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どうも、まる子です。
通夜・葬儀が済んだので落ち着くのかと思いきや、まだまだ弔問のお客様が来る為落ち着かない日々を過ごしております。
何しろ爺ちゃんが亡くなったのが年明け早々だった為、『松が取れてから(小正月の15日を過ぎてから)来ました』というお客様が結構いるのです。
これって田舎だから?葬儀関係の知識がない私には初めて知って驚く事関心する事が沢山ありました。
その中の一つですが、今回爺ちゃんが亡くなって初めて目の前で納棺の儀を見ました。
映画『おくりびと』では見た事がある納棺師さんの仕事ぶりでしたが、実際目の当たりにするとその無駄のない所作一つ一つがとても美しく感じられました。
(納棺師さんに教えられながら家族が順番に爺ちゃんの顔を拭いてあげたりもしました。)
納棺師さんは爺ちゃんの顔の産毛をすっかり綺麗に剃ってくれ、肌色を整えるお化粧もしてくれて...(涙)
すっかり身支度も整えられた爺ちゃんは5歳以上も若返って見え、本当にただ眠っているだけのようになりました。
納棺の儀を始終泣きながら見ていた私達ですが、納棺師さんに爺ちゃんを綺麗にしてもらった事にはとても深い感謝の気持ちを持ちました。
そうそう、うちの爺ちゃんを担当してくれた納棺師の方はとても若い女性だったんですよ。だからちょっと驚きました。
その方がどうしてこの仕事に就いたのかは分かりませんが、亡くなった人を綺麗にしてあげるという尊い仕事についてくれた事に対して心から有難うと言いたいです。
そして日本中の納棺師の皆様有難うございますm(__)m
(余談)
娘は看護師という仕事柄、どうしても病気で長期入院されたお年寄りの最後の処置をする機会が多いらしいのですが、爺ちゃんは今まで見た中では綺麗な遺体だと言っていました。骨折で入院はしたけれど内蔵は丈夫だったからね...
それに爺ちゃん最後までスゴイ食欲だったからな...だからやつれなかったんだろな。
人間歳をとっても最後まで口から食べ物を食べれるって本当に有難い事なんだってつくづく思うようになりました。
婆ちゃんは一時期殆ど食べ物を受け付けなくて処方してもらった栄養剤を飲んでいたけれど、この頃は大分食欲が復活してきた。(爺ちゃんが応援してるのかな?)
この調子でもっと食べられるようになってくれたらいいな。