マ マ 日 記

マ マ 日 記

2011年10月09日
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カテゴリ: 検査・診察のコト
5月に予約をしたメンタルクリニックの初診に行きました。
保育園からは担任の先生と主任先生が同席してくれる事になり現地で待ち合わせ。

このクリニック 主任先生が調べてくれた機関の中で区の就学相談の担当医であると言う事から選びました。

クリニック到着
こども専門ではないから椅子だけが並ぶ殺風景な待合。
受付に人もおらず とりあえず座って待つこと30分。
時間になっても呼ばれず、やっと現れた受付の人に声をかけてみる・・・なんとも無愛想な対応。

この時点でサクはすでに飽きはじめ「帰る」だの「眠い」だの悪態をつき始めました。

到着から1時間が過ぎたころ・・・やっと順番が来たらしく名前を呼ばれました。


とりあえず、泣き叫ぶサクを引きずるようにして診察室へ。
先生は横目でチラッとサクを見てこう言いました。

「もういいよ。診断ついたから」

その後、先生は自分の自己紹介から始まり ツラツラと一方的に話を始めました。
(私にはまくし立てられているように感じた)

「この子は○○が苦手でしょ」
「○○が出来ないでしょ」
「友達いないでしょ。いても類友だね」
「この子はこれから○○が出来なくなるよ」
「学校入ったら薬だね」
「この子はウチで診ます」


一緒に行ってくれた先生方も口を挟むヒマがないほど。
私には分からない専門用語もたくさん入っていたように思います。

クリニックを出て駅までの帰り道で私は主任先生に聞きました。

「うちの子の診断名って何ですか?」
その位 素人の私にはわからない内容でした。



家に帰ってネットで調べたら『知的障害のない自閉症』という解説でした。

その夜、隣でスヤスヤ眠っているサクを見ていたら 涙が止まらなくなりました。

早生まれでみんなについて行くだけでも大変だったサク
きっと今まで彼なりに十分すぎるほど頑張ってきていたはず
なのに・・・それなのに その頑張りを誰にも分かってもらえず
最大の見方であるはずの私達家族にも分かってもらえず
この子は今までどれだけ辛い思いをしてきたのだろう
頑張っても出来ない事・一生懸命やろうとしても分からない事が彼にはあるんだ
「サク・・・ごめんね。」「本当にごめんね。」何度もそう呟きながら泣きました。

明日からまた頑張るために・・・。





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最終更新日  2011年10月09日 22時48分31秒
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