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2006年09月09日

ソン・ガンホ　　ユ・ジテ　　

ストーリーは、　ドヒョン隊長を中心に６人で構成された韓国の南極探検隊。彼らは、最低気温がマイナス80度に達し、ブリザードが容赦なく吹き荒れる地球上で最も自然条件が過酷な場所、“南極到達不能点”を目指して歩みを進めていた。ある時彼らは、80年前に遭難したイギリス探検隊によって書かれた日誌を発見する。イギリス隊も自分たちと同じ６人。さらに、そこに描かれた隊員たちの絵が自分たちとそっくりなことに奇妙な感覚を味わう韓国隊のメンバーたち。そしてそれ以来、彼らの周りで不可解な出来事が立て続けに起こり始めるのだったが…。　　

極寒の地、南極で韓国の探検隊が不可解な恐怖に見舞われるアドベンチャー・スリラー。
この映画は【遊星からの物体Ｘ】みたいな映画かなって思ってたら全然違いました。
なんか全てにおいて中途半端な映画です。
邦題にもなってる日誌やけど、これをもっと効果的に使ったらよかったけど小道具みたいに安っぽい日誌になってしまったのが残念。
イギリスの探検隊の事についても説明不足です。
最初の方に怪物の目玉みたいなものや手が出てくるけど、その後はさっぱり出てきません。

さらにラストもスッキリしないです。

結局のところ人間は極限状態になるとおかしくなっていくって事を言いたかったのか、それとも未知のウィルスのせいでこうなったのか分からないまま終わってしまった。
もう少しサスペンスなのかホラーなのかスタンスをはっきりさせておいた方が良かったですよ。
色々な伏線を作ってるのはいいけど、それが全くいかされてないです。
フードとゴーグルを着けてるせいで誰が誰か判別出来ないし、あ～もう文句しか出てきません。
とにかくあつぼう的には退屈な駄作でした。

この映画の見所といえば狂気に苛まれていくソン・ガンホの演技だけです。

評価（1.0）

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