2004年05月13日
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「世界の中心で愛を叫ぶ」を読んだ。




付き合ってる彼に昔言われたこと。
「たくさん小説を読んで、たくさん擬似恋愛をしなさい」と。

最初言われた時は全然意味がわかんなかった。
何でそんなこと言われたのかもあまり覚えていない。
多分あたしが
「恋愛の仕方がよくわからない」だとか
「段々と感受性が鈍くなってきてる気がする」とか

なんて言ったんだと思う。

それで彼が
「小説読んで擬似恋愛しなさい」
と。
何で付き合ってる人がそんなこと言うんだろう・・・?
恋愛小説なんて所詮ニセモノではないか。
虚像から何が得られるというのか。
と、あたしは彼の言葉を素直には聞いていなかった。

恋愛に教科書なんて無いし、誰かの経験が参考になることも決して無い。ましてや作り物なんて・・・。

あたしは本はわりと読む方だけど、恋愛小説はほとんど読んだことがなかった。自分で買って読むなんてことは全くなかった。せいぜい二十歳の時に父親にプレゼントされた「恋文」くらいしか。


「世界の中心で・・・」を読んで、確かに泣けたし、好きな人が死んでしまうのはイヤだ。


ただ、擬似恋愛という意味では何となく彼の言葉が理解できるのかもと思った。
まぁそれは「世界の中心・・・」が「ノルウェイの森」を販売部数で超えたというのを知って、「ノルウェイの森」を読み始めて気がついたことなんだけどね。

虚構でも、他人の恋愛でも、作りもののお話でも、物語に、主人公に自分の感情を乗せれば違う世界を体感できる。

虚しくなったり、暗く落ちたり、悶々としたり、はたまた微笑んだり、小さな光を見つけたり、喜んだり・・・。
その世界にいる間は物語を少し上から眺めるようにその同じ空気に触れていられる。



そして思うことは、ありきたりだけれども、「大切な人を大切にしよう・・・」と。

あたり前に目の前にいる人が少し違って見える。
実際には何も変わってないし、相手は何も知らない。
ただ自分の虚構の世界での感情が少し震えただけなのに。

人間て不思議。
物語って不思議。
何千年も前からずっと絶えることがない、物語を作るということ。
人間は自分たちを救うために物語を作り、言葉を感情を文章にするのでしょうか。
実際に言葉で救われるというのは日常茶飯事。
本屋にはそんな言葉が溢れてる。

ただ自分が本当に良いと感じられるモノは少ない。
みんなに受け入れられてるからとか、ベストセラーだからとか、そんな薄っぺらい基準で心を震わすものを決めつけたくない。

本当に自分の心が、感情が動くものだけが本当に良いもの。
それが自分の中の本物。
そういうものを少しでも多く見つけていけたら幸せ。





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最終更新日  2004年05月13日 22時40分17秒
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