日本テリア:モアナと子ども達

日本テリア:モアナと子ども達

生食(BARF)Q&A


という方へ、お助けあるいはヒントになるような情報を紹介できればと思います。

手作りご飯は、思っていたより簡単、というのが大方の感想だと思います。でも、今までフードさえあげれば栄養バランスだって、量だって、それで済んでいたのに。。。と感じる方だっていらっしゃるでしょう。

また、実際に挑戦してみて初めて「?」が出て来ることもあるかと思います。

そんな方達に、モアナ母ちゃんの体験やセミナーで得た情報などから、少しでもお手伝いできればと思うので参考にしてみてください。

なを、生食の基本(食材や量、肉、骨、野菜の割合など)は本村獣医師の著作や、英語ならビリングハースト博士のBARF Dietに出ていますので、そちらをご覧になってくださいね。

Q1: 生食にしたら、うんPの量がすごく減った。これって、ごはんの量が少なかったのかな?
→うんPの量は、食べた物の量ばかりでなく、ごはんの「質」と「消化吸収」に関連があります。

フードの場合は、大抵穀類が多く含まれます。また加熱加圧加工してあるので、食材の持つ酵素は大抵のフードには含まれません。これが、便の量の多さに繋がります。つまりあまり消化吸収できていないと便の量も増えます。

生食の最大の長所は、食材が持つ酵素をそのまま摂取できることです。これにより、犬猫は食べたものをよりよく消化し吸収することができるようになります。また、生食では穀類の量が少ないこともあって、便の量はフード時代に比べて減ります。

Q2: 生骨を食べさせたら、ウンPの中にそのまま出て来た!/ウンPが白く変色して、とても固い。大丈夫?
→体重に比して骨の量が適当かどうか、本で確認してみてください。多すぎると上記のような状態になることがあります。

量が適切なのにウンPに出て来たりして消化できていないサインが見られる時は、自然塩(岩塩や海水塩)をご飯に少量混ぜて様子を見てください。犬の胃液は人間に比べるとかなりの強酸ですので、本来骨の消化や生肉の殺菌などは問題ないのですが、手作りご飯で塩分が不足すると胃液が薄くなります。胃液は塩酸ですので、あまりに塩分がたりないとアルカリに傾いてしまうのです。

犬に塩を与えてはいけない、というのは「犬は低塩でも大丈夫」という研究結果を誤解した結果のようです。動物は塩がなければ生きては行かれません。野性の肉食獣は、獲物の血液から塩分を摂取しますし、草食動物は岩塩や海水塩を舐めて摂取しています。
気をつけなければならないのは、塩分の過剰摂取であり、塩分ゼロではありません。

Q3: 生食にしたら、ウンチの形はあるんだけどどうも柔らかく(下痢ではありません)なりました。これって大丈夫?
→繊維質が多いもの、芋類などをご飯に加えればウンチはしっかり目になります。

つまり、ウンチの形を形成するのに、ある程度繊維質も必要らしいです。穀類が多い食事を与えていると、完全生食(骨、肉、野菜のみ)の場合より、ウンチはしっかりとした形とある程度の硬さがある「見栄えのよいもの」が出ます。


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: