ももちんの心の旅

ももちんの心の旅

ありがとうは魔法の言葉


ありが父さん、ありがとうございますv^^v

声楽家 中島啓江(なかじまけいこ)さんのケース

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中島さんは小学校の頃、女子からは無視され、男子から机の中に虫を
いっぱい入れられたり、おなかをけられたり、鼻血をだすほどのすさ
まじい暴力を受けていたそうです。

そんな学校を転校することが決まり、楽ではない家計の中から、お母
さんは転校する日にクラス全員に渡すための、鉛筆、ノート、消し
ゴムの三点セットを用意してくれました。

そしていよいよ転校という日の前夜。

お母さんは啓江さんにこう言いました。

「いいかい。これを、ありがとう、と言いながら一人一人に渡すんだよ。
イジメっ子たちとも、目を見て、ちゃんと笑顔でお別れをしなさい。そう
すれば、すごくいいことがあるから。」

イジメられていることは、お母さんを悲しませないために伝えていま
せんでしたが、お母さんは知っていたのです。

当日、転校が皆に伝えられると、教室が静まり返ります。

そこでお母さんに教えられたとおりに、笑顔で「ありがとう」と言いながら
三点セットを一人一人に手渡していきました。

突然のことに、最初は驚いていたクラスメートでしたが、「手紙書くから」
「がんばってね」と、優しい言葉が返ってきました。

そしてついに、一番イジメていた男の子の順番になります。

これまでイジメられてきた悔しさと怖さで胸がいっぱいになり、泣き出し
そうになりました。

でも、お母さんの言葉を思い出し、がんばって笑顔で「ありがとう」と
言いながら三点セットを渡しました。

すると、突然、その男の子が「今まで、ごめんね……」といって泣き出し
たそうです。

そしてその次の子も、その次の子も、イジメていたクラスメートが全員
「ごめんね」と泣きながら謝ってきたそうです。

啓江さんも押さえきれずに泣きました。

その時に「ありがとう、と言えば、すごくいいことがある」というお母さん
の言葉の意味がわかりました。

皆にお別れを言って、校舎を出ると、お母さんが待っていました。

啓江さんはお母さんに飛びつき「ありがとうって言えたよ!イジメっ子
たちが変わったんだよ。ありがとうは魔法の言葉だね!」と興奮して
報告をしました。

お母さんは笑ってうなずいているだけでした。

その出来事を機に啓江さんは変わっていき、自信もつき、新しい学校では
積極的になり友達や先生に恵まれ、高校では、歌に出会うことができました。

中島さんは「ありがとう」という魔法の言葉で救われて、歌手として「あり
がとうの言霊」を「音霊」に乗せて多くの方に伝えることをお役目として活
躍されています。


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http://plaza.rakuten.co.jp/arigatou39/diary/200702160000/#comment


この時の私のコメントへのありが父さんのお返事、忘れないように
ここへ書いておきたいです。

「恨む心、憎む心を捨て、相手に感謝の波動を送ると、相手の持つ本来の
やさしい心があらわれてくるのかもしれませんね。」




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