幻の猫

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2005年02月07日

(2)

テーマ：猫のいる生活(139214)

カテゴリ：ねこ

ベッドで本を読んでいたら、猫たちが部屋に入ってきた。

寒いからベッドの上に来て欲しいのだが、手を伸ばせば向こうに行ってしまう。
そういうつもりなら、これは、どうだ？　―――っと、布団の中から「にゃ～」と言ってみた。

ぶっちゃんの耳が、ピクンと動いた。
（おっ、反応がある）
続けて、猫の声を真似て「あ～」と言ってみた。
ぶっちゃんの頭が起きた。横のしゃとらんの耳も動いている。
気をよくして、続けて「な～、にゃ～」と言ってみた。

「おかしいなぁ、どこに猫がいるんだろう？」
ぶっちゃんは、目を丸くして、ヒゲをツンツンにさせている。声がもう一度しないか、周囲をキョロキョロ見回している。
「みゃ～、みゃ～」
ぶっちゃんの期待に応えて、また布団の中で鳴いてみる。
ぶっちゃんがいきなりダッシュして、布団の中を覗き込みに来た。

もちろん、見知らぬ猫などいない。
ちょっとかわいそうだったが、あんまりおかしいので、猫がこちらを見ていない隙に、もう一度、鳴いてみた。
「絶対に、他の猫がいる！」
三匹はそれぞれに、捜索にかかった。
順番に、ベッドの隅まで探しに来るが、見つかるわけはない。
「変だなぁ」

それにしても、私の鳴き真似、うまかったのかなぁ？

------ちょこ、投薬大作戦----の続き

やっぱり、こねことの二人では無理でした。二回トライして、最後はご飯に入れてみたけど、やっぱり、上手に避けられてしまいました。
なので、おとうさんの帰宅を待って、役割分担を変更。
こねこが両前足押さえ係、お父さんが口開け係に。

口を開けるには、後頭からしっかりホールドすることが大事ですが、こねこの手はまだ小さいのです。
薬が一回分、無駄になったけれど、本日も投薬完了。
ちょこの受難は、もうしばらく続きます。

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