悩める裁判員経験者・似蛭田妖のブログ

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長崎地裁と長崎県警が「嫌がらせ行為」ないし「迷惑行為」を完全解決してくれません。

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裁判員経験者が退任後、受け続ける受難を地裁と県警が助けません。

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長崎地裁と長崎県警が約束を守ってくれません。

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2021.03.09
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 一応、ホームページには、「皆様方の貴重なご意見等については,今後の検察運営の参考とさせていただきますが,個別に回答することはいたしておりませんので,あらかじめご了承ください」とありますので、残念ながら、広島地検と高検側のリアクションをうかがい知ることは出来ません。

 以下がその全文です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ご意見・ご要望」の担当者様。出来ましたら、以下の内容を幹部の方にお伝え下さいます様、お願い申し上げます。制限字数(1000字)に納まらないので、数回に分けて送信いたしますことをご了承くださいませ。


広島高検検事長 様
広島地検検事正 様

 僕は裁判員経験者です。凶器とガソリン携行缶を準備した犯人によって、父娘2人が惨殺され、証拠隠滅のために放火され、住居が全焼した事件でした。
 しかも、直接証拠が皆無で自白も無かったため、識者達による前評判は「死刑か無罪」になるという両極端なものでした。
 ところが、結果は無期懲役。この判決は、高裁、最高裁から支持され、確定。被告人は受刑者となりました。
 裁判員裁判判決後の記者会見では裁判員たちが異口同音に、極めて難しい判断であったこと、いろいろなストーリーが考えられることを発言。翌日の新聞でも取り上げられました。多くの識者は「ギリギリ有罪になった」「冤罪の可能性もある」などと話しています。
 傍聴すれば分かることですが、この裁判は地検の死刑主張が認められませんでした。起訴状の内容も半分は認められず、訴因変更がなされました。
 無期懲役に不満な長崎地検は死刑を求めて控訴しましたが、福岡高裁の判断は既述の通り、地裁と同様の無期懲役の判断。ここで、可笑しなことが起きました。
 福岡高検は、この高裁判決を受け入れて、死刑を求めて上告することをしなかったのです。多くの識者は、検察も冤罪の可能性に気付いたからだと言っています。
 さて、裁判員の任務終了後、僕は苦しくなり、心を病んで、裁判所指定のメンタルヘルス業者のケアを受けたり、専門の精神科医に受診して、今日に至っています。
 評議の内容を誰にも話せないということが、苦悩をより大きくしているのです。
 裁判員裁判のことを完全に忘れることは出来ません。忘れようと思っても無理なのです。なぜなら、裁判員業務が終わって、新聞で控訴審の内容を知って、驚きました。警察と検察が裁判員裁判で隠していたことを知ったからです。その隠していたことは1つ、2つではありません。被告人を有利にする事情が幾つも隠されていました。だから、新聞記者は、こんなことが裁判員裁判で明らかになっていたら、無罪になっていただろうと言うのです。
 傍聴すれば分かることですが、裁判員裁判では、検察側の鑑定証人の法医学者が、裁判員の質問に端を発した矛盾の暴露により、裁判官からも追及され、法廷で火だるまになりました。それで、検察の立場は丸潰れ。記者の半分は無罪判決が出るかもしれないと思ったそうです。
 また、この記者たちは「検察は話を作っている」とも言っているのです。
 率直な話。僕は、新聞記者達から、警察と検察、それに裁判所の良くないことを知っていて、それを評議の秘密のために話すことが出来ないから、苦しんでいると思われています。
 僕がこのような状態にあることについて、検察も責任を感じるべきだと思われているのです。
 評議の秘密があるから、一般論としてしか発言できませんが、言います。
 僕は、検察には良くない部分が沢山あると考えています。
 検察は何のためにあるのですか? 検察庁のホームページでは次のように説明しています。
「検察庁では検察官・検察事務官などが執務しており,検察官は,刑事事件について捜査及び起訴・不起訴の処分を行い,裁判所に 法の正当な適用 を請求し,裁判の執行を指揮監督するなどの権限を持っているほか,公益の代表者として民法など各種の法律により数多くの権限が与えられています。検察は,国家社会の治安維持に任ずることを目的とし,検察権の行使に当たって,常に不偏不党・ 厳正公平 を旨とし,また,事件処理の過程において人権を尊重すべきことを基本としています」
 事実を隠したり、嘘をでっち上げることは説明していません。

 話は変わりますが、一昨年12月、広島地検公判部で、当時時29歳の検事さんが自ら命を絶つという悲しい出来事があったことが報道されました。
 地検公判部の中で最多の業務を与えて、長時間労働をさせたうえ、公判部長が裁決した案件を次席検事は裁決を拒否。机をバンバン叩きながら、「お前は司法修習生以下だ」と罵声を浴びせたとのこと。
 複数のネタ元が確かであると判断したから、メディア各社は報道したんじゃないですか。この件に関する広島地検と高検の内部調査にご遺族も納得しておられずに公務災害を申請されたとか。検察内部にも同様に納得していない人達が多くいらっしゃるとか。
 識者は、広島地検と高検は、個体側要因を持ち出して、長時間労働とパワハラ言動によって当時29歳の検事が自殺したことを隠そうとしていると言っています。
 検察が、自分達の内部で起きた自殺案件ですら、嘘を付いて真実を隠し、国民を騙そうとするのなら、逮捕、起訴したりする本来の業務でも、同様の不正を行っていると国民から疑われても仕方がないのではないでしょうか。
 ご遺族の公務災害の申請には、 厳正公平 、真摯に対応していただきたいと思います。 法の正当な適用 を望む次第です。





 広島地方検察庁と広島高等検察庁が入居している広島法務総合庁舎。立派な建物の中では立派な仕事をしていただきたいものです。「ファインジャッジ」好きなカープファンも大勢、この公務災害申請の成り行きを注視していると思いますがねえ。




 ご存知の通り、広島カープのチームカラーは「赤」。

 だから、広島地検と広島高検の皆様方。ご遺族が申請された公務災害の調査では、真っ赤な嘘は付かないで、赤の他人にも分かるように、赤裸々に真実を語って下さいませ。



































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Last updated  2021.03.09 15:59:30
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