グリーンアンドフラワー

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バラ



光・・・日陰で育つバラは、聞いたことがありません。直射日光が大好きです。ミニバラなどは、壁の反射光でも、良く咲きます。

土・・・これが、問題です。基本的に、バラの土壌はPH6.5。弱酸性土壌です。なのに、酸性の強いピートモスに、石灰で中和などと書かれた本が、多数ありますが、わざわざ酸性にして、石灰で中和するなんて、私にはナンセンスです。
基本的に、培養土でOK。土のしまりを防ぐ意味で、おが屑、枯れ葉、ゼオライト、砂などを混ぜれば2~3年、柔らかい土を保てます。排水性と保水性も要求されます。

肥料・・バラの生育は、旺盛です。虫に喰われても、すぐに新芽が生えてきます。
そのくらい、肥料は必要となってきます。土作りとオーバーラップしてきますが、貝殻、炭、少々。私の場合は、灰を大量に混ぜ込みます。そうすると、活着、根張りが良く、成長が早いです。置き肥は緩効性肥料(油粕大玉)を大量に敷き詰め、土をかぶせた後、有機肥料をすき込みながら、植え込みます。

水やり・・・よほど排水性が悪く無い限り、たっぷりとやります。2回目以降は、乾燥したら、たっぷりと を繰り返します。

ガーデニングのコツ・・露地植えの場合は、あまり問題はありませんが、鉢の場合、バラは根から、有機酸を出し、土壌分解をして、肥料を吸い取ります。つまり、根から養分を撮りながら、排泄もしています。毎年、植え替えが必要と本に書かれているのは、いつしか、酸性土壌になってしまうため、土の入れ替えが必要になるからです。植え替えが面倒な人は、1ヶ月に1回くらい石灰を水に溶かして潅水すると、中和されます。土も見る見る痩せてくるので、私の場合、水やりごとに、微量な養分を混ぜて、日々、養分を補充するようにしています。
特に、窒素・カリを気をつけていれば、10年間植え替え無しでも大丈夫です。
花後は、実をつけさせると、養分が取られてしまい、次の花に影響が出ますので、必ず、やや太い枝まで、切り戻して下さい。

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