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2004年10月01日
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カテゴリ: ★☆☆な本
ご存知「世界の中心で、愛を叫ぶ」の著者が1995年に新潮社から刊行したものを復刊した作品です。

復刊に際して「デジタル・リマスター」を施したとか。
「デジタル・リマスター」・・・( ̄~ ̄;)?
意味を知っている方は教えてくださると嬉しいです。

この本は・・・うーむ、難しい本です。

なんとも感想がいいようがないというか。

捉えどころがないというか。

1974年から1977年までの3年間を綴った物語で、どことなく古めかしい表現や、その当時流行っていたと思われる音楽などがよく出てきます。

主人公の「ぼく」「カヲル」「ジーコ」の3人が織り成す青春物語(?)。



主人公の「ぼく」よりも圧倒的な存在感をもつ「ジーコ」。

変わった人です・・・・

どう強烈に変わっているのか、というのは是非本で読んでほしいのですが。

全体的に「世界の中心で~」と、似たような印象を受けます。

「カヲル」が入院するくだりでは、正直

また 恋人病死オチ?」などと心配してしまいました。(^_^;) 

私はまだ「世界の中心で~」とこの本しか片山氏の本は読んでいないので違うのかもしれませんが、どうも「闘病記」がお好きなようです。

ただ正直、少し暗くて重くて・・・読後感が良くなかったです。












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最終更新日  2004年10月01日 09時44分11秒
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うう~ん。。。  
こま*  さん
私は片山さんのはぱらぱらと「世界の中心で愛をさけぶ」と短編(名前忘れました)を読みましたけど、それもなんかお母さんが死んで残された家族の話であったり、なんか人の死ぬことが重要なモチーフなのでしょうか・・・。

ところで病死オチと聞いて、母が好きなのでついつい韓国ドラマを連想してしまいました。
どんなドラマでもだいたい、留学と重病、実は兄弟だった?などの要素が入ると視聴率が上がるのだそうです・・・が・・・。
片山さんファンの方には失礼な話ですね・・・ごめんなさいm(_ _)m (2004年10月02日 16時54分28秒)

Re:うう~ん。。。(10/01)  
natsu530  さん
>こま*さん

そうなんですか、他の短編でもやはり・・・
まぁ横山氏も警察の話ばかりだし、死がテーマの本もアリなのでしょうけども。
でもこの本の「ジーコ」という人物、私はかなり好きでした。こまさんももし興味があったら彼の変人ぶりを確かめてほしいです(笑)

>ところで病死オチと聞いて、母が好きなのでついつい韓国ドラマを連想してしまいました。

韓国ドラマ・・・私、日記にも書いてますが「ドラマ」というものを敬遠してるところがあって、今時「冬ソナ」も一話たりとも見たことはないし、それ以外も全くなのです。
でも日本女性の熱狂振りを時々見ると、よっぽど面白いのだろうな~と妄想してしまいます(笑)。
留学と重病・・・この留学ってのが韓国ならではですね。
日本では留学ものってあんまりないですよね・・・ (2004年10月02日 23時07分58秒)

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