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桃太郎715

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October 23, 2024
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テーマ: 読書感想文(734)
カテゴリ: 読書
またまた児童文学を読んでいる。お薦めリスト作成のため、分担して持ち帰り、読んでいる。私は勤務日数が少ないのと、児童文学が大好きなので割り当ては多め。

今日の「ぼくの色、みつけた!」は色覚に障がいを持った男の子の物語で、人によって色の見えかたはこうも違うのかと改めて勉強になった。

この子のお母さんはもともと美術を勉強していたのだが、妊娠、出産をきっかけに夢を封印する。そしてこどものために一冊の絵本を作った。

その絵本ではララ(夢、やりたいこと)を追いかける人たちがたくさん出てくる。

ダンスだったり、登山だったり、音楽だったり、小説書きだったりする。主人公の女の子もララを追い求めようとするが、最終的には「子育てが私のララ」と自分を納得させるという筋書き。しかし、男の子は釈然としない。自分を生き甲斐にされてしまうプレッシャー、色覚に障がいがあるから可哀想と思われることの抵抗。

そしてこの男の子は自分に見える色で絵をかきはじめる。自分の色を見つけて繊細な絵を描いていく描写が素晴らしかった。この子は自分のララを見つけたのだ。そして、母親にも、自分ではない夢を持ってほしいと願う。母もまた絵に向き合い始める。夢に…ここではララと呼んでいるが…年齢は関係ないのだ。

確かにこどもは生き甲斐になる。幼いうちは何よりも優先したくなる。しかし、大きくなるにつれてそれはこどもにとっては重たくなるのだ。

それにしても、私にとってのララって何だろう。

今はジムに通うことが多いが、それが夢かと言われると首をかしげたくなる。



書いたり読んだりするのは大好きだが、自分に論理性が欠けていることはわかっているし、空間認識能力が低すぎて情景描写も苦手だ。つまり、立体的には書けないのである。

動物は大好きだ。私は犬や猫に育てられたようなものである。しかし、これもララとは違う。

娘に至っては完全に自立されてしまったし、寂しくてもそれは喜ばしいことなのだ。私は重たい親になりたくない。

還暦過ぎても自分が本当にやりたいことはよくわからない。もっとも、やりたいことが必ずしも上手くなくてもいいのかなという気がする。

自分が好きかどうか、それをしていると胸がときめくかどうか、それでいいような気もする。

今は児童文学を読むことが楽しくて仕方ないので、とりあえず、流れに身を任せよう。





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Last updated  October 23, 2024 12:12:28 AM
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