た事も、とても参考になりました。(ここまでしてくれる説明会は少ないですね。)それプラスI社では、抽選で希望学校のスカラシップ(いわゆる奨学金)を説明会に来た人へプレゼントしており、私も軽い気持ちで申し込んで帰ったのです。
 説明会から数週間経ったある日、一本の電話がなりました。『ご当選おめでとうございます。○○校の1ヶ月分の授業料が免除になりますよ。』

 …えぇぇ~!!ビックリ!それを聞いた私は有頂天。『詳しいお話をしたいのでご来店いただく事は可能ですか?』と聞かれ、『は~い♪』と二つ返事で訪問するお約束をしたのでした。
 訪問時には、担当者から主にスカラシップを受ける条件・費用などをお話ししていただきました。『それって、電話でもいいんじゃん?』と思う内容ばっかり。はっきり言って、電車賃出してまで行く価値無かったですね。やっぱり来店を促す以上、個人的な事情にあったアドバイスしてくれるとか、希望の学校の詳細を教えてくれるとか、直接顔を合わせて話しをするメリットがないと、何のために行ったのか分かりません。全部、本読めば分かる事しか言わないんだもん。『この担当者、分かってないな』とバレバレでしょ?電車代と往復2時間の時間を返しておくれ。
 スカラシップが受けられる条件は5ヶ月以内に入学する事、というものでした。退社後、失業保険を全額もらって、その期間に給付金適用講座を取ろうと思っていた私には、この条件は受けられませんでした。どう考えたって、スカラシップの金額より失業保険の金額の方が大きいんだもん。このようなしたたかな考えの下、スカラシップは辞退させていただきました。

 その後、数社の留学説明会に参加したり、資料を請求したりと、沢山の資料を集めました。多くのワーホリメーカーを送り出してきただけあって、資料に書いてある内容は的を得たものばかりですよね。とても参考にはなるものの、『これだったら、自分一人でも出来るんじゃない?』という気持ちも芽生えてきました。エージェントに支払う料金って、本当に高い!ですよね。それだけのお金を払う利用価値があるのかどうかを考えた時、I社を訪問した時の対応を思い出すと、とてもメリットがあるとは思えませんでした。日本のエージェントを通して申し込むと、現地エージェントの言う事と必ず食い違っている、と言うのもよく聞く話しです。日本側でどんなにいい事言ってたって、実際お世話になるのは現地の人だしね。

 そんなこんなで、結局日本でのエージェントは通さない事に決めました。同僚のワーホリ経験者が『語学学校のスタッフがなんでも教えてくれるから、心配いらないよ。現地に日本人のための留学センターもあるから、困った事があれば、現地で申し込む事も出来るよ。』とアドバイスしてくれたのも大きな励みになりました。そうだよね~、ワーホリだけで年間約8000人の日本人がオーストラリアに入国してるんだもん。それに準備如き一人で出来なきゃ、1年間オーストラリアで過ごせないよね。何とかなるさ。ははは。



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