MOTOの映画三昧

2006.7月の映画

★ハイジ★

出演
エマ・ボルジャー
マックス・フォン・シドー
ジェラルディン・チャップリン
ポーリン・マクリン
ダイアナ・リグ

ハイジはアルプスの少女ハイジなどアニメで超有名な名作なのでストーリーはともかく。
この映画のハイジ役のエマ・ボルジャーだが、辛い、悲しい、耐える…その中でもいつも優しい～というイメージからすると、ややぽっちゃりでどことなく愛嬌のある顔立ち。
笑顔がまた一層ほんわかさせられる雰囲気だがどうもハイジっぽくないとは言い過ぎだろうか。

ラストはちょっとあっけなく終りか～という印象。
クララが奇跡的に立ち上がって歩く…締めとしてはもう少しインパクトのある終わり方を期待したが。

話はそれるが、この季節の映画館、それも観客の少なめの館内は最高。
バッチリエアコンは効いて、しかもとなりに客がいないとくれば、つい腕を伸ばしてリラックス。
そのうちいい感じに上下の瞼は仲良くなったり。
しかし一歩外に出ると厳しい現実が待っていることには間違いない！

★ハチミツとクローバー★

製作年度 2006年
上映時間 116分
監督高田雅博
出演もしくは声の出演櫻井翔、伊勢谷友介、蒼井優、加瀬亮、関めぐみ

原作は羽海野チカでコミックを映画化したラブストーリー。
美大へ通う5人の恋愛物語、美大が舞台と言うことで雰囲気的に一般人にとっては「よその家にやってきた」的な雰囲気だ。
実際、キャストは最後のエンドロールで確認、さらにオフィシャルサイトでさらに確認だった。
内容はさほど興味深いとは思わなかったがエンディングテーマを聞いたときになるほどと思えるスピッツの有名作でなっとく。
この曲には好感をかんじていたので何ともいえない身近さをかんじた。
若い子たち向けには間違いないが「絵」の観点からと美大の空気は十分にあんなんだと違う世界を見た気がした。

★サイレントヒル★

製作年度 2006年
上映時間 126分
監督クリストフ・ガンズ
出演もしくは声の出演ラダ・ミッチェル、ショーン・ビーン、ローリー・ホールデン、デボラ・カーラ・アンガー、キム・コーツ

ホラーだが一方では「物をいい含める」と言うか教えを請うとは言い過ぎか、ヒューマンもかなりの割りで入っていた。
結構観客も多く、この手のものは受けるんだ～と思いながら観ていた。
特殊効果を駆使する場面もあるがさほどホラーっぽくは感じずに、それよりラダ・ミッチェルのお色気にうっとり。
こりゃ失礼。
白バイの女性警官ローリー・ホールデンのあやしげな匂いを感じさせる行動はどちらか…、刑事のキム・コーツも頼れる味方…など、このあたりの関係も微妙に雰囲気を盛り上げている。

★LIMIT OF LOVE海猿★

製作年度 2005年
上映時間 117分
監督羽住英一郎
出演もしくは声の出演伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、大塚寧々、吹越満

前作は海上保安官の潜水士となる新人たちに起こる訓練中だったが、今回は鹿児島（第10管区）に転属一人前になった大輔。
大型フェリーが火災沈没という事故。
CGもかなり全体とのマッチングがよく仕上がっていたと思う。
今回は海上保安庁の全面協力を得て作られたとあってスケールも大きい。
絶体絶命かと思わせるシーンももう一度おいしい部分か。
ただ恋人の伊沢環菜（加藤あい）が横浜から一人車を走らせて鹿児島の大輔の下へ会いに行くという設定は多少無理も感じたりするが。

しかしダイビングのシーンはキャストがすべてやったというから結構頑張ったんだな～というところ。
後から知った訳だがそれなりに緊迫感があったように思う。
感動物としては結構高得点をとれると思う。
大塚寧々と吹越満が最後まで乗客としてからむが、二人の立場もストーリーの中ではキーポイント。
ほとんど海水にまみれるシーンといっても良いくらいだが、製作段階では大変だったとそちらに興味が向いた。
そういう意味から言えばいろんな見方ができるものだった。

★Ｍ：ｉ：３★

製作年度 2006年
上映時間 126分
監督 J・J・エイブラムス
出演もしくは声の出演トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ヴィング・レイムス、マギー・Q 、ジョナサン・リス＝マイヤーズ

トム・クルーズもよく頑張っているな～という感想、すべて自分でやったという話だが。
アクション好きには言うことはない、じっくり楽しめて爽快感満載だ。
車などふんだんに資金をかけたものして、ため息のでそうな場面も多い。
簡単に壊してしまうとは…
トム以外の役者はどうかというと、イマイチ印象に薄く、やはりこの映画はトムオンリーだった。

★カーズ★

製作年度 2006年
上映時間 122分
監督ジョン・ラセター
出演もしくは声の出演オーウェン・ウィルソン、ポール・ニューマン、ボニー・ハント、ラリー・ザ・ケイブル・ガイ、チーチ・マリン

すべて車だ、それが人間の動作をするのはよくできているし、ほんわか、感激する場面もあり、子供向けにはもちろんいいが、大人も見ておいても損はない。
車も忠実に描かれているし、年代なども分かる人は分かる車が出演する。
それぞれ個性がよく出ていて動作、表情などどれを見ても温かい気分にさせた。

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