病気判明 その２
今日、４ヶ月ぶりの日赤外来の日。
いつも通り、採血と採尿をして、担当医師の診察があった。
ドキドキしながら結果を待つと、
「成長ホルモンは問題ないね。 ん？」
「ちょっと、おかしいね。数値が低すぎる。」
”どういうこと？”
頭の中で、パニックになりはじめた。
そこから、突然慌ただしくなった。
まず、脈拍を診て、のどを見て、心電図撮影、胸部のレントゲン撮影。
そして、出た結果が、”甲状腺機能亢進症”だった。
しかも、この病院では診ることができないと言う。
そして、k病院を紹介された。
担当医は、そちらの担当の先生と電話で話をして５日に入院を決めた。学校は、通学しないように言われた。
心電図の結果、心臓が少し腫れているというのだ。不整脈も出ていたらしい。心臓にこれ以上負担をかけない為にも、自宅で安静にしているように言われた。
帰りの車の中、ショックもあったがある意味、覚悟もした。
白血病になって、移植して退院するときに先生からの話で、子供が出来ない事、低身長になる可能性があることを聞かされていた。
そして、突然新たな病気を発病した。
この子はこの先もきっと、何かしらの病気と闘う運命を背負ってしまったのだろう。
なら、私が動じないくらい強くなってこの子を支えていかなければいけない。
そういう風に覚悟を決めた。
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