ps.LOVE

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西日の差す時刻



花一輪 手折ることも恐れた 
幼さ思い出す

ひとり歩く砂利道の音 思い出す

側溝の蓋が 音を立てた場所
思い出す

最中工場のあんの甘い香り
味噌の香り 思い出す

透き通った 赤いプラスチックの首飾り
空にかざして 覗きこんだ事.......
綺麗だなってつぶやいて。

格子戸を思い出す 夕暮れ
オレンジ色と黒い影

西日が差す時刻
切なくて
愛しくて

何故だか君に 逢いたくて





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