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旧い映画を楽しむ。なでしこの棲家
≪日本の夜と霧≫≪青春残酷物語≫
1.≪日本の夜と霧≫
2.≪青春残酷物語≫
ーーーーーーーーー
1.≪日本の夜と霧≫
≪日本の夜と霧≫60年安保闘争は私の少し前の世代のことで、
あまり,良く知らなかった。
今でも詳しくは知らない。
しかし大島渚監督の作品≪日本の夜と霧≫は終始、
過激な政治論争に焦点をあてた異色作で、
少しだけわかったような気がする。
これは、ビデオ収録していたものの、今まで見ていなかったのだ・
制作した時点では観客不入りを理由に、封切4日で、公開を
打ちきられ、不服とした大島監督が松竹を退社という事件が
記憶にある.
まだまだいろんな日本の社会が黒い霧の向こうに隠されていた
時代..。この作品の上映自体、そして上映中止も
ショッキングな事だったはず。
不入りという理由は表向きで、おそらく、様々な社会状況の
暴露と時代への真っ向からの反抗に圧力がかかった事は
的を外れていないと思うが....
こうして,今見ても先に紹介した、≪青春残酷物語≫と並んで、
大島作品が古びていないことに驚かされる。
映画は社会の鏡でもあるわけで、
大きな転換期、激動の時代の真っ只中に作られた、
思想の方向がはっきりと訴えられている事を感じずには
いられない。
これからごらんになる方は、
大島監督の まさに ド迫力に打ちのめされるであろう。
大島監督をはじめ、出演者..芥川比呂志、渡邊文雄、
戸浦六宏、佐藤慶など、真に東大に席を置いた人たちを
据えている。
ストーリー
画面は安保闘争の真っ只中、とその前の世代の学生の状況を
交互に映す。
前の世代は社会主義に被れている。
主役の津川雅彦、同志の、桑野みゆき、その恋人、など
スクラム組んで闘争に参加しているが、警察隊に打ちのめされ、
彼らに共鳴する新聞記者、渡邊文雄(先輩になるわけで)の
助けで桑野とその恋人は病院へ運ばれる.
恋人は姿を消してしまい、桑野は記者に探してもらうが、
結局見つからない。
次ぎの場面で、桑野と渡邊が、教授、先輩、同級生とだけに囲まれた結婚式を挙げている。
ここから、いろいろと過去の事を織り混ぜながら、式は進むわけだが、ここに津川がやってくる。
”あなた、指名手配されているんじゃないの”と一斉に彼のほうへ
視線が行く。
”ああ、そうだ、だが言いたい事があってね”。。。。
つまり、あれだけの信念を持って活動した闘士が、
世間一般の人間と同じに成り下がって結婚式などあげていいのかということらしい。
しかも恋人とはどうなっているのか。
ここから、赤よりだった先輩や教師,学生たちとの政治論争になるわけだ。
そこへ、姿をくらましていた桑野の恋人もやってくる。
映画はまるで舞台劇でも見るような運びだし、
映像は極めて前衛的な撮り方をしている.
見通しのある闘いをしたい。
見通しのない闘いをしているようで
わからなくなると学生は言う。
アメリカに日本を売るという考え。
日本の独立だけを望んでいる学生と、事勿れ主義の学生との葛藤もある。
そのかれらもだれかに操られているような暗示もある.
そして,宗教もからむ。
組織の分裂、批判、進む道の不安、スパイの問題.
あのころ、歌声喫茶が流行ったが、
この集団たちが結束を確信するのに歌を歌っている。
歌を一緒に歌うということは、結束の錯覚を起こすという
皮肉も込めている。
思想と歌や踊りと何の関係がある?という学生たちもいる.
話は、戸浦と佐藤が過ぎ去った事件の解明をしながら、
津川の現状の不審の話を交互に、何がどうなのかを
明かにしていく.
窮地に落とし入れようとしたかれらの仲間割れの原因に
スパイイがからむ。
かつて、小山明子と渡邊文雄は恋人同士であったし、スパイと
思われる人物を監禁していた。
小山は他の学生と結婚し、今、渡邊と桑野の結婚式に列席している。
その席上でかつての事を暴露した。もちろん渡邊と恋仲だった
ことも.。
渡邊は他に何を隠しているというのか..。
暴露の結果、渡邊は全てを告白せねばならなくなった。
教授は言った。
火炎瓶闘争を機に学生たちは分裂した。
歌を歌う闘争と火炎瓶を投げる闘争??。
党の思想を保つためには地味に運動を続け、学業も優秀でなければ
ならないと..
結局はそれぞれの学生の生活程度のねたみ、恋人問題を、
絡ませ、学生運動の純粋な気持ちというのは
この画面で見る限り、津川だけだ。
まぼろしを目指して闘ったのか..。
いろんな論争のなかで、安保の核心が見えてくる..
津川は言う、”闘争の廃人たちの集りのなかで、結婚式などしてはいけないよ”
その桑野自身もどうだったか...?
デモに参加する動機は一体なんだったのか・・
敗北の予感。結果を見ずに走る恋人について行けない。
国会の前に集った学生の思いは決して同じではなかった。
6/15日はやってきた..。
敗北の後の生き方が問われる。
きちんとしたリーダーのない運動はバラバラの考えを生むのは
必至だ。
明かにしても、解決や納得はない.
問題をすげ変えようとする人間こそ、その後の社会をのし上がっていくのである。
突っ走って,突っ走ってきた学生ほど、挫折感を味わい、
抜け殻となっていった。自殺するものも出た。
この中にもブルジョワと庶民の格差は出てきて、
結局、もとの木阿弥か。
それは政治に対する論点から、もはや外れて、
自殺へ追いやったものの考え、追いやられたものの考えと変わっていく。
果たして,デモ参加に駆り立てたものはなんだったのだろうか..
無謀なデモと有意義なデモの違いはどこにあったのだろうか。。?
制作 松竹 1960年度
監督 大島渚
ーーーーーーーーーーーーーー
2、≪≫青春残酷物語
戦後10年経ったころ、アメリカも日本も同じように、
チンピラとか、非行少年だとかが社会現象となる。
日本では..分かる。
戦後10年といえば、
終戦時小学生だった子が戦後の民主主義教育を受け
成人式を迎える時期にきている。
ちょうど映画界では”太陽の季節”に代表されるように
愚連隊とか、チンピラだとか、非行少年などを
取り上げた作品がどっと出てきた。
教育の改革によって出現した新しい若者像を描く作品群。
が 戦勝国アメリカでは何故?
教育が変わったわけでもないのに。
戦勝の栄光と豊かさの中にもこういう荒廃した若者の非行が全盛期を迎えた事実があり、考えてみるとそういう裏側をあまり
考えたことがなかった。
そう 日本とほぼ同じ時期、その代表として”理由なき反抗”
がある。
あのジミーの出演作。
こういう作品がアメリカでもヒットし
社会現象となるのは、やはり勝とうが負けようが
戦後の傷みによる現象は、どこも同じだったということだろう。
日本の若者は、ジミーのリーゼントを真似、
そしてプレスリーのロックに熱狂し始める。
太陽族は少し異質であった。
あれはお金持ちのぼんぼんのお遊びである。が、優等生でもなく、
不良っぽいのである。
しかし、まだ、ここまでの日本の若者の苛立ちは見かけだけの
反抗のように思われる。
これが1960年が近つ¨くに連れ、安保闘争と重なり、
社会へ身体ごとぶつかって反抗していく若者たちが出てきた。
そして、フランスではJ.リュック.ゴダールや
F.トリュホーに代表される
ヌーベルバーグ作品の台頭である。
松竹大船撮影所でも
今までの、上品な文芸調の映画を、打ち消すように
ヌーベルバーグ作品が作られはじめる。
監督自身が社会にぶつかっていくように作られた
≪青春残酷物語≫ーーー大島 渚監督第2作目の作品で、
ヌーベルバーグの旗手となった記念すべき作品である。
この映画によってヒロインー”マコ”に扮した桑野みゆきは鮮烈な
印象を残した。
体制や秩序に反発し、無軌道に何かに訴えているような激しい
行動、非行。はかなさ、希望もない、夢もない。
この作品は当時センセーションを巻き起こした。
ただのチンピラ映画ではない。
大島監督の新鮮な画像!
夏の暑さとも重なる終始ぎらぎらとした若者のむせ返るような
やり場のない精神状態を清とマコを通して描く。
60年安保の青春を理屈でなく、
心のままに描いた。
そのスピリットが伝わって来るのです。
強烈な印象でした。
大人に成切ってない男女が愛しあい、妊娠,堕胎、
そして恋人に美人局(つつもたせ)をやらせる。
最後はいきずまって、清はチンピラに殴り殺され、
マコはそれを車の中から見つけ、男の手を振り切って扉を開けて
飛び出し息絶える。
救いのないストーリーである。
このどうしようもない現実。これが今の日本だと投げかけた。
陽気な青春映画も良い。
だがこういった青春もキチンと見据えろと監督は言っているのか?
そしてその問いかけに答える青春映画は
残念ながらその後出てきていない。
どうしようもなくもくもくと青いリンゴをかじる清の哀れさ。
このシーンはその後の作品によく使われるようになったが、
大島さんの真似である。
そういうシーンはいっぱいいっぱいある!
そして今、若者がヌーベルバーグの映画を
(日本の物にしろ、フランスものにしろ)
観ても
恐らく新鮮味がないかもしれない。
なぜか?.....
答えははっきりしている!
煎じなおしの作品や いろんなシーンを真似た映画を
原点があったことを知らずに
本家を観る前に今の作品を観てしまっているからだ。
これはマイナーですよね。
これは非常に意識として大事なことで、
そういうものを観る前に踏まえて観ることである。
そういう意識なしに旧い映画を観てもそこから何も
生まれてはきません。
それだけヌーベルバーグは世界的に影響を与え、
映画の流れも変え、特に映画界不振の時代へと入っていく
きっかけをも作ってしまった。
禁断の木の実を食べたものはもう引き返せないから。!
ゴダールの”スリ”、”勝手にしやがれ”、
トリュホーの”大人はわかってくれない”
などと日本のヌーベルバーグを見比べてみると良い。
そして、いままた、原点に返って日本の良さや
和が見直され和ブームにつながってきています。
製作 松竹 1960年度
監督 大島 渚
撮影 川又 昴
出演 川津祐介/桑野みゆき/久我美子/佐藤 慶
桑野みゆきという女優は桑野通子の娘で
二人揃って人気投票の上位に入る稀有な親娘である。
この作品に出演する前まではそのおっとりした
明るい上品なお嬢さんというイメージで売り出した人です。
この作品で体当たり演技をし又、その愛くるしい表情と
美しいプロポーションで世の若者を虜にした
女優さんでもありました。
どんな映画でも楽しんで繰り返しみること。
何かが見えてくる。
新しい発見。
見落としを見つける。
欠点はマイナスしてみる。
これがわたしの映画の観方です!
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