2012 年 5 月 21 日 朝方の悪天候心配も吹っ飛び
金環日食が日本列島の広範囲で見ることができた
表日本だけで 東京では 173 年ぶり、
広域ショーは平安時代以来 932 年ぶり という。
6 時 19 分から始まった 1000 年に一度の天体ショー
雲の多いお天気ではあったが、幸運がめぐり合わせた
丸い太陽が右上から少しずつ欠けていき、
朝 7 時 31 分から 37 分までの 6 分間
見事な金の指輪に変身した 。
大宇宙の神秘な世界にすっかり魅せられて
しばしの間うっとり状態が続く
事前の予測時間が正確だったことは
今更ながら科学の進歩に驚くのだが
大自然の生命エネルギーの源である太陽
半径は 69 万 6000km で、地球の約 110 倍
質量は地球の約 33 万倍もあって、
地球から 1 億 5000 万 km の遥かかなたにある太陽
地球には昼と夜があって
地上の生物は活動と休息を交互に繰り返すけれど
太陽は一瞬の時も休まず、いつも煌々と光り輝き続けている
せめて月に隠れたこの瞬間位、
こっそり休めばよいのに、 と思うのだが
そんなずる休みを絶対しないばかりか、
金環日食で人々を喜ばせてくれる太陽
大宇宙のすべてのものに生命根源のエネルギーを与え続けて、
今、その恵みを受けて我が命も息づいている
『太陽さん ありがとう』
そんな感動と感謝が心の底から湧き上がる貴重な体験だった。
次に見られる金環日食は 300 年後の 2312 年 だそうだ
何代か先の子孫が今日と同じような宇宙ショーを
楽しめる平和な社会がずーと続くことを願って止まない。
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