Feb 14, 2004
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3年ほど前、いろんな種類で発売されて話題になったメロンパン。皮の部分にメロンの果汁入りのやら、中のパンの部分にクリーム入りのやら、趣向を凝らされたメロンパンがパン屋さんにずらりと並んだ。最近はちょっと下火になったかと思いきや、近頃のメロンパンは移動自動車販売で大人気だそうだ。

まだ移動パン屋さんに遭遇したことがないのだが、1度は並んで食べてみたいと思っている。
しかし。
メロンパンを見るたびに、おねえは思うのだ。
呼び方が違う。
あれは「メロンパン」じゃない!!
皆さんの言うところの「メロンパン」は、おねえが物心がついた頃から「サンライス」という名前で売られていたのだ。
「メロンパン」は、別のパンの名前だった。ラグビーボールを半分に割った形。中には、白アン(手亡アン)。ちまたの

洋風名前のパンなのに、和菓子を思わせる味わいのパン。
おねえの白アン好きは、このメロンパンによって培われたようなものなのだ。白アンのおいしさを教えてくれた、おねえにとって、大事なメロンパン。その黄金の名前をかたる、ふてえヤツ、サンライス。
おねえの中ではそういう位置付けのメロンパン(サンライス)なのだった。
メロンパンメロンパンと騒ぐけど、名前が違うやんか!と、ムカムカ怒りながらも今日もパン屋さんで「メロンパン(サンライス)」を購入していたおねえだが、今日、テレビでまたまた、「メロンパン(サンライス)」の特集をやっていて、よだれをたらさんばかりの勢いで画面を見ていたおねえ。
ひと通りのメロンパン移動販売を紹介したあと、ゲストの一人、玉岡かおるさんが言ったひとこと。
「うちの近くでは、これとは違ったメロンパンがありますので・・・」
それに答えて司会の叔父さま(名前失念)
「神戸ではサンライスとも言われるそうですが。太陽と似ているからですか・・・」
そう、そうなのよ~!!
玉岡さんは兵庫県加古川在住(ちなみに地理で言うと神戸のちょっと西。ちょっとかな?あやや出身の姫路より東)。食文化はうちとさほど違わないと思う地域。
玉岡さん!そうよね、あれは「サンライス」ですよねええ!!

けれどこの「純正メロンパン」を販売しているところは数少ないのだ。おねえの調査では、大林パン・カスカード・アンクル・駅前のパン屋(名前失念)。このパン屋へ行く時はメロンパン購入がメインなのだ。冷凍する分と合わせて、5個は買ってしまう。絶対他のパン屋さんではお目にかかれない、貴重なパンなのだった。
(ちなみに、神戸地区近辺はパン屋さんが多い。こんなもんだと思って暮らしていたけど、大阪へ出て、パン屋さんのあまりの少なさにビックリした。ケーキ屋さんも同じように、神戸は多い。パンもケーキも、明治以降の外人さんの影響らしい)
どこでも売っている大手の山崎パンでは、見たことがない、純正メロンパン。やっぱり地域限定で発展してきたパンなのかなあ。
とにかく。
おねえはメロンパン(サンライス)の名称変更を希望する、隠れ純正メロンパン愛好者なのだった。

さあ、みなさん、これが純正メロンパンのお姿ですぞ。
ちゃんと「白あん入り」と書いてあるでしょ?

純正メロンパン





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Last updated  Feb 15, 2004 12:28:06 AM


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