ほよよんルーム

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第二の性

第二の性


書籍名:決定版 第二の性〈1〉事実と神話
著者名:ボーヴォワール
出版社:新潮文庫


感想:「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」(名言!)
   著者のこの言葉がこの本の内容の総括だと私は思っております。
   ちなみに、この場合の「女」とは、「生物学的な女性」ではありません。
   「ジェンダーでいう女」=「社会的な女(女らしさ)」です。
   私は 小学校低学年の頃から 自分が女であることが嫌でしかたありませんでした。正確にいうと、女らしさを要求されること(「押し付けられた女(役)を不当に感じていました。女らしくすると言う事が、ひどく退屈でツマラナイことに
思えていたからです。そして人から女らしさを要求されるのが とても嫌だった。

   (だけど今は、自分がしたいときに したいだけする「女」をするのは楽しいと思っている。
     だから今の自分は「女」に片足つっこんでいる感じ…)
    性について 色々考えてみたい人にオススメ

   ちなみに私の性別観…女形(演技中)=女
             男でありたいと思う女性=男
             女でありたいと思う男性=女
             自分=どちらかというと女のようだが
                本当は女であるよりも、女でも男でもない
                ただの人でありたい。


点数:
衝撃   ☆☆☆☆☆
読みごたえ☆☆☆☆★
笑い   ★★★★★



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