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2006年06月01日

中村獅童　　小栗旬　　吉村由美　　　

ストーリーは、10年ぶりにこの地元に帰ってきた青年・村崎十三。彼は小学生の頃、赤井トールから凄まじいイジメを受け、今その復讐を果たすために戻ってきたのだった。さっそく赤井と同じ職場に就き、機会を伺う十三。だが、彼の存在は赤井に忘れられていたうえ、またしてもイジメを受けるハメに。しかし、十三の体内には全く別の人格で凶暴な“１３号”が潜在していた。１３号は、赤井を殺すことで復讐を達成しようと徐々に凶暴性を増していく。ところが、その凶暴性は度を超えていき、もはや十三の力で自制することが出来なくなっていた…。

カリスマ漫画家・井上三太の同名人気コミックを実写映画化したサイコ・サスペンス。
実際にコミックを読んだことがないので、コミックと較べる事が出来ません。
多重人格をテーマにしてるけど、その奥底には小学校の頃に苛められた過去があるんですね。
いじめられる事によって殻に閉じこもり、もう一つの人格を形成するって本当にある事なんで、妙にリアルでした。
そのもう一つの人格を映像化する事によっていじめられる側の苦悩を巧く描いてたと思う。

しかしあまりにも描写がグロテスクでちょっと目を閉じたくなるシーンがありました。

直接復讐すればいい事やけど、それが出来ないのはいじめられっ子の心の弱さか。
いじめってこれほどまでに心に傷を負わず行為って事を知るためには観てもいいかも。
この映画の復讐はやりすぎやけど、実際にいじめてる側の人間は、これぐらいの復讐をされる覚悟をしてた方がいいと思う。

これだけ書いたけど映画自体は、不快度７５％です。

中村獅童はあまりにも演技に熱が入ってて怖かったです。

評価（2.2）

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最終更新日 2006年11月18日 02時56分04秒
コメント(8) | コメントを書く

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■コメント

Re:隣人１３号(06/01)

（仮）seva さん

この映画を観る前に書店で原作を立ち読みして観るのをやめた映画です。
どうせなら単なる『サイコ・ホラー』として描いてくれれば映画として成就するんでしょうけどね。 (2006年06月01日 10時32分07秒)

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Re:隣人１３号(06/01)

タイニーポエムさん

そういえば最近そんな事件がありましたよね。
昔いじめられてずっと恨んでいたから大人になって殺してしまったという･･･
なんで今さらって思うけど、いじめられた本人にしてみたら心の闇は深かったのでしょうか･･･

最近復讐をテーマにした映画が多いですよね。
気付かないうちにどこで恨みをかうか分からないし、おっかないです。
(2006年06月01日 11時10分10秒)

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Re:隣人１３号(06/01)

ビエ～ルさん

おぉぉ！！
あつぼうが邦画を観るなんて珍しい。
と、思ったらやはり採点は低いですねぇ。 (2006年06月01日 17時51分17秒)

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（仮）sevaさん

あつぼう～さん

という事は原作もイマイチなんですか？
なんかストーリーは、単純やけど展開を複雑にしすぎて失敗したと思います。
それとグロテスクにしすぎたのがダメですね。
(2006年06月01日 18時50分57秒)

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タイニーポエムさん

あつぼう～さん

やっぱりいじめられた方にすれば心の傷は深いんですよね。
大人になってから復讐するってのも理解出来ないけど、いじめる側にも責任があるし難しい問題です。

復讐をテーマにする映画でも現実味のない映画ならいいけど、この映画のように現実味のある映画はちょっと怖かったです。
(2006年06月01日 18時52分43秒)

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ビエ～ルさん

あつぼう～さん

そうそう最近はたまに邦画を観るんですよ（笑）。
なかなか面白い邦画に出会えれないのが残念です。
(2006年06月01日 18時53分32秒)

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Re:隣人１３号(06/01)

おっちゃん改さん

原作が漫画なんですね。正直言ってなんで映画化されたの？って思いです。
中村獅童って「ざ・役者」ですね（笑）。いままで見た作品のすべてでその人物になりきってる感じを受けます。
あ、関係ないけど３００話おめでとう。あつぼうのマメさ？には脱帽です（笑）。
(2006年06月01日 23時02分26秒)

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おっちゃん改さん

あつぼう～さん

それだけ日本もネタ不足って事なんですかね。
この映画の中村獅童は怖かったですよ。
たぶん子供が観たら泣くかも･･･。

自分でもこれだけ日記を続けてる事にビックリです。
いつも遊びに来てくれてありがとうです。
(2006年06月02日 16時37分20秒)