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2005年07月11日

２００４年　　　アメリカ

ストーリーは、かつては世界の危機をいくつも救ってきたスーパー・ヒーローたちだったが、15年前にその桁外れの破壊力が問題視されて以来、スーパー・ヒーローとして活動することを禁じられていた。いまでは正体を隠し一般市民として暮らし、その大きな身体を持て余し気味のＭｒ．インクレディブルもそんな元スーパー・ヒーローの一人。そして彼の愛する妻と３人の子どももスーパー・パワーの持ち主。彼らは普通の生活を送りながらも、それぞれに不満や悩みを抱えていた。一方その頃、巷では元ヒーローたちが次々と行方不明になる不穏な事件が続発していた。そんな中、インクレディブル一家にも陰謀の影が迫っていた…。

いや～面白かった。
大人でも凄く楽しめるように作ってあるので嬉しい限りです。
スーパー・ヒーローって言葉じたいが、あつぼう達の世代を象徴してるようで、幼い頃の素直な気持ちを思い出させてくれました。
【ファインディング・ニモ】のように子供が喜ぶってところはちょっと疑問やけど、幅広い年齢層には受け入れられると思います。

ＣＧの進歩は相変わらず凄いですね。
ピクサーの作品が発表される度にＣＧが進歩してるような気さえします。

海に落ちた時の濡れた髪にもビックリしました。

スーパーヒーローをここまで人間的にリアルに描いた映画は少ないですよね。
自分がしたい事を押さえつけなければならない現代人の悩み･･･。
かなり自分と重ねて観てしまいました。
今まで動物やオモチャが主人公のピクサーの映画にはじめて人間臭い登場人物が現れました。
人間ならＣＧでなくて俳優が演じればいいって意見もあるけど、俳優では演じきれない部分をＣＧなら表現してくれると思います。
この映画がその見本です。

とにかく楽しいのでみんな観てください。

★★★★☆（4.5）