縁起について

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ぷっちーもちゃん

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2007.03.20

ブッタが菩提樹の下で縁起を悟ったあとを

そこから四法印が生れたと推測しています。

一切皆苦・・・それは永遠不変を願う執着から苦しみが生れる。
　　　　　　　幸せならその状態が永久に続くことを願う気持ち
　　　　　　　健康なら永久に健康を願う気持ち
　　　　　　　究極には死にたくない気持ち
　　　　　　　不変永遠を望む執着心こそ苦しみの根源

諸行無常・・・しかしながら縁起の法則に従えば永遠不変はありえない

諸法無我・・・無常を知れば、永遠不変の魂とか自我なぞないことを
　　　　　　　理解することができる

涅槃寂静・・・上記を悟り、永遠不変なるものがないことを知れば
　　　　　　　執着の炎が消えて、涅槃の境地にあり真の幸福の境地に
　　　　　　　至る。

ベースなるのは縁起の法則。

全ては単独で存在できすあらゆる全てはお互いの関係性の中においてしか
その存在を証明することができない。ゆえに永遠不変なるものは存在しない。

これがブッタの悟った真理の根幹をなすものと思います。

しかしこの悟りもブッタ入滅後500年しかもたずに

この世は縁起の法則に支配されているが、

あの世とこの世の二元論になりました。

これでブッタの教えが、ブッタの否定したバラモン教に
先祖帰りしちゃったわけです。

バラモン教は、人間が過去世の行いが
今世でバラモンかスードラを決めると言ったのに対して

なると言った尊い教えは500年しか持たなかったんですね。

ですから本来縁起の法則は次元を問わず全てを内包していたのに
人間の永遠不変不滅を求める執着心が、あの世という縁起から外れた世界を
妄想しちゃたんですね。

このあの世だとか過去世とか不滅の魂こそ究極の執着だと思いますよ。

ブッタの教えは真実に近い分だけ受け入れることが難しいことを痛感します。

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