オアシス モモ

オアシス モモ

新潟県知事へ


昨年の大震災、年末からの豪雪 心よりお見舞い申し上げます。

震災直後に、ボランティアに行かれた知人からの縁で、
名古屋に住んでる一主婦が、遠い所からでも、何か出来る事があればと、
微力ながら、HPで、支援の呼びかけを続けさせていただいています。

マスコミ報道も 少なくなり、現地の様子、被災されてる方の声を見聞きしなくなってから、
募金を呼びかけることしか出来て無くて
『実際に被災されてる方々の声、思いを聞かせて頂くのは出来ないだろうか?』 と 思案していて、
いろいろな方のHPや、ブログを拝見していくうちに、
小千谷にお住まいの方が書かれてるブログや、
今も、ボランティアとして支援されてる方々のブログを知りまして、
震災地域の情報を今もネットで配信してくださるのを、毎日拝見しています。

地震で大きな被害をこうむった上の「大雪」で、
日々、雪のことで頭がいっぱいの日々をすごしておられます。

小千谷に住む友人は、
『みんな「雪が・・・」「雪で・・・」と生活すべてが雪に覆われています。
少しは落ち着いたけど、まだまだ闘いは続いています。
雪の捨て場がなくて。重機扱える人手がなくて。
雪下ろししてくれる人がいなくて。渋滞で仕事にならなくて。

家族と家を守るために気が気じゃないです。
助けてください。』

そうおっしゃっておられます。

小千谷だけでなく、長岡の方々も、山古志の人々も、そうだと思います。

ただ、マスコミ報道もされず、報道されても、ごく一部の人です。

2月になって、ようやく小千谷に雪害対策本部が出来たと知りました。

今迄になかったの?ってビックリしました!今年の雪は格別なのは理解できますが、
昨年末から、今年はじめ頃、大雪が降ったときに、出来てなかったのか?と思いました。

市や、県の関係者の皆様も、毎日毎日、みなさん雪かきと停滞に苦しまれてるのではないでしょうか?

『新潟だから、雪国だから仕方ない』と思っておられるのかも解りませんが、
19年ぶりの大雪でしょう?

『対策本部を作るにはそれなりの積雪量がないとできない』としても、
昨年末、山古志で、雪の為に、何軒も家が倒壊したりした時に、
県内の被災地域の雪深くなる所には全て同じことが考えられたのではないでしょうか?

新潟県がSCOP2005で、除雪ボランティアを募集し700人が登録されてるのも初めて知りました。

市町村から要請がないと県は派遣できないのですか?

住民はみなさんご自分の家や、勤め先それぞれでみな一生懸命です。
「通常の生活」をさて置いて「雪」と格闘してみえます。
目の前のことに対処するだけで、必死なのではないでしょうか?
雪下ろししたくても出来ない、妊婦さんやお体の弱い方、いろいろな方がおられます。

住民の皆様は、我慢しておられるのではないでしょうか?

県や市は、実際に 様子を現地に見に行き、住民の生の声を引き上げるのが役目なのではないでしょうか?

県や、市側の皆様も、それぞれ家庭があり、震災後に降りかかった膨大な用件をかかえ、本当に大変だと思います。。

新潟の県内だけで、なんとかしようと思ってがんばっておられるのかも解りませんが、もっと県外に声を上げて、人手と除雪機械を増やすことは出来ませんか?

先日、西日本でも雪が降り積もった時、どこかのHPで
『子供達が、久しぶりに見る雪で、雪だるまを作ったり、雪遊びをして楽しく遊んだ』というコメントを見て、
雪に触れる機会の少ない地域と、雪との格闘を強いられてる地域。

需要と供給じゃないけど、雪国で雪の持って行き場が無い雪を、
雪を知らない、雪と触れ合う機会のない地域に運んで、雪を知ってもらうことは出来ないのか?と思う様になりました。

何年か前ですが、雪のない沖縄の学校に雪をプレゼントしたというニュースが流れてたのを記憶しています。

どういうシステムで、どういうふうにしたのか解りませんが、
雪で困ってる地域と、雪が無く、雪を知らない地域、
こういうときにこそ、お互いがお互いを知るいい機会に出来るのではないでしょうか?

一件が出来ないなら、国に要望して、雪を運ぶことは出来ないでしょうか?

昨年末、長野でも、雪下ろしをしていたご夫婦が、雪に潰されなくなられてしまわれたと、ニュースで聞きました。

新潟県中越地震・雪氷災害調査検討委員会のHPを知って、
新潟、長野の以外でも、様々な被害が出ているのを 知りました。

震災発生当時、全国から、ボランティアが駆けつけ、人のぬくもりで、多くの力が発揮され、ボランティアネットワークを立ち上げ、今も活動つつけているところもあります。

私が入らせていただいて、陰ながら応援させて頂いてる、暁ボランティアネットワーク http://akatsuki-vn.org/ も、その一つです。

まったくの個人の集まりですが、現地に行って実際に動き、現地の様子を伝えてくださっています。

【困ったときはお互い様】
そういう気持ちは、個人個人の間だけでなく、市や県の枠を越え、発揮されるべきではないのでしょうか?

そうやって、震災発生当時、災害発生当時の困難を乗り越えてこられたのではないでしょうか?

「除雪」及び「雪の廃棄」を“他県”に、国に、要請を出していただけないでしょうか?
もし、もうそう行動されてたら、お許しください。

私の友人から、
『震災発生当初、色々な所に「物資支援」の要請を出したけど、
「新潟県から要請がないから・・・」そんな言葉が多々返ってきた』と伺いました。

初めてのお手紙で、ぶしつけな話かも解りませんが、
今の雪国の状況を、なんとか出来ないかという思い 心からの願いを、どうかお汲み取りください。

本当に、住まわれてる方々が、少しでも 辛い思いせずに暮らせるようにして欲しいと願います。

小千谷の友人から、小千谷新聞社が『小千谷を襲った大地震』という本を 発行されたと聞いて、送って頂きました。

テレビや、マスコミで流れてない、多くの被害を知ることが出来ました。
遠くで何も出来ない私が知っても仕方ないかも知れないですが、
少なくとも現実に起きた状況を、写真でしかないけど、目で見て知って居るのと、居ないのとでは違うと思って買って送って頂きました

一日も早く、復興した小千谷や、新潟の姿が見れるように、心底祈っています。。

どうかこれ以上、雪で尊い命がなくなることが無いように、悲しいことが起きません様に、心から祈っています。


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