2005年02月25日
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カテゴリ: 映画
 この映画、観たことは無くてもタイトルはご存知の方が多いと思います。アカデミー賞を7部門制覇した名作です。

 1936年、シカゴの下町。3人の詐欺師が組織の金を騙し取った。怒った組織は復讐のため、3人のうちの1人ルーサーを殺害。フッカー(ロバート・レッドフォード)は復讐のため大物賭博師ゴンドルフ(ポール・ニューマン)を頼った。最初は渋るゴンドルフだが、相手が暗黒街の大物ギャング、ロネガンと聞いて、仲間を集め一世一代の大博打を企てる!

 会話が洒落ています。出てくる男たちが、帽子にスーツの粋な出で立ちなのですが、それを引き立てています。
R・レッドフォードの衣装の粋なこと。チンピラ風の派手なスーツもタキシードも、帽子のかぶり方も本当に決まってます。

 女「知らない男よ」
 男「知ってるさ。君に似てる。午前2時に孤独だ」

 この会話はフッカーが思いを寄せる女性の部屋を夜中に訪ねた時の会話です。夜中の2時に、R・レッドフォードにこんな風に口説かれて「帰ってよ」とドアを閉めることができるでしょうか?

 余談ですが、ブラピと若い頃のレッドフォードって、雰囲気似てますね。ブラピはレッドフォード監督の「リバー・ランズ・スルーイット」に出てるけど、もしかして、レッドフォードは自分に似た雰囲気のブラピを使ったってことなのかなぁ。ということは、若い時の自分が演じたかった役?なんて考えてたりして^m^

 ポール・ニューマンもとてもカッコいい!カードを操る手さばきなど、本当に素晴らしいです。(差し替えでなく彼自身が実演してるんですって。俳優さんってすごいですよね)


 音楽も実に素晴らしいのです。テーマ曲はたしか「エンターテイナー」って曲名だったと思うのですが、映画のテンポやコミカルさを引き立ててます。映画自体、まさに「エンターテインメント」って感じだし。

 オープニング、話の変わり目、エンディングのイラストも1930年代っぽく、ノーマン・ロックウェルのような雰囲気で素敵です。

 1回目はストーリーに騙され、2回目は映像の美しさに見とれ、3回目以降は素晴らしい演技と音楽に酔える映画。
 復讐を果たしたフッカーが「どうせスルだけさ」と、分け前も取らず立ち去るカッコよさ。
 犯罪映画でありながら、清々しい気分になる映画です。





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最終更新日  2005年02月25日 15時45分16秒
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