マルスの遺言

マルスの遺言

意外に世の中シンプルにできている



しかし、真実は”シンプル”であるがゆえに表層は”複雑”に現れるのがこの二元論の世界。

シンプルに生きるということは、実は仏陀の言う『悟り』の境地なのです。

仏陀は、実は、単純に「人生で苦悩することなく、人が生きやすい生き方を説いただけ」。しかしその真理は、彼が言った通り一般にはなかなか分かりにくい物。

・・・掴んだと思ったら消えていくもの。

だからこそその真理は単純なことなのだ。

なんで気づかなかったのだろうという物であり、永遠に理解できそうにないなぁという物なのだ。

私が思うに、経験上、けっこうお金持ち、あるいは上昇志向の人たちの中には、この真理を知ってか知らずか、少なくとも実行しようと努力している人たちが多いように思う。

貧乏な田舎の人はそうじゃないというわけではなくて、そういった人たちの方がそれを『知っている』のだ!

仏教でも「貪る」正義のためではなく自分の損得のために、「怒る」、知らないという意味の「痴」は、三毒であるとある。

知っているだけでも違うものなのだろう。

やはりそういった人たちに幸福は降って来るのだろうか?





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