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旧い映画を楽しむ。なでしこの棲家
≪リスボン特急≫
ジャン=ピエール.メルヴイルがアランに
≪リスボン特急≫の企画を持ち込んだときに、
刑事役をとるか、強盗犯人役をとるか尋ねたそうな。
彼は、”殺人犯や殺し屋はもうやり尽くしたので、
刑事役を...”と答えたらしい。
この作品は評判があまり芳しくない。
しかし、それは一連のアランの作品を知らないスズメたちが
鑑賞した批評としか思えない。
作品の主な評はこうだ。
これは犯人側の作品であって、ドロンとドヌーブが霞んでしまった。
というものである。
とぼけなさんな!!と言いたい。
強盗犯や殺人犯の非情さが刑事のアランにちゃんと
いつものように表れているでしょうが...。
むしろ、犯人の方が
一般警察のようにあっけなくぼろを出すといった
人の良さ、気の弱さを演出しているでしょうが..と言いたい。
メルヴイルという監督が分っているのかい?と問いたい。
最初の銀行強盗の場面は上手いし、中盤の列車内のヘリによる
強盗作戦もちょっと仕掛けの甘さはあるものの
楽しませてくれる。
だが、
犯人の行動に焦点を充てている様で、実は
アラン扮する刑事の日常、人物像が
主たるメルヴイル描写なのだ。
批評を書いているスズメさんたち!!
ここのところを間違わないようにしっかりと観て欲しい。
冒頭の雨の中の銀行強盗のシーンはメルヴイル独特の
淡いブルーがかったモノクロ的カラー色で
そこからして、まず
この作品が冷ややかさを感じさせる出だしである。
終始、この映像カラーに徹し、
≪サムライ≫,≪仁義≫といった映像色に通じるものがアル。
作品を単に流してみてしまえば、
作品の焦点を、見落としてしまうし、
気付かずに終わってしまうのである。
一連の殺し屋や、殺人犯の凄みがこの刑事にたっぷりと
表れています。
オカマの娼婦のほっぺたを倒れるほどに張り倒す。
部下にも辛らつな言葉を投げる。
ジャック.ドレー監督のフリックストーリーのような
温和な刑事ではないのだ。
極端に言えばこの刑事のほうに犯人が持つ残虐性を感じるほどだ。
しかし、それは正義の為の粘りと行動性に他ならないが。
メルヴイル論は後で述べることにしてまずは、
ストーリーに入りましょう。
出演 コールマン刑事..アラン.ドロン
シモン.........リチャード.クレンナ
カテイ.........カトリーヌ.ドヌーブ
パリの街の黄昏時、ぽつぽつと灯りが灯りだす。
これから深夜にかけて、パリの鬼刑事コールマンの
仕事は本番を迎える。
ルイが運転する車(あれ、ダッジかなあ?)には、
シモン.マルク.ポールが乗っている。
パリから、車を飛ばして、ある海岸沿いの小さな町へやってきた。
今から,銀行へ押しこみ強盗に入るのだ。
運転席で待つルイ。
首領のシモン以下三人で押し込んだ。
盗みは上手くいったがマルクは行員の発砲した弾にやられ
負傷した・
近くの駅まで急いだ。
三人は一旦降りて改札口を抜け、
あたかも来る列車に乗り込んだように見せかけるため、
改札口を避けてぐるッと周り、
待っていたダッジに再び乗り込んだ。
そして途中の土中に金を埋め、ずらかった。
負傷したマルクの傷の手当てをせねばならない。
とりあえず、病院にマルクを運び込んだ。
一方、コールマン刑事は別の事件を追っていた。
税関史をも巻き込んで運ばれる麻薬の件のことで
ゲイの娼婦ギャビーに情報を入手させるべく動かせていて、
待ち合わせの場所で彼(彼女)に会った.
どうやらリスボン特急で麻薬はプロの運びやによって、
ボルドーへ運ばれるらしい。
情報をくれたギャビーに、
”よくやったな”
と言って、ねぎらい見詰め合うふたり。
(なんかちょっと匂うんだな。関係があったのかしら?
すぐに疑ってしまうんですよねわたくしは。)
ホテルで、未成年の売春婦が殺された。
夜の間に、事件は次々と起こる。
現場に立つコールマンは忙しい。
コールマンの次のお仕事は、
スリの現行犯で掴まった三人の外国人の尋問。
馬鹿な犯人は、
言葉が通じない警察官に愚弄した態度をとる。
コールマン刑事は
”俺のやり方で分らせてやる”とピンタを張る。
このあたりのアランの表情は冷ややかで
完全に犯人を嘲っている。
しかし、鬼刑事といっても決して高慢ではない。
一方、4人のうちのひとり、ポールは元大企業の重役であった。
失業して、控えめな妻と二人暮らしているが、
イチかバチか、運命に任せようというようなところもあって、
強盗事件に加わったようである。
妻が心配する事だけが切ない。
毎日仕事探しに出かけていると偽っている。
シモンはナイトクラブを経営していて,
店を情婦カテイに任せている。
仕事の途中にクラブに立ち寄ったコールマン刑事は
くわえタバコでピアノを弾く。(もう、たまりません。
アラン様の格好いいこと!)
唯一ソフトな場面である。
柱の陰からじっと見つめるカテイ。
二人はきっといい仲だなと思わせる。
そこにシモンが入ってくる。
何か裏のありそうなシモンとこの刑事の間には
少しは友情もあるのだろうが、
シモンはコールマンとカティの関係にも
気付いているはずだ。
刑事は仕事の合間にガンの訓練もせねばならない。
≪危険なささやき≫で見たような
相変わらずの、はや撃ちアランさま。
シモンたちは、マルクを
うまく病院に入れたものの、生かしておいては危険だと
心配になり、
マルクを始末する事にした。
愛人のカテイを看護婦に変装させ、男どもは看護人に化けて
病室へとカテイを送り込む。
カテイはマルクの腕に注射器を...
カテイのこのときの表情は..
情夫の頼みとは言え、どういう思いだったのだろう。
シモンたちは、今度は、麻薬の運び屋が乗るリスボン特急を
狙う仕事を練る。
ヘリから走る列車に乗り込み目指すお宝を頂戴してまたぞろ
降りてきたロープに掴まり、ヘリに乗り込み、
まんまと逃げるのである。
まさに,普段なら、ドロン様の役どころですよね。
列車を張っていたコールマン以下警察は
つかまえた運び屋が何も持っていなかったことで
ゲイの娼婦のがせねただと勘違い。
呼んだ娼婦を倒れるほどぶちのめす。
せっかく好きな男の為に確かな情報を持ち込んだのに、
何がなんだかわからなくて悲しい娼婦ギャビーの
コールマンを見つめる目。
(嘘かホントかこういうホモっぽさをわざと匂わす所が憎い)
カテイを挟んでクラブでコールマンとシモンが酒を
酌み交わす...何を語るでもなく。。。
このあたりのアランの表情も良いですねえ。
ふたつの強盗の場面は事件のクライマックスではない。
刑事の日常と相反する犯人側、シモンの仕事として
重要なだけであって、
作品の焦点ではないことを
把握しておく必要がある。
銀行強盗事件の容疑者が割れないところに、
死んだマルクの指紋から、身元が割れ
おとり捜査をするコールマン。
コールマンは麻薬の事件と銀行強盗の関連性に気付いたのだ。
大衆食堂で従業員、客に化けて待機する警察。
取り押さえたルイからシモンのことが浮上する。
クラブに出かけ,何気ない話の中で、
”ルイが吐いたぜ”とコールマンはシモンに言った。。
ポールはシモンからの通報で
もはやこれまでと逮捕に来たコールマンの前で化粧室に入り自殺。
その時のドロンのすばやい動作もいつものとおりである
シモンは早朝のホテルを出てきたところを
待ち伏せたコールマンと向かい合う。
懐に手を入れたシモンに撃たれると早合点した
コールマンは発砲した。
シモンは拳銃は持っていなかった。
車で待つカテイを気付かぬ振りをして
見逃すコールマンであった。
つまりはメルヴイル流の刑事を描いたわけで
話があっちこっちに飛んでわからないという批評は
まるで目の付け所が違うと思うのですね。
鬼だの非情だのと言われる刑事の日常、、
コールマンとシモンとの関わりを通しての、
この刑事のプロフィールといったものを縦糸に描き、
また、シモンのこうした生き方を横糸に描くのに
★事件の挿入が必要であった★と見るべきでしょう。
.....という私の見方でありますが、
作品をご覧になった方、如何なものでしょうか??
メルヴィル監督の作品ではないが
≪燃えつきた納屋≫でもこの勘違いの批評を
頻繁にみかけました。
メルヴイル監督の意図するところは何もそんなに
難しくはなく、
焦点を定めれば歴然としたストーリーであるはずだ.
どうして勘違いするのかなあ。
それとアラン様の一連の作品をよーくご覧になって、
彼を研究していれば、
どういったものを表現したいか分るはずだが??
結論はわたしにとっては面白い作品だということであります。
今日は抗議文となりましたことお許しください。
ことアラン様のこととなると理性を失ってしまいますので。
でも的は外れていないと思いますよ。
リチャード.クレンナもいい感じですね。
冒頭に文字が流れます。
ーーーーひとりの刑事が人間に抱く感情は
疑いと嘲りだけである。----と。
原題は ≪刑事≫なのである。
1972年度作品。。
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