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November 10, 2011
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カテゴリ: 歩き遍路88

R31線を左に入り、歯長峠を目指していよいよ歩きへんろ道を登る。

最初は緩やかな山道も段々足元が悪くなりかなり応えるが、歩き始めで調子が出ていないのに、足が軽くて急ぎすぎましたぁ。

車道に出たところで、一息付いたら両足のスネがつりだした@@ ツル、ツル~痛。

鼻長峠までは、あと標高180m登らないと・・・気が焦る。

でも、男へんろさん (不動さん) からブレーキをかけられました。

「その足で峠は無理だよ。

ましてや大洲まで歩けるかどうか・・・歩くことにこだわらない方がいいよ。」

P1060581遍路の墓.JPG 歯長地蔵

峠への歩き道は諦めて、遠回りになるけれど 鼻長隧道 を抜けて車道を下ることにする。

足をダマシ、だまし。

不動さんこそ、予定外の山道でかなり辛かったはず・・・汗がしたたって、息が切れている。

41番42番を打ったら、また<務田>に戻って宇和島から松山のホテルに戻る予定だったのに、 何がお気に召したのか?  このまま一緒に歩きたくなったのだそうで ^^*

大きなリュック(10キロ位?)を背負ったまま 山道を歩くことになってしまったのです。

P1060583明石寺へ.JPG ここから坂^^;

肱川を渡ると卯之町、民家が見えだしてくる。

鼻長峠を越えてきた男へんろさんと合流して、三人で明石寺をめざします。

地図では町中にあるお寺のように思えたけど、チョッと登る、この頃に足はずい分楽になっていた。

不動さんは山中のへんろ道で、大きな荷物二つと動けなくなったあたしを  どうやって運ぼうか 、内心困っていたそうです(照;)

P1060586山門.JPG 明石寺山門

♪43番 明石寺♪ 天皇の勅願により円手院正澄という行者が開基、天平年間には修行道場として発展。のちに弘法大師が訪れて法華経を納めて伽藍を再興して霊場とした。武士の帰依が篤い。「めいせきじ」は地元では「あげいしさん」と呼ばれている。

P1060588本堂.JPG 本堂

左右が反り返った唐破風造りの屋根の重厚な本堂と山門。

緑豊かな境内、静けさが更に俗界と離れているようだ。ここでも梵鐘を一突き。

P1060589賽銭箱.JPG 掘りごたつ式

本堂も大師堂も、この賽銭箱。このタイプは見たことないなぁ~^^

お賽銭がいっくらでも入るし、盗人が来てもこれなら まず!大丈夫。ともすれば、牢屋になったりして(笑)

P1060591梵鐘.JPG 山里に響く~♪~

奥さんの供養をしている男へんろさんは中町の 老舗・松屋旅館 に宿をとれた。時期外れだと宿も簡単に取れるんだね。

私もここを予定したけど、区切りの都合でもうひとつ峠を越えた先の大洲の <ときわ旅館> に予約をしていた。

不動さんは卯之町駅から特急で松山に戻り、道後の ホテルに連泊 する予約をとっていた。 リッチだなぁ。

「女性はホテルに連泊してバスや電車を利用した方が安全だよ」とすすめられるが、丁重にご辞退、オバハンは結構図太いんですよ。

三人は中町で別れる。16:00

P1060595宇野町.JPG 中町(宿場町)

宇和島バス卯之町駅で大洲行きバスの時間を確認すると、18時頃まで・・・無い><。

U~ん、約2時間か。行けるとこまで歩いて、途中のバス停で乗ろう。

宇和島街道の宿場町として栄えた町の中心にある中町には200m程の古い町並みがある。

3時頃、この辺りの店でお茶でも♪^^ のはずがそれどころじゃないよ。

もぅ、人気もなくて店も閉まっている(苦笑)

P1060603鯉.JPG ときわ旅館

4時半に旅館から電話がかかり、宿泊と現在地の確認をされる(恥^^*)

もうすぐ陽が暮れる・・・若旦那がお迎えに来てくれる・・・忙しい時間帯にスミマセ~ン、ペコリ。

この先大洲までは車道を歩いても あと15km以上はある。

こんなに暗くなっても歩道を進む女の白衣姿は目立つ、とほほ。

北に向かって車と会う所まで歩いていきます!!

P1060599ときわ旅館.JPG 太刀魚♪美味

三代目の車に拾ってもらって、暖かい車内でゆられていると眠気が襲ってきた。

鳥坂隧道あたりは明かりもなくて、ここを越えるのは、やっぱり能力以上の距離だった。

観たかった大洲城も おはなはん通りや 明治の家並みも、真っ暗でどの辺りかさえ判らない。

P1060601お接待.JPG 宿のお接待

宿に着くと6時、もぅ夕飯が広間に並んでいたので、お風呂はあとにして、皆さんといただく。

歩き遍路は 優しい先達さん ノッポさん と私、あとは車遍路のご夫婦の5人。

一代目が建てた宿は昭和の匂いがする建物だけど よく手入れがされている。

二代目旦那さんは見えなかったが、大奥さんが赤ちゃんをおんぶして上の子との面倒をみて、若奥さんと三代目で切り盛りしている家庭的な宿だ。

若旦那は歩きへんろをなさっているので、夕食後、一緒に遍路の話に加わってきてくれる。

上のお遍路セットも自ら体験した若旦那のみんなへのお接待。

1日目   H23.11.2  晴れ   出発 11:00  到着 18:00

                       距離 34km (歩き 17km  車 17km^^;)

                       宿   大洲  ときわ旅館 






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最終更新日  December 5, 2013 09:28:12 PM
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