ミ ソ イ チ

2005年04月08日
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 というわけで大学時の友Rと私、三十路前の女二人が目指した場所は…聖なる河ガンジスと聖なる山ヒマラヤを抱き、古代インダス文明や仏教の始祖ガウタマ・シッダールタを生み、今や10億もの人がひしめき合うあの暑苦しい国…そう、インドへ行って参ったのであります。

 実は私、これでインド4回目。Rに至っては5回目。(しかも今までの3インドも、すべてRと共に行っている)それを人に話すと、必ず聞かれるのが「なんでそんなにインドがいいの?」「インドの何がいいの?」うっ…返答に窮すんだよなぁ…。

 別にインドに何かいいもんがあるわけではない。(と思う)有名な観光名所…例えばタージ・マハルとかガンジス河とか…そういう所は3インド中にもう押さえてあるし、うまい食べ物があるわけでもなく(私、辛いの苦手だし)もちろんショッピングするでもない。広大な国なので自然気候は変化に富み、それぞれが美しく素晴らしいけれど、4回も行くほどの国なのか?と聞かれると…うーん、まぁーねぇ…。

 あえて答えを出すならば、生きてる実感を確かめにいく…ってことかなぁ。痛みや怒り、嘆き…イヤなことばっか、すんげー疲れる!…そういう感情を抱くと、自分が生きてる証拠を感じるし、日本での現状に感謝の気持ちを持てる。…別にMなわけじゃありません。

 なんてゆーか…なんだろうなぁ~。もう染みついてるんだよね、何かが。インドの臭いとか味とか音楽とか、そういうのに触れただけで、一気に記憶があのごみごみしたインドの、ニューデリーの街並みにぶっ飛ぶんだよね。「うわ~!キター!!」みたいな。


メイン・バジャール♪


 ↑参考資料:ニューデリーの繁華街、Main Bazar。またの名をPahar Ganj

 インドって、決して好きじゃないんだけど嫌いじゃない。なんか気になる存在なんだよね、私にとっては。なんか時々ミョーに恋しくなる。「行ったらまた疲れるんだろうなー」と思って行くと、やっぱし疲れる。良くも悪くも期待を裏切らない国。ホントに。

 そんなインドに、また揉まれに行きやしょうかねぇ~20代最後に…っていうノリで、今回のインド行きが決まったわけです。ただ私もRも仕事人ですから、無理矢理有給を取って行くわけで、インド滞在は6日間だけ。7万円弱の飛行機代かけてわざわざ行くにはもったいない気もしますが、それでも久々のインドですもの。にんげんですもの。ワクワク:不安=3:7の割合で、いざ!出発!!


**追加**





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最終更新日  2005年04月13日 21時46分32秒
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