マルスの遺言

マルスの遺言

バカの壁 2.イスラム



7,8年前のことだが、もうそのとき彼らはすでにアメリカ(西洋)式「資本主義経済」の欲にどっぷりとつかっていた。

彼ら曰く、金が彼らの権力であり、それを稼がせてくれる”らくだ”が彼らの神である!と言い切っていた。「俺はそのらくだからパワー!をもらっているんだ!!俺には大きなパワーがある!」と。

エーリッヒ・フロムの「悪について」という著書に、悪はパワーに固執すると書いてある。彼は異常である。

こういう人物に大学のときに出会ったことがある。彼は子供じみていて、権力欲に異常な関心を見せた。自分はすでに権力を手にしていると信じ込んでいてそのように自分勝手に行動をした。周りがもうすでに目に入らない様子だった。

このような人物はどこにでもいる。アメリカにもイラクにもだ。ましてや日本にいるのだから・・・。アメリカに?まさにブッシュがそうだろう。子供じみている。

ここに小さくも、「大きな」壁があった。

(断っておくが、私の会ったインドネシア人のイスラム教徒はすばらしく控えめで、他宗教との共存をモットーとしていた。彼にはユーモアもあり、平衡感覚の備わったすばらしい人物だった)


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