英語表現・ことわざメモ ~奪取・英検1級編~

英語表現・ことわざメモ ~奪取・英検1級編~

2007年第1回

2007年第1回の二次試験実況中継
(次の日の日記より抜粋)

・・・本当に、試験の控え室に行くまで、この精神状態で大丈夫なのか!?というくらい、気持ちが「上がって」こなかったんです。
前回は、記録を残せるくらい、冷静にいろいろ見ていたのですが、今回はへろへろ・・・。ところどころ、記憶もすっ飛んでいます。(←その後の飲みすぎのせいではないです)

前回は、短期間で集中して準備をし、試験に向けてうまく気持ちを盛り上げていくことができました。
今回、試験の直前になって、不安に押しつぶされそう・・・
振り返ると、「前にみたいに頑張れなかった」っていうネガティブな感情ばかりが起こって、勉強が手につかないことがよくありました。



そんな状態で、受験会場入りしましたが、周りを見渡してびっくり・・・。
私の前に10人くらい座っていたのですが、ひとりの年配の男性を除き、ほとんどの子が、どう考えても高校生。制服着てる子も・・・。
大学生くらいの子もいましたが、完全に私、年配組(!)でした。

持っていった原稿やノートは、全く見る気にはなりませんでしたが、なんだかこの辺りから、開き直りの心が出てきた気がします。
もう、ええや!と。
話すことだけ、楽しんでこよう、と。
(↑ちょっと、かっこいい言い方!?ホントの状況は、もうどうにでもなれ!!て感じです)

控え室(大部屋)から、さらに少人数で待つ控え室に移動し、なんかもう、変な笑いさえ出てくるくらい・・・。一応、「いったれい!」の気持ちです。



長くなりました。
実際の試験の中身について、覚えていることを書き留めておこうと思います。

試験官の方は、ネイティブの女性と男性。
お二人とも若くて、温和そうな方でした。
「今日の気分はどう?」と男性に聞かれ、「緊張しているけれど、話せるのが楽しみです」。
女性には、「あなたのことについて聞かせてください」といわれ、「昔、英語を教える仕事をしていたのですが、やめてから話す楽しさに気づきました。もしまた教える機会ができたら、話す楽しさを伝えていきたい」、そのように答えました。
話しているうちに、アラームがなったので、やめようとしたら、「続けてください」といわれ、言い切りました。

そして、カードを裏返し。
選んだトピックは、「将来、もっと弁護士が必要になるか」です。

残りのトピックは、全く覚えていません。
これが、強烈に目に飛び込んできたからかな。
実は、7月2日のThe Linguist
グループディスカッションで、裁判員制度について話し合ったのです。
固定メンバーで、毎回テーマを持ち寄って話すのですが、自分で取り上げたテーマだったので、関連の記事を何度も読み込んでいて・・・。
これと絡めて話したい!!そう強く思いました。

(今振り返ると、グループメンバーの友達に、「でるかもしれんよ」と言われ、ディスカッション後も何度か記事を音読していたのです。本当に友に感謝!!です。)

以下日本語ですが、どういうことを話したか、です。

2分間のスピーチ。
「2009年から裁判員制度が開始される予定だが、それが、弁護士の仕事を減らし、弁護士が少なくてすむということにはならない。裁判員制度がうまくいくとは思えない。理由は二つ、一つ目はちゃんとした判断をするための教育が足りない、二つ目は裁判の時間が減らされて、正しい判断ができなくなる危険性がある・・・」

このあたりで時間切れでしたが、終わるまで話してください、と促され、一文くらい繰り返して終わったと思います。

その後の質疑応答は、男性と女性、1つずつでした。前回と比べると、やり取りが少ない・・・。私がしゃべりすぎたからでしょうか・・・。これがマイナス要因にならないことを祈ります。

男性の質問は、「crimeと企業の不祥事(ミートホープのことが言われてた)、どちらにもっと弁護士が必要になるか。」
→「両方に必要になると思う。特にcrimeのほうは、一般の人は感情的になりすぎて正しい判断が下せないと思うので、ちゃんと判断できる弁護士がもっと必要になる」。

女性の質問は、「教育の現場で、弁護士に訴える親が増えているときくが、それについてどう思うか」
→「頼りすぎるのはよくない。テレビなどで理不尽なことを教師に求める親が増えているときく。学校と親は協力して子育てすべきだし、(弁護士などに頼るのではなく)地域の人や年配の方に頼るのがいいのではないか」

女性の質問に答えている間に、時間終了のアラームがなりました。
これまた、アラームでびっくりして止まってしまったんですが、最後まで言うことを促され、文を繰り返して終わりました。

日本語で振り返ったので、これがうまく伝わっているかは・・・祈るのみです。
後で考えると、女性のほうの質問の答えは、「弁護士がもっと必要になる」の答えじゃないな・・・と思います。



前回、「思ったよりできた~~!!」と興奮しながら書きましたが、今回は・・・どうだろう。振り返った内容は、いいように脚色してしまっている部分があると思うのですが、次回につなげるために、しっかり振り返っておこうと思い、書き留めておきました。


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