絆を大切に☆あったかい時間を過ごそっ♪

流産　及び　人工妊娠中絶

８／９・・・
お腹から「赤ちゃんが出た・・・」すると　看護婦さんは

「絶食」の札を私のベッドに掛けた・・・。

先生から「流産」という言葉を　聞く前に

手術の準備は　進んでいく・・・。

何もかもが　初めてで不安いっぱい

一人寂しく　朝を迎えた。

あっという間に、手術の準備。

『赤ちゃんがダメになったこと』を

旦那ﾁｬﾝに連絡した。←（これが　一番辛かったな・・・涙で言葉にならなくて）

飛んで　来てくれたけど

言葉を交わせば　涙が出てきて・・・。

二人とも　顔も見ず、会話もしなかった。

（言葉はなくても　残念な気持ちは同じだもん・・・）

今回　『不完全流産』ということで手術を受けます。

承諾書に　私と旦那ﾁｬﾝのサインと印を押し　手術をお願いした。

その紙に「妊娠２ヶ月」と書かれていた　

そこで初めて　自分の妊娠週数を知ることとなった・・・　

「あぁ～こんなに経ったんだ・・・私のお腹に　これだけ居てくれたんだ」って

思うと　また涙・・・。

手術着に着替え　点滴を挿され・・次々　作業が進んでいく

私の気持ちは　置いてけぼり・・・

旦那ﾁｬﾝの顔をチラッと見て　手術室に移動（AM11時頃）

分娩室の前を通り・・・

そこは明らかに『死』の場所を思わせるほど　　

空気が冷たく　冷酷な雰囲気。

いつもの内診台と違って

金属の冷たさが　体を伝わってくる

部屋いっぱいに器具が並べられ　目からの恐怖が

追い討ちをかけてくる！！

手術前に　超音波で子宮内を確認。

やっぱり　お腹は空っぽだった・・・。

この日は　４人手術予定（中には　高校生が２人いた。。。）

部屋は　ドアで仕切るのではなく　そでぞれ見えないけど

空間はつながっていて　音が聞こえてくる！！

私は２番目・・・先に手術を受けている人の

ガチャガチャと器具の音　　看護婦の歩き回る音が

嫌でも入り込む・・・

待っている間の　計り知れない恐怖心！！

私の番になり　麻酔をかけられた「あっ！！痛い・・・」っと思った瞬間から

痛みが遠のき　頭がボ―――――ｯとした。

「○○さぁ～ん　終わりましたよぉ～」と遠くで声がする。

「パンツ履くから　お尻を上げて下さぁ～い」と聞こえ

体は　意外と反応でき、お尻を「グッ」っとあげる

そこまでの　記憶しかない・・・

どれくらい眠ったのだろう。。。目が醒め「ハッ！！」っとここは何処？？っと

恐々　辺りを見回す　　「あぁ・・・ナースステーションか・・・」と

「ほっ」っとしたのと同時に「早く帰りたい！！」という思いが強くなった。

（PM２時頃）

しかし・・・すぐには帰れなかった。

術後　トイレへ行ったが　点滴５００も入ってるのに少ししか出ない！！

その後　またあの内診台へ・・・

超音波で　子宮内を確認。

先生「おしっこが　溜まってるねぇ？！」

「たくさん出た？？？」

私「いいえ・・」

先生「おしっこが　スムーズに出ないと帰れないよ！！」

「今度　トイレに行った後　導尿して100ml以下だったら帰って良いよ」

とのこと・・・

ガ―――――――――（￣□￣||）（；＿；）――――――――――ン

また　ベッドへ帰り　点滴追加　ジュースを飲んで・・・（PM４時頃）

結局　私一人しか残っておらず　あとの３人はサッサと帰ったらしい・・・

麻酔も完全には醒めておらず　旦那ﾁｬﾝに６時に迎えを頼んで

眠ることに・・・。

１時間ほどして目が醒めた。「今度は　絶対帰ってやる！！」っと

意気込んでトイレへ・・・

「良し♪良し♪さっきより勢いも良いし　出た出た♪」

看護婦さんに報告

導尿してもらた♪・・・ん？！看護婦さんの様子が・・・？？？

看「あぁ・・・微妙・・・」っと・・・。

えぇ？？！！なんですとぉ？？？私は　早く帰りたいのにぃ～！！

看「ちょっと　多いかも・・・先生に聞いてくるね」

かなり不安・・・帰りたいから　勝手に服を着替えて待つ（￣∀￣；

随分してから「いいってよぉ～♪」っと看護婦さん！！

「やったぁぁぁぁぁ！！！！！」って手を叩いて喜んだ♪

時計を見れば　５時.....。

旦那ﾁｬﾝに携帯とか預けてるから　連絡できないじゃん！！（￣□￣||）

仕方なく　来るまで寝ちゃいました♪

でも　帰れるウキウキ感で目が醒めて。。。

しばらくして　やっと旦那ﾁｬﾝが来た！！

看護婦さんに　お礼を言い会計を済ませて　実家に帰りました・・・

「今度は　出産でお邪魔します！！」

＊　旦那ﾁｬﾝの話　＊

今回　産婦人科とは　「喜び」と「悲しみ」が同じ場所にあって

「流産」を経験した者にとって　生まれた赤ちゃんを見に来ている

家族を　複雑な気持ちで見ていたと言う。辛かったと・・・。

私が「不妊症」で　通っていた気持ちが　少し分ったみたい。

ピンクたんぽぽ