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2007.04.22
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カテゴリ: 毎日更新日記
将棋が好きです。
大好きです。

あの9×9の盤の中で繰り広げられる何億通りの世界。

魅せられます。

そういうわけで、将棋の小説を書いてみようと思います。





ぱちん!
乾いた音がなった。
「なっ…」
ハンサムは絶句する。

そうだ。
まさか、あんな場所に角を打つなんという手があるなんて、考えもつかなかった。
ハンサムの背中が汗で滲む。
「このままだと、角が飛んで俺が取って、アレがきて、こーきて、あーきて、そんでもってあいつがここまできて、それを更に受けてもアソコにアレかあ…」
ハンサムはしばらく動かない。
時間だけが経つ。
止まらない。
人々が持っている最大の公平なもの、共通点。
それは時間。
時だけは誰も止めることのできない圧倒的な力なのだ。
瞬間。

ハンサムに希望が見えた。
「ここだぁ!」
ぱちん!
「ぐあああ!」
相手が叫ぶ!

頭を抱える。
「そうなると、アレを取って、ああなって、こうなって、いや、でも、しかし、そうか、やはりソコを狙っているのか、ここは?駄目か?アソコは?駄目か…どうすればいんだ」
「ふふん」
ハンサムはニヤリとほくそ笑む。
「ここだー!」
「ぎゃあああ、なんだと!!ソコだと、ソコだとおおお。あーなって、こーなって、それからアレがきて、でも、ここは?うん?ここしかない。おりゃあああああ!」
「なぬー!アソコだとおおおお!くっ…これは不味い。これが不味いぞ、ここに打たれたらさすがに俺でも…とりゃあああああ!」
「うぎゃあああああ、まさか…ここにいいいいいいい」





わかんねーよ!





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最終更新日  2007.04.22 22:26:16
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