なりきりパリジェンヌママン☆

なりきりパリジェンヌママン☆

2008.11.12
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今日は私のダウンぶりもひどかったのですが、フランスの鎮痛解熱剤はかなり元気になるので、普段は薬が嫌いだけど、今回は恩恵に授かってしまいました。

安菜のリトミックに連れて行った後、その後の3歳の健康診断のときに必要な、伝染性髄膜炎の予防接種を薬局に買いに行くも、5件回った結果、メーカで在庫切れなことが判明。なんで?って聞いたらあんまりやらないから薬局でもストックを大量におかないらしい。そういえばフランスではワクチンはお医者さんのところには一切ないので、薬局で買ってもって行かなくてはいけないんです。ワクチンのラストミニッツ買いはよくないと反省。

とはいえ、妊娠中にウィルス性の髄膜炎にかかってとんでもない思いをした私としてはちゃんとやりたいと思ったので、メーカ違いで同じ効用のワクチンがあるとのことだから、それをくださいと言ったら、ちゃんと先生の了解を得てください、と言われてしまった。同じ効用ならいいじゃん、けち。

今日はもともと安菜の3歳検診なんです、と言いながら、私たちがいかにこのところ風邪に苦しんでいるか、どれほど病院に行って、何の処方箋をもらったかを全部事前にまとめて先生に見せた。限られた予約時間の中で最大限みてもらおうと思ったら、これはかなり有効な手段だとこれまでで学んだので。本当はANNAの名前で予約を取ったらANNAしか見てもらえないのが普通。だけど私はこの手を使って二人一気に見てもらうことがある。特に小児科は予約を取るだけでもかなり至難の業。

ともかく今日は、何語であろうと人に説明するのが面倒でもあった。

水疱瘡かとも思えたJoの発疹は、風邪によるものだった。ANNAがよく「え、え?」を繰り返すのは両耳ともしっかりした浸出性中耳炎だった。浸出性中耳炎をそのままフランス語に訳してみたら、通じたけど、フランス語では奨液性中耳炎というらしい。

ANNAには視力検査もあった。左はよく見えてるみたいだけど、右は若干、一番下の絵がよく見えてないみたいだった。先生ははじめ、日本語で言ってもいいんだよ、とか、3歳は見えてても言わないこともあるって言ってたけど、左のときはスムーズに答えていたので、おそらく右はほんとにちょっと見えてないんだと思う。両親とも近眼であることを考えると、毎年ちゃんと見てください、と言われた。

歯が生えるときに病気になるっていうのはなんでですか?と言ったら、医学的根拠はないらしい。先生いわく、16ヶ月のあいだに16本の歯が生えるのに、本当にそのたびに病気になると言うのは疑わしい。一方で子どもは5歳まで(だったかな)に30の病気をすると言われていて、どっちかといえば同時に病気になっている、と言うのが本当じゃないかとのこと。

あと、鼻が詰まっているときに、おしゃぶりをあげたら、窒息死しないですか。とまじめに聞いたら、笑われた。苦しければちゃんと口からおしゃぶりを出しますよ、と言われた。いや、まじめに突然死につながらないか心配したんだけど。



さもとてもスムーズな診察の会話のように書けてる気がするけど、正直、通じるまで何度も言い直したり、言葉を探したりも。毎回、小児科検診は、勉強になるけど、いくらガイジンでも子どもの健康には妥協できない分だけ、タタカイでつかれます。へとへと。






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Last updated  2008.11.13 02:30:07
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