イスラーム国による日本人人質事件に反応して、自己責任論が花盛りなようだ。
おぢさんも「 イスラーム国による日本人人質事件に関する『自己責任論』と『首相責任論』の狭間 」(yahoo!ニュース)という記事を読んでみた。そしてそれに対するfacebookのコメントというより悪口の数々。何も考えずに悪口を書くだけなら簡単だからこういうコメントが氾濫するのだろう。
「自己責任論」というより単に理由も示さず批判してるだけの無駄なコメントが多い。コメント(悪口)を書く動機は「身代金なんてもったいない」といういことかな?
おぢさんは今回の事件に限らず政府が何でもかんでも無限に責任を取るということには反対だ。二人の解放を訴えるべきではあるが、身代金2億ドルも払うべきではないと考える。しかし、二人を批判するコメントにはまったく同意できない。まず二人は日本政府に助けてくれなどと一言も言っていない。後藤さんのお母さんが救出を訴えたが後藤さん本人としては不本意ではないだろうか。
「イスラム国」日本人人質事件 政府、湯川さんと後藤さんと判断(15/01/21) ←シリア入り前の後藤さんの談話あり(FNN)
このような事が起これば日本政府が対応せざるを得なくなるのは政府にとっては迷惑な話だろうが、しっかりと注意喚起をしている以上最悪何もしなくても日本政府には責任はない。
シリアでの取材に際する注意喚起について(その 10) ← 外務省海外安全ホームページ より
助けてくれとも言われてないのに日本政府が勝手に責任を感じる必要は無い。日本政府に責任が無い反面、拘束された二人には危険な場所に行って死ぬ権利が認められるべきだ。死ぬ権利が認められないということは結果的に生きる権利も認められないだろう。
「自分のケツも拭けない」そんな不自由な世の中をおぢさんは望まない。
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