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2008年05月16日
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これからの季節、半襦袢と長襦袢を着るのはどうしても暑い
だから、半襦袢と長襦袢が一つになった、うそつき襦袢などを着ます。
でも市販のものは、替え袖はあってもおそろいの裾よけがない
下着と同じで上下がばらばらだと、何となく落ち着かない
何より、同じ生地なら、長襦袢を着ているようにも見えます

作り方をまとめましたので、ご参考までに。
自分サイズに作る場合は裁断までがめんどくさいですが、このサイズ通りに作れば、縫うのは簡単ですよ

今日は、裁断~替え袖の作り方までです。
明日は、裾よけの作り方を公開します

星
生地:110cm幅以上の生地 220cm。裾さばきの良さそうな生地で。
この長さは、49cmの袖丈の着物の場合です。
アンティークなど短いお袖の時は、もっと少なくても大丈夫です。
(袖丈+縫代4cm)×2枚分 の長さが必要です。

さらし:これは34cm幅と決まっているようです。ひも部分と合わせて220cmあれば足りますが、5m,10m単位で売っていると思います。

マジックテープ:お手持ちのうそつき襦袢本体がマジックテープで付けるタイプの場合に必要です。

星裁断~印つけ
裁断
たぶん、無駄が少ない取り方であろうと思われるのが、下の図のとおりです。
ただ、柄に上下がある場合、裾よけの柄が左右に流れるようになってしまいます。


生地
生地のとり方

さらし 上は耳をそのまま使うので縫い代なし。
さらし型紙

ひも 2枚とります。ひもはさらしで作ります。生地はめいっぱい使ってしまうので。
ひも型紙

縫代の印をつける。

型紙

裾よけ:家にあった裾よけのサイズで作りましたが、ご自分の身幅や着丈に合わせてサイズは調整してください。
着丈は165cmの私にちょうどいいのでちょっと長めですが、さらし部分を折り曲げて補正を兼ねても良いと思います。
上前は、蹴り出した時などに見えることもあるので、縫代多めの5cmとりました。

替え袖:袖幅35cm、袖丈49cmの着物を想定しています。
ご自分の着物のお袖のサイズに合わせて調整してください。
袖幅がもっと広い場合は、その分裾よけが短くなりますので調整して下さい。
袖口と振りからチラリと見える部分は、縫代5cmと多めにとりました。

星ここからは縫い方、替え袖編です。
慣れないフォトショップを駆使して作った図なので、お見苦しいところはご勘弁を
表がピンク地に花柄、裏が黄色、という生地として作っています。
替え袖の作り方1

替え袖の作り方2

袖口から中の方まで見えることがあるので、この中表の状態で着ます。
(下の写真は、写真用に裏返して外表で撮っています。)
マジックテープは、お手持ちのうそつき襦袢本体に合わせた位置でつけて下さい。
替え袖と裾よけ
もっと良い作り方発見したら、更新しま~す

明日は、裾よけの作り方です。
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Last updated  2008年05月16日 22時37分44秒
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