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どうも、まる子です。
きのうのブログでは今この家の状況が何故か理解出来てなくて犬を飼いたがっている主人の事を書きました。
やはり皆さんからは『呆れる』等というコメントを沢山頂きました。
それから以前飼っていた犬の事を書いた部分にはお怒りのコメントも寄せられました。
お怒りはごもっともだと思います。
私も主人の目を気にしながらの更新で命を扱う事柄なのに簡単に書いてしまった事は反省しております。
きょうは、簡単に書いてしまったところを少し補足したいと思います。
さて、以前飼っていた犬は長男が小学5年生の時に飼い始めました。
きっかけは長男が5年生の時に『てんかん』という病気になってしまったからでした。
『てんかん』という病気は突然発作を起こし体が麻痺したようになり目も白目しか見えないような状態にひっくり返り、舌を噛み切ったり口からは泡を吹いたり気を失ったりします。
大半は小さい子どもがかかる病で小学校に上がる頃までに治る事が多いそうですが、大きくなってからこの病気になると大人になっても治らないケースが多いと当時言われました。原因も先天的なものの時もあれば小さい時に受けた頭部の外傷(頭を強く打った等)の事もあり、又脳に腫瘍があっても『てんかん』を起こす事があると言われました。検査の結果幸い腫瘍ではありませんでしたが、何故発作が起こるのかは分からず終いでした。
お医者さんにそう言われて私は大変ショックを受けました。長男にはお医者さんの言葉を直接聞かせませんでしたが、自分が体験した発作の恐怖のせいでかなり精神的に落ち込んでいました。
長男は日中に発作を起こす事はなく、よる布団に入り寝入って30分位した時の脳波が著しく乱れるというパターンでした。だから毎晩発作が怖くて眠ること自体に恐怖を感じるようになっていきました。もしかしたら夜だけでなく日中 小学校に行ってる時に発作が起きたらどうしようと常に『てんかん』の事ばかり頭にある長男...見ていてとてもかわいそうでした。
そんな長男の気持ちを少しでも紛らわせたら良いなという気持ちで犬を飼う事になったのです。犬を飼った事で長男は病気の事ばかり考えてることもなくなり明るさを取り戻しました。子供達も三人でとてもよく面倒をみていたと思います。そこまでは本当に良かったのです。
ところが、だんだん暖かくなってきて近所の公園で打ち上げ花火をする音が聞こえ始める頃から問題がおこりはじめました。
うちの犬はとても音に敏感で花火の音等が聞こえると吠えるのが止まらなくなるという事がわかったのです。
夏場は近所に公園がある為毎晩のように打ち上げ花火の音がするのでうちの犬は吠え続け、さらに町内会の大花火大会の夜等は大きな尺球の花火の音に狂ったように吠え続けました。いつも吠えたら外にはモチロン置けないので玄関に入れていましたが、それでも音が聞こえるので犬が落ち着くことはなく玄関中がボロボロになるほど暴れました。
そうなると主人は完全にキレて、犬を殴りました。
でも、犬を可愛がっていた息子達はモチロンお父さんを止めました。犬をかばいました。
犬を落ち着かせる為に、ギュッと抱きしめてずっと側にいてあげたりしてました。
お父さんに怒られると可哀想だからと玄関で朝まで添い寝をしていたのは長男でした。
犬小屋に寝ていた事もありました。
でも、何をしてもうちの犬が音を怖がる事はなおりませんでした。
それどころか雷の音や飛行機の音、小学校の運動会のピストルの音、近所で工事をしている音にまで吠えるようになりました。どうしてこういう音をすごく嫌がるようになったのかは最後までわかりませんでした。
躾方も下手だったのかもしれませんね。
臭いで吠えなくなる首輪とか兎に角色々試しましたが効き目はありませんでした。
結局こんな状態で10年の月日が流れました。そしてまた夏になり公園から聞こえる打ち上げ花火の音で大暴れしていたウチの犬。その夜も主人に殴られ小屋に閉じ込められてしまったんです。その夜はいつもよりおとなしくなるのが早かった気がします。私と子供達は主人が犬の前から立ち去ったのを見届け犬が吠えないように気をつけていました。しばらくすると公園の花火も終了したようだったので犬の側を離れてみな就寝しました。
そして翌朝、いつものように犬の様子を見にいくと・・・
もう既に動かなくなっていたんです・・・
子供達は声も出ないほど泣いていました。私も苦しくなるほど泣きました。
主人は赤い顔をしていましたが涙は出ていませんでした。
そしてきのう書いたセリフを大きな声で私達に言ったんです。
「ウチでは犬は二度と飼ってはダメだ!絶対に飼うな!俺が許さない!わがったか!!」
私達が犬の死でショックを受け悲しんでいるその時に私達に対して怒ってそんな事を言ってる主人がとても嫌でした。
もちろん主人に言われなくたってこんな短気な人がいる限り、もう犬を飼う気にはならないだろうと思いました。
ご近所にも10年間もうるさい思いをさせ大変ご迷惑をお掛けしたし...
本当にご近所にも申し訳ないし、犬にも可哀想な事をしてしまいました。
だからもう犬は飼うべきではないと私は思っているんです。
ましてや今のこの状況で...
そして主人の性格では犬を飼ってはダメだと思うのです。
短気すぎますから。
しかし、こんな短気な主人が時々犬のことを思い出すのか言う言葉があります。
「〇〇〇〇(犬の名前)が死んだの俺のせいだよな...」
ん.....どうやら、そうは思っているようなんですね。しかしダメだな。
そんな事言ってたってイザとなるとキレるから。飲むと別人だし。
以上のような事をふまえて今回主人が犬を飼いたいと言ってる事に関しては断固反対しやめさせようと思います。
怒らせないようにとか言ってる場合じゃないですよね。
喧嘩になっても殴られても仕方ありません。絶対にやめさせます。
みなさん沢山のご意見を本当に有難うございました。
by まる子