「何でも話せる」という関係って・・・。

100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

000000

ホーム | 日記 | プロフィール

【フォローする】【ログイン】

フリーページ

マフラー。

< 新しい記事

新着記事一覧(全75件)

過去の記事 >

2004年03月03日

よく「何でも話せる関係がいいよね」という言葉を耳にする。
恋人や友人、親子や会社の上下関係。
どんな人間関係でも「何でも話せる関係がいいよね」と言われている。

たしかに他人に自分の弱みや汚い部分、卑しい部分などを正直に話すっていうのは勇気のいることだし、きちんとした人間関係の土台がないと無理な話。
でも自分のことを相手に「話す」ことが本当の人間関係なのか？

最近テレビなんかで、女子高生の会話は不思議だと言っている。会話のキャッチボールが全然出来ていないのである。お互いが「あたしさー・・・」なのだ。
で、お互い自分がしゃべりたいことをひたすらしゃべってるので、本人たちの間では「何でも話せる関係」になってしまっている。
そりゃ読んで字のごとく何でも話してる関係にはかわりないけどさ、それじゃ全くコミュニケーション取れてないじゃん。聞き役ロボットがお互いいるだけじゃん。

最近思うのは「話す」「話せる」ことが人間関係のコミュニケーションじゃないんだよね。（当たり前のことなんんだけど）

相手の言ってることに対して、自分の意思で反応して思いをぶつける。
逆に自分の意見に対して賛成でも反対でも相手の意思で回答、返答、指摘してもらうことが自分にとっては大事なことなんだと思う。

それが出来るようになるためには時間と忍耐力が必要でしょう。正直自分のことに他人が指摘してくることはツライ・・・。うっとうしいし、うるさい。
相手に自分の意見をぶつけるのも嫌われちゃうんじゃないかなぁなんて気を遣ってしまうもの。

でもそれをお互い乗り越えたとき、素晴らしい人間関係が出来るんだと思う。
それは、恋人同士、友情、親子関係・・・なんてくくりはなく、ただ人対人の絆になるんではないかな。

そんな関係が自分の周りで１つでも２つでも増えるよう日々過ごしていきたいな。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう