今日もありがとう。

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2015.11.09
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毎年恒例となった写仏に行ってきました。

私に関しては、勝林寺に向かう電車が人身事故で運休のため別のルートで行くことに動揺。
一緒にいくお友達に関しては、待ち合わせ時間を間違えたということに動揺。
お互いにバタバタしながら出会い、勝林寺へと向かいました。
こんな状態で、心穏やかに写仏できるのかしら?と不安な気持ちに陥りましたが・・・・。


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写仏を行うお部屋から、この景色を見たときは、その不安もなくなっていました。
久々に聞いた屋根に雨が落ちる音。
静寂な中、小鳥のさえずる声も聞こえます。



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今回、写仏で私が選んだのは「虚空蔵菩薩」

虚空蔵とは、宇宙のような無限の知恵と慈悲が収まっている蔵で、人々の願えを 叶えるために蔵から取り出して知恵や記憶力、知識を与えてくれるとされ、成績向上、記憶力増進、頭脳明晰、商売繁盛、技芸向上のご利益があります。
今回は娘の合格祈願ということで、丑の守り本尊ということもあり、選ばさせていただきました。
丑・寅年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるといわれているので、出会うべきして出会ったといっても過言ではありません。

写仏をしている時間は自分と向き合う時間。
一筆ごとに思いをはせ、筆を運びます。
太い線になったり細い線になったり、そしてまわりの人が小声で話す声も影響し線に現れます。
自分の思うような線はなかなか書けないのです。
そして、筆で書いた線は決して消せません。
人生も同じ。
どんな下手な線を描いたとしても、全体を見たときにはそれも味のある線となります。

いろんな角度で見ることで見えてくるものがあるのです。
写仏を通して、心の垢を削ぎ落とし
自分を認め、自分を愛し、自分を大切にすることで他人に優しくなれる時間をいただける気がします。
一年に一度の写仏は私にとってはかけがえのない時間となりました。

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勝林寺 では、秋の拝観限定の御朱印が三種類用意されています。

左の御朱印は戒光寺の御朱印です。京都弁がはんなりとした女性の方が優しい文字で書いて下さりました。


勝林寺を後にしたのは4時半。
お友達が是非見てみたいお釈迦様があるということで 戒光寺 を訪れることにしました。
お寺は通常5時で閉門。
地図を探し人に聞き迷いながらも4時55分に到着。
手を合わせることができました。
こちらのお釈迦様10mもあり、きらびやかでとても優しい顔をされておりました。
身代わりのお釈迦様と呼ばれ、悪しき事のお身代わりになって下さるそうで首から上の部分にご利益があるとか。

その同じ敷地内に泉山融通弁財天がありました。
泉山融通弁財天はその名の通り「金銭の融通をして下さる。」弁天様で学芸・商売はもとより「融通を利かせてあらゆるお願いを聞いて下さる。」と信仰が厚いそうです。
こちらもしっかりとお参りさせていただきました。

お寺へ向かうまでは、心乱れることが多かった今回の京都でしたが
終わってみれば、全ていいお導きがあったので、良き一日となりました。








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Last updated  2015.11.09 12:38:54


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