朝の電車はにぎやかです。
ボックス席(向かいあった席)を埋めてぺちゃらくちゃら話してますから。
メンバーは固定。
まず、私こと百瀬。
友人の水無月
その弟君
そして友人の友人である友人A(名前知りません。)
+αで水無月のお姉さんです。
さて、このメンバーで話しているのです。
ちなみに水無月兄弟は私の仲間です。
ノンジャンルで話合える人々です。
おかげでオタク濃度が高めになっております。
こんなメンバーですから、ある日ちょっと気になった。
友人水無月の友人である友人Aはどういった関係のお友達なのか。
オタなら良いのですが、違ったら……(別にどうする気もない)
聞いてみました。
私「なぁ、ちょっと聞いてええか?」
水無月「何?」
私「あの友達とはどういった絡みでの友達やねん」
水無月「どうって、 普通の
友達。三年間クラス一緒なだけ」
私「…… 一般人
か」
水無月「そう。一般人」
私「で、オタクとかに理解はあるのか?」
水無月「いや」
注)確認していないだけだと思われ。
私「……ということはカミングアウトしていないんだな」
水無月「まぁな」
ここで私、なんか言っちゃいました。
私「よし、今日せい!」
水無月「なんでや!」
私「んなもん 友人A
のためやろ。これから長い付き合い(一年足らず)になるんやで」
水無月「 友人A
って言うな! なんでカミングアウトせなあかんねん」
私「あのなぁ、こんな 局地的にオタク濃度の高い場所
で過ごすことになるんやで?」
水無月「確かに集中しとるけど濃度って」
私「当社比3~4倍やん。しかも 毎朝
」
水無月「……否定はせんけど」
私「そしてこっちも容赦なくオタッキーな会話してるやん。声優がどうのとか、○○が可愛い! とか」
水無月「……(否定せず)」
私「そんな 謎めいた会話
しとったらいつかはバレるやろ」
水無月「そりゃそうかもしれんけど」
私「いや、もうバレてる」
私「ていうかバラす」
水無月「やめい! 私だって 普通の友達一人くらいは欲しいねん
」
私「そして染めるのか」
水無月「染める気ないわ!」
私「まぁ、分からんことはないな。私も昔おったから」
遠い目で水無月を見つめる私。
何かに気づいた水無月。
水無月「お った
、ってなんで過去形」
私「おったなぁ」
指差し確認。
水無月「って私かい! 普通の友達だったって!」
私「じゃあなにか。 現在進行形で普通の友達
なのか?」
普通の友達だ! と言い張ったら容赦なくはったおします。
私「だから過去形でええねん。洗脳済みの友達よ」
水無月「まぁなんか釈然とせんけどそういうことにしとくわ」
友人Aがグロッキーなのを良いことに濃度の高い会話を繰り広げました。
ちゃっかり怪しい本の貸し借りもしましたし(非エロ・18歳未満閲覧禁止)
水無月よ、隠す気って絶対にないだろ