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旧い映画を楽しむ。なでしこの棲家
≪アフリカの女王≫
≪アフリカの女王≫
第一次大戦の兵役を終えて、ひょんな事から
ブロードウエイの舞台俳優となたボギー=ハンフリー.ボガード。
その後ギャングスターとして数本の映画に出演。
≪マルタの鷹≫(ページ一覧に記載)で初めて
本格的な主役に抜擢され、
≪カサブランカ≫で押しも押されぬ大スターとなった。
トレンチコートにソフト帽,苦虫を噛み潰したような顔。
独特なタバコの吸い方、低くしわがれた声、
ボギボギとしたしゃべり方....
ボギーのスタイルも,仕草も、しゃべり方もハードボイルドの
神話となっている。
水も滴る美男子とは縁の遠い,渋い重厚さ一点ばりの彼は
それだけに息も長く,全盛時代は10年間続いた。
≪三つ数えろ≫、≪キー.ラーゴ≫と続き、
今日紹介する≪アフリカの女王≫で、オスカーを手にした。
渋い私立探偵の役から、≪カサブランカ≫では、
愛する女を反ナチ運動のリーダーである夫と共に去らせる
飛行場のラストシーンは”男”ボギーの見せどころであった。
そして≪麗しのサブリナ≫での武骨な事業一点張りの長男役を
演じ、≪裸足の伯爵夫人≫では私生活でのボギーそのひとの
人生を覗かせるようなおそろしさをふと感じさせられた。
雨の墓地に佇む哀愁を漂わせた中年映画監督の姿には、
もはや,ボギー自身の余命いくばくもない人間の淋しさが滲み出ていた。
彼はそれから三年足らずして癌に苦しんでこの世を去った・
武骨でもダンデイさが常に漂うボギーが、それまでとは
全く違う、武骨だけの無邪気な小型蒸気舟の物資運搬人に扮して
名女優,キャサリン.ヘップバーンと
アフリカ奥地から川を下って
ケニヤに行こうとする作品、≪アフリカの女王≫を
紹介します。
最初と最後に人々が登場する以外
小さな船の中だけの二人のドラマですが
これがもう、愛嬌のあるボギーと
いつものようにデリケートで内心ドキドキしながらも
毅然とした態度で、ふと女らしさも垣間見せる
キャサリンとの互角の演技を見せているボギーのめずらしい
役どころの作品です。
ストーリー
ロージー(キャサリン.ヘップバーン)は宣教師である兄と
アフリカ奥地で原住民に布教活動をしていた。
日本でいえば伝馬船のような船に蒸気をつけただけの
小型の船でここに物資を運んでくる
チャールズ.オーネット(ハンフリー.ボガード)は
ただ,人が良いだけの武骨者でまるで熊五郎のように
伸びかけた髭が口やあごを覆っている。
いつものように彼が物資を運んできて
吸っていたタバコを地面に放ると、
教会でミサに参加していた原住民は
われ先に拾おうと群がった。
(アフリカの女王...AFURICAN QUEEN)とは
彼の舟の名前なのです。
チャールズが去った後すぐに、
ドイツ兵の一団がここにやってきて、住民の住居を焼き払い、
人々を連れ去った。
”何てひどい事を!”と反抗した兄は暴行を受け、
精神も冒され、亡くなってしまった。
ひとり教会の前に佇むロージの前に、引き返してきた
オーネットはドイツ兵がひきかえしてくるから、
逃げた方が良いと一緒に舟で川を下ることにした。
舟には、酒や缶詰のほかに、亜鉛ガスや ゼラチンなども
搭載されていた。
一休みしようと川に覆いでている木陰に舟を寄せた。
”ここまでは何とかきた。食い物はあるし、トイレはあるし
ここは居心地は満点だ。”
”こんなところにゆっくりもしてられないでしょ。オーネットさん!”
地図を広げ、ふたりはどういうルートで湖まで辿り着くかを
打ち合わせた。
何とかケニヤに行こうというのだ。
イギリス領から入るにしても途中ドイツ軍のとりでがある。
俺たちは袋のネズミだ。
それでも取りあえずはルートを決めた.
いくら人の良さそうな男とはいえ、ロージーは
油断を見せてはならないと、彼を紳士扱いし、
婦人の威厳を示すように彼と話すときには最後に必ず、
”**** オーネットさん!”と付け加えた。
オーネットさんはそんなこと全然感じていない風で
人の良いだけの彼はドイツ海軍のルイーザという戦艦が
湖に漂っているから、湖に辿り着いても、ケニヤに渡るには
よほど注意せねばならないと説いた。
ロージーはものすごい事をつぶやいた。
亜鉛ガスを見つけて、”あなた魚雷を作れて?オーネットさん”
と言ったのだ。
”あんた自分が何を言っているのかわかってるの?”
まるでお茶でも飲むようにさらりと言ってのけるロージー。
彼女はイギリス人で兄の仇を取りたいと言う。
”どうやって起爆装置を?”
”アフリカの女王があるわ!”
”なんだって?”
”ボンベに爆発性のゼラチンとダイナマイトを大量に詰め、
ボンベの先を舟から吹き出るようにセットをするのよオーネットさん。
そして、的に直角に向け、全速力で突っ込むのよ?”
”中々良いアイデアだが魚雷の的は?
”ルイーザ号。”
”そんな無茶な.無理だよ。”
”あなた祖国の為に戦う気はないの?オーネットさん”
今から魚雷を作るのよオーネットさん。
”もう二時間もすりゃ日が暮れますぜ!”
”二時間もあれば十分作れますわ、オーネットさん!”
”あああなんてこった!”
舳先と船尾の間の蒸気の釜を境にふたりは居場所を定め、
これからふたりの川くだりが始まるのである。
オーネットさんはジンジャーを、ロージーはお茶を味わい、
川に入って水浴もした。
時には大雨も降る。
ロージーのいる船尾は少しだけ屋根がある。
毛布に包まったオーネットさんはずぶ濡れで
彼女の居場所に救いを求めた。
最初は拒否したものの雨が降っていると知って
ロージーは
雨であれば仕方がないと
”オーネットさん,中に入ってもよろしいですわよ!”と
眠った彼の枕もとに雨傘を立てかけてやる優しさもあるロージー。
さあーて、川も緩やかなところばかりではない。
球磨川か、天竜川の急流くだりどころの流れではない。
荒れ狂う水を被り、服はボロボロになり、
ロージーのヘアースタイルも崩れ、
見てくれなんぞは関係ない冒険となった。
しかし、ロージーは怖がるどころか
こんな経験は初めてだと感激し、
”すばらしいわ。わたしたち!
”これからもっとすごいぞ!
生きてこの川を下りきったものは数名だ!”という
オーネットさんの声にも彼女は耳を傾けず、
ただただ喜ぶばかり。
”あああわくわくするわ,待ち遠しいわ!”と無邪気なもの。
布教以外に興味のなかった彼女にとって,最初のこの冒険は
実に魅力的だったのです。
決して安全ではないこの現実に左程畏れも持たないロージーに
オーネットさんは舌打ちしながらも、彼女の言う通りに行動した。
二度目の急流下りも突破。
思わず抱き合う二人。
それは成功した喜びの抱擁であったはずだが...
オーネットさんは髭をそり
”すこしは良い男になったかね”と尋ねるもロージーは
見向きもせずに聖書を読んでいる。
しかし、抱き合って喜んだその時にふと異性を意識したふたりは
自然とお互いを思いやるようになり、
オーネットさんから
チャールズと呼ぶように
ロージーは変化していった。
そしてチャールズから ”あなた” と呼ぶようになった。
やっと抜けた急流だが見上げる崖の上にドイツ軍の要塞を見つけた。
敵は舟を外して銃を乱射してきた。
舟底に身を沈め、なんとかくぐり抜けた。
そして、
舟は水草の島が点在する支流のような場所に入ってきた。
ひとつ間違えば迷い込んで舟底に草が絡み、
身動きできなる。
しかし、とうとう、その羽目になった。
沼に入り、ロープで舟を引き、ロージーは舵を取る.
もう、身動き取れなくなった。
ふたりとも顔も衣服も真っ黒で顔もドロだらけ。
舟に上がったチャールズの身体には、いっぱいの蛭が
張り付いていた。
”何が怖いって俺は蛭がいちばん怖いんだ!”とおろおろする彼に
ロージーはすぐに塩を塗りつけた。
それでもチャールズはまた、沼に足を入れ、舟を引っ張った。
ロージーは彼の優しさに本気で惚れたようだ。
しかし,それも無駄で疲れ果てた彼らは
泥のように眠った。
カメラはズーッと引いて上へ上がる。
するとその場所の100メートルくらい先には
果てしない湖が広がっている...
そのうちに,大雨が降り出した。
キリンもカバも水鳥もライオンも移動を始めた。
大量の雨で水嵩が増し、水草は水の底に沈み、
緩やかに舟は動き出した。
異変を感じて目を覚ましたチャールズは
急いでロージーを起こした。
”おれたちゃ、湖のすぐそばにいたんだ!”
そして、はるか向こうから巡回するルイーザ号が
蒸気を吐いてやってくるのが見えた。
また、水草の陰に隠れて魚雷を完成させた。
ユニオンジャックの旗をポールに掲げた。
準備は終わった・
行き過ぎたルイーザがまた戻ってくるまで待機だ。
しかし、また大雨が降り出し、
大荒れになったため、舟は波と格闘するも
沈没してしまった。
ルイーザ号の中....
チャールズはスパイ容疑で尋問を受ける。
鉱山夫あがりのチャールズにはなんのこっちゃ?だ。
”縛り首にしろ!”と...
”女が漂っていました”とロージーが連行された。
”舟遊びをしていただけだ”とドイツ仕官にいうチャールズに
ロージーは
”本当の事を言いましょうよ、、
この船を爆破撃沈しようとしたのよ!”というが
敵は笑って信用しない。
二人は吊るし首にあうその時に
”死ぬ前に結婚式を挙げさせてくれ”とチャールズは頼む。
仕官は立会人となり、”モジャモジャ....”と
言っていると
””ドカ-ン”” と轟音と共に船体はゆれた。
浮き輪を取ってふたり手に手を取り、飛び込んだ。
漂うふたりの目の前に”AFURICAN QUEEN”の切れ端が...
湖を彷徨っていた”アフリカの女王”は役目を果たしたのだ。
その切れ端にふたりは大笑いをしながら,
打ち寄せる波に身を委ねるのであった....・
おわり。
★
恐らく恋というものを経験した事のなかっただろうロージーが
あの≪旅情≫で見せたおどおどとした恋への畏れを感じる
冒頭から、徐々に恋に芽生え、中盤からは
恋に目覚めた女がどんな風にいい女に変わっていくか?、
舵の取り方を教えるチャールズへの尊敬の視線や、
蛭を取る時の心遣い、チャールズの足に棘が刺さったのを
取ってやる仕草などからロージーの愛の進行を表現していきます。
そしてチャールズにとってロージーは」もはや
なくてなならない伴侶となってゆくのです。
貫禄俳優ふたりの初々しい恋がさわやかに描かれていきます。
そして人の良い何処にでもいそうなチャールズが
段々と自信を得た良い男へと変身してゆく。
男らしさとは何か...を泥まみれで演じたボギー・
恋ってすばらしい...と感じさせるふたりの演技です。
いつもと違ったボギーの一面を引き出したジョン.ヒューズトン監督。
そして、余裕の演技のキャサリンですが、
演じる役はいつも初々しい。
ここでもジャック.カーデイフのカメラは
美しい。特に水草に絡まる描写はいいですね。
(まあ,あの時代だから急流下りの合成フイルムは許すとしよう。)
と言うわけでとっても魅力的な作品であると申し上げておきます。
≪ケイン号の叛乱≫と共にボギーの作品では大好きな一本です。
1951年度作品。
監督:ジョン.ヒューストン
撮影:ジャック.カーデイフ
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