嵐大好き母娘の毎日

嵐大好き母娘の毎日

16年8月・9月  脱毛



母が、私に言いました。
「○ちゃん、後頭部はげがあるよ。ストレスがたまってるんじゃないの」
確かに、10円はげのようなものがありました。
それが、1週間すると、左耳の後ろや、後頭部のはげが大きくなっていったのです。

去年、入院したときに飲みだした薬は予想以上に効きがよく、一気に薬の量を減らしました。
ところが、甲状腺のセーブが出来ず、その後少しずつ量を増やしていってました。
そして、2錠まで増えたとき、症状が出てきたのです。

8月末、薬が原因かもということに気づき、検査の日ではなかったのですが、病院に行きました。
先生は、薬が原因とは言いませんでしたが、飲み薬を変えました。
でも、抜け毛は止まらず、それどころか抜け方に加速が付きました。

9月半ばには、ほとんどが抜けてしまい、帽子を被らなくては学校にも行けなくなりました。
クラスでも、異変に気づいた子供が、娘を冷やかし始めたのです。
私は、先生にクラスの子供たちに娘の病気について、話をする時間を作ってもらいました。
そして、この事は、今度は、校長教頭の前でも話をすることになりました。
帽子を被らなくては学校生活を送れなくなった娘。
帽子を被ることで、中傷をされないように朝の集会でも話をしてもらうことにまでなりました。

その後髪のことで、何かを言ってくる子供は少なくなってきたそうです。
それでも、病気自体、小学2年の子供には理解をすることは難しいようです。

髪の毛が無くなってしまった事により、更にN病院の皮膚科にも通うことになりました。でもここでも、薬が原因とは言われませんでした。そうではなく、自己免疫疾患で抜けたのであろうという診断でした。

これから、2週間に1回のペースでの通院となりました。


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