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旧い映画を楽しむ。なでしこの棲家
友よ静かに死ね
今夜は以前リクエストのありました≪友よ静かに死ね≫を
とりあげます。
原題は≪ル・ギャング≫。
ジャック・ドレ-監督とのコンビで、ドロンは
いつもと違う個性的なカーリーヘヤーというヘヤースタイルで
気違いロバートと呼ばれるシトロエン・ギャングのボスです・
この作品はイタリーのチタススとドロンのアデル・プロとの
合作・
日本公開は1978年度である.
ドロン自身は日本での人気が最高であるとよく知っていた。
そのため、この当時の作品の日本での配給権利金が
一本ごとに高くなっていたが、アメリカや、イギリスでは
メイン劇場で公開されることが少ない為に、
日本よりはるかに安い価格で取引されていた。
日本でも、そのドロン作品の人気もそろそろ翳りを見せ始め、
配給収入の頭打ちから、商業ベースに乗らなくなっていった・
≪ブーメランのように≫、この≪ル・ギャング≫あたりから、
価格を下げたい日本とフランスの製作者側でかなり
揉めるのではないかという予測がなされだした過渡期でもあった。
しかし、一旦つけられたドロンの作品の価格は簡単に下げられるものではなく、
注目された時期での公開であった。
≪友よ静かに死ね≫と題されたこの作品は
1945年当時の実在したギャングをモデルに
シトロエンに乗って大胆且つスピーでィに暴れまくる
暗黒街を詩情豊かに鋭く描く作品である。
≪ストーリー≫
パリはまだ戦争の傷跡を色濃く残していた。
フランスの片田舎、森の木立の中で数人の男たちは、
愛車をピッカピッカに磨いている。
一見紳士風で、平凡な風景に見えるが
彼らこそ、愛車シトロエンで神出鬼没に大胆に犯罪を繰り返し、
警察を煙に巻いているシトロエン・ギャングの一味であった。
(気違い)のロバート(アラン・ドロン)、
(マンモス)のシルアン、
(機械屋)のレイモン
(めかし屋)のマヌー
(大男)のジョーからなる五人のギャング達は襲撃に失敗したその足で
他の銀行を襲うといった大胆なワザをさらりとこなすといった風である。。
ニコール・カルファン扮するマルチネットの待つ、自宅に
ロバートが撃たれて担ぎ込まれ、虫の息だ・
その最期に、
彼と知り合った頃へと遡る回想シーンから物語りは始まる。
戦争の傷跡の残るパリでは若者達はまだ立ち直るには
方向も定まらずにクラブで飲み、踊り暮らしていた。
ロバートも仲間と一緒にそこへやってきて
ちょっとした小競り合いをやった末そこのクローク係の女の子と
知り合いそのまま彼女のアパートへ行った。
化粧を落とすと可愛いらしさの残るこの女性に
化粧はもうするなと言った。
そして、田舎の自分の家に来るように言った。
迎えに来た仲間と共にお仕事へとロバートは姿を消した.
工場を襲う彼ら。
ロバートは仕事にかけては緻密だがこのキャラクターは
ちょっと違ったところがある。
カーッとなったらぷつんと切れてちょっとパープリンぽい・
だけど仲間への仁義は厚く、結束は固い。
一度聞いたら忘れられない軽快なリズムが全編に流れ、
ここでも音楽に乗っかっておシゴトはリズミカルに運ばれてゆく・
分け前を分配し、床下に隠す。
ロバートは養父母と、仲間達はそれぞれ結婚している。
シゴトの打ち合わせは
森の木立の中の老人の店に集まる。
見れば本当に平凡な一族の集まりである。
ロバートは身体の不自由な養父と養母と共に
これもまた森の中に住んでいる。
動物に囲まれ、まるで田舎ののんびりとした生活が
そこにはあった。
アランの愛犬ジャド君がロバートの愛犬として登場している。
彼女・・マリネットはここへやってきた・・
養母は彼女に、
”ああいう男と連れ添うにはそれなりの覚悟が要る”と言われた。
ロバートと一緒に自転車に乗り、愛犬を連れ森を散歩する世界は
あのオシゴトさえなければ彼女には夢のような生活であった。
彼ら達が集まると彼女は怖かった。
次のお仕事の打ち合わせだからだ。
仕事の合間には
それぞれの家族の生活も垣間見せ、
それぞれの個性も描かれていく。
次のオシゴトはパリ駅の事務所の襲撃である。
いつものようにお仕事はスムーズに終わり、
仲間達は一足先に逃げたが、残ったロバートは、
寸でのところで警官に見つかり、
駅の中の追っかけ大作戦が始まる。。。
駅のホームをまるで軽業師のように逃げまわるロバート。
ホームの屋根から、今度は地下水道へと逃げ、外に出たところで
不審尋問を受け、捕まってしまうが・・・・
警察の取り調べを受けるのに待たされているうちに
ぶっち切れたロバートは警察の銃をとり、暴れまくり・・・・
この間駅の至る所が映し出される。
ラジオでロバートの駅襲撃のニュースに不安を募らせていた
マリネットは、帰ってきたロバートにホッ!!
仲間の赤ん坊の洗礼式の描写や、午後のパーティーの映像は
シシリーの結束を思わせる美しい映像である。
”こんな日が永遠に続いたらね!”と彼女は美味しい空気をいっぱい吸った。
ある日、ロバートと彼女を除く、仲間達が老人の店に
集まっていて、
国家警察にそこは包囲された。
老人の機転で女子供は警察に引き渡し、
彼らは篭って銃撃戦の構えをしていた。
こちらへ向かうロバート達は店に近づくと、
ただならぬ様子に気付き、
迂回して様子を見た.。
ロバートは、彼女に
”地方警察に電話して、
店がギャングに取り囲まれていると通報しろ”と命じた。
警察同士の撃ち合いにさせようとしたのだ。
仲間達の所へ踏み込んだロバートはみんなを逃がした。
わざわざ出向いた警視総監の面目は丸つぶれだ。
こういった機転はロバートの仲間思いを強調しているかのようだ・
おそらく身体の不自由になった養父も元ギャング。
店の老人も元名うてのギャングであっただろうと思われ、
ロバートの昔も少し垣間見れる。
感化院から逃げてきたロバートに養父は
銃の代わりにピアノでも弾かせてまともな男に
したかったようだ・・・
が今は口も聞けずじっといつもギャングのボスとなったロバートを
見つめているのだ。
帰ってきたロバートに養母はトランプ占いをしていて
それを見た彼はその一枚を取り、”死か!”とつぶやいた・・・
次のお仕事にはシゴトを降りるものも出た。
四人はまんまと成功し、車に乗ろうとした。
目の前に宝石店を見たロバートはにまっと笑って
”待て、マリネットに贈り物だ!”と言って、
宝石店に入っていった。
マンモスは”アホか!”と言ったが間に合わなかった。
ブレスレットを選んだ彼はお金を出さずに銃を向けた。
女店員はすかさずロバートに向けて発砲したのであった。
腹部のど真ん中を撃たれた彼は即死ではなかったものの
致命傷で、
生きているのが不思議なくらいであった。
仲間たちの見守るなかマリネットは看病しながら
ロバートに話し掛けたが
疲れるから眠らせてやってと言う養母の言葉に
二階へ上がった。
物音に気付き肌着のまま外へ飛び出した彼女が見たのは
土を掘っている彼らだった。
泣き叫んでロバートにすがり付こうとする彼女に
こうするしかないんだと・・・レイモンは言った・
そしてロバートはもう土の中だった。
マンモスがマリオネットに手渡したのはロバートの
ポケットの中にあったブレスレットだった。
★イタリア色の強い詩情豊かなドラマですね。
未来の無い男よと養母が言ったように
シゴトには冴えていても
どこか抜けたところのあるロバートを愛したマリネット。
ボスでありながら、みんなに守られていたロバート。
生まれたままのような男ロバート・
ジャック・ドレーの描く男の仁義と言うものは
メルビルの仁義とはちょっと違うが
なにかこう温かなものがいつもあるんですよね。
だからギャングと言う立場を取り払えば
一般の人々の暮らしよりもむしろ熱い家族愛と繋がりに溢れ、
どこか憎めないキャラクターが5人の仲間たち全てにあった・
養父と養母の温かな愛。
ギャング映画には違いないんだけれども、
なぜか家族愛の映画としてちょっぴりシュンとするラストでした。
この映画でドロンファンになったといつかメッセージを頂きましたが
分るような気がしましたね。
1976年度作品
今夜で一応ドロン特集を終わりたいと思います。
次回に向けて充電しますね。
小出しにしないと早くに最終回のなるのが
なんだか淋しい気がしまして。
ドロンファンのみなさま、申し訳ありません。
今回、日本未公開作品も含めての紹介となりましたが、
そういった作品こそ公開して欲しかったなあという感もあります。
やはりドロンの多種に亘る才能のすごさを
知らされた思いというのが今回感じたことです。
役を演じるのか自分を演じるのか
それが一体となってこちらに伝わってくる。
計算されたものかそうでないのか
そう思わせるすごさもあらためて感じました。
そして作品の選び方。
同じようなアクションのものに見えても
そこにはひとつひとつひねった
別のキャラクターが常に誕生していき、
やはり別のものになってしまうすごさ.
いくら見ても飽きない.
次々と見たくなる・
次回の作品が自分でも楽しみなわたしであります。
では次回の特集まで・・・
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