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今晩は~
さて、毎日介護の話とか自分の体調不良の話ばかりでスミマセン(^^;)
きょうのタイトルですが...義父母と実際に28年同居で11年近く認知症の介護という生活の中で気付いた家の間取りの問題点とか、こうだったら良かったんだというのを書いてみようと思ってのタイトルなんです。
まず今住んでいる家は18年前に建てたものです。
義父母とは今住んでいる所に来る前からの同居でした。結婚式の日より前から同居していたと言うのが正しいです...
だからこの家の間取りを考える時には義父母の要望もとりいれなくてはいけませんでした。
特に義父母は若い時から別々の部屋に寝ていたので、この家でも別々の部屋を要求されました。
その為1階は和室2つにかなりの面積をとられてしまい、リビングとして使うスペースや食堂・台所・廊下もそのしわ寄せで狭くなってしまいました。
土地も狭くそれ以上の面積建てられない敷地に建っている家ですから、1階に義父母それぞれの部屋をという希望を受け入れてしまった事には本当は無理があったのかも知れません。
建てた当時から不満はありましたがあれから18年たってしまいました...
当時義父母は71歳と68歳でしたが認知症ではなかったので、普通に歳をとっていくだけだと思い込んでいました。
でも、そこが考えの甘いところでした...
義母が74歳を過ぎた頃から認知になり始め段々と症状が酷くなってきました。
義父も転倒し骨折して家の中で車椅子を使用する事態もおきました。
その時は廊下で苦労しました。車椅子がギリギリ通れる状態だったからです。 廊下は広く しなければダメだったんだなーとつくづく思いました。
それに車椅子を使うようになるなんて考えてなかったので和室と廊下の間には畳1枚分位の段差がありました。もちろん乗り越えるのが大変でしたのでダンボールを固めて作った段差を解消するスロープを作って凌いだりしました。だからやっぱり 部屋と廊下の段差が無い ってのも大切な事だったんですね。
あとはお風呂の中で義父が転倒した時に洗い場が狭いからドアにもたれかかる様に倒れ込んでいて中折れドアが開けられず困った事もありました。 浴室ドアの開き方を良く考えて取り付ける べきでした。
それからトイレ。
毎回書いているようにかなり頻繁にトイレがウ○チだらけになります。
今現在トイレの床はフローリングです。
でももう木そのものがとても傷んできました。
汚れを落とそうと強い洗剤や消毒薬でこするからだと思います。
このことから思ったのが、学校のように 排水溝があるタイルの床のトイレ にしておけば毎回汚れた時にも水洗いが出来て清潔だろうなという事。
今後認知症を患っている方と同居の予定があってリフォームが可能でしたら是非タイルの床をお勧めします。排水溝を付けられるなら尚良いと思います。
あとは義父母の部屋の床です。元々どちらの部屋も畳ですが義母の方は度重なる部屋での放尿のせいで畳ではダメだと言う事になり、畳の上にクッションフロアを敷き詰めています。 クッションフロアにしてからは時々被害が発生する放尿にも対処しやすくなりました。
畳を好む高齢者が多いと思いますが出来れば 掃除しやすい床素材 にしておいた方が良いと思います。例えばクッションフロア等の床に作っておいて介護が必要で無いうちは畳を載せて使い、介護で汚す事が多くなって来たら畳をはずして床状態で使うとか。
あとはリビングが一つしか無い事でチョット問題が...
リビングのソファーにはたいがい義父が朝8時位から夜は11時近くまでずっとソファーに座っています。テレビは見ていても見ていなくても朝から夜遅くまでずっとつけっぱなしです。お客さんが来てもなかなかどいてくれません。時々義母がソファーに一緒に座っていたり寝ていたり...
ウチは商売している関係で時々取引先の人が訪ねて来るのですが、こんな状況なので落ち着いて商談というのも出来ません。かと言ってお客さんの目の前で高齢者に大きな声で怒る分けにもいかず...
だから本当は義父母が使っている和室2つのうちのどちらかに二人が一緒に寝て、どちらか一つを茶の間にしてくれてそこで二人がTVを見ていてくれたら問題は無いのですが、今のところ不可能です。義父が絶対何が何でもイヤだと言うのです。
だからリビングのソファーに義父と義母以外が座っているってのは、お客さんが来た時以外では普段はまずないです。二人の為だけのリビング状態です...
こうなるのが分かっていたら2階に狭くてもいいからリビングをもう1つ作るんだった~と思ってしまいました。
家族のライフスタイルを良く考えて、 二世代(もしくは三世代)同居で一つのリビングで良いのか検討 するべきでした。
それから徘徊癖がある場合は玄関や外へ出られるサッシ部分の施錠も ドアやサッシ上部の手の届かない部分にも鍵を取り付ける という事が必要になります。
台所では夜中など見て無い時に コンロに火をつける可能性があるので 手の届かない部分で元栓を締めたり電気系のコンロならブレーカーを下げて置ける ように作ってもらう方が良いようです。
薬や洗剤も目を離した隙に飲む等という危険があるので、 薬や洗剤の保管も手の届かないところにするか鍵のある扉の中にしまう ようにした方がいいです。
日常生活において、本当に目が離せないというか思いもよらない事を次々にしますから気が抜けません。
現在同居されていて色々な問題を抱えていらっしゃるお嫁さんもいらっしゃると思います。こんな事で困ってますってのがあったら教えて下さい。
又、こういう風にしたらスゴク改善されたよーっていうのがあったら是非教えて下さいね~!
色んなコメント待ってま~す!
長文ですみませんでした~ では(^^)/
by まる子