人生の「快」も「不快」も意識がすべて

人生の「快」も「不快」も意識がすべて

レイキの戦前と現在

戦前のレイキと現在のレイキ


第二次世界大戦前の日本では、手当療法が盛んだったようです。

その中心がレイキとされ、その信奉者は100万人以上もいたそうです。

ところが戦後には一部の継承者を除き、すっかり忘れ去られてしまいました。



戦前ですが、臼井甕男先生の弟子の一人である林忠次郎先生が、
東京信濃町でレイキクリニックを開いていました。

そこへハワイ生まれの、ハワヨ・タカダさんという女性が治療を
受けに来ました。

彼女は心臓・胃・肺・胆嚢が悪く、ハワイで余命はいくばくもないと
診断されていました。大手術を受ける直前、「手術は必要ない。」
との不思議な声を聞き、手術を受けるのをやめました。

その時の主治医が、自分の妹が瀕死の重症だったときレイキで救われた
ということがあり、林先生のレイキクリニックをハワヨさんに紹介したのです。

8ヶ月かかりましたが、ハワヨさんは奇跡的に健康を取り戻しました。

ハワヨ・タカダさんは林先生のもとでレイキを学び、ハワイに帰り
ヒーラーとして活躍しました。



そこからレイキは、ハワイをはじめアメリカ本土・カナダ・イギリス・
ドイツ・オーストリア・インド・シンガポールなど、世界へ広がって
いったのです。

ハワヨさんがレイキ・ティーチャーを養成し始めたのは1978年頃から
です。亡くなる2年前から育てはじめ、22名の指導者が育ちました。



そこから瞬く間に(わずか20数年間の間に)世界へ広がっていきました。

日本では非常に認知度の低いレイキですが、現在世界では数百万人の実践者
がいます。



そして面白いことに、レイキは1985年頃から本家本元であった日本へ
「逆輸入」されました。

1993年になってやっと、ドイツ人のフランク・ペッター氏がティーチャ
ーコース(最上級コース)をはじめました。



日本ではまだまだ知られていないレイキですが、海外では医療の現場でも
かなり知られています。

アメリカでは癌医療の代替療法として脚光を浴びており、イギリスでは医療
保険が適用されています。

また、アメリカの看護大学ではレイキのセミナーを受けると、単位をもらえます。

欧米では、レイキはボディワーカー(リフレクソロジストや整体師など)の
必須科目とまで言われています。



本家本元である日本とは、ずい分違いますね。





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