●○なつ。の本棚○●

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2005年02月21日
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カテゴリ: ★☆☆な本
垣根氏の最新作なので喜んで手にとりました。
「ワイルド・ソウル」 を読んで以来、垣根氏の本は遡って全て読破しています。
今回は一体・・・!?と期待して読み進めました。

ごく普通のサラリーマンが、ある一線を越える瞬間。
よく世間で言う、「キレる」という瞬間について書かれています。
今回は・・・というか、結構垣根氏の本にはこの傾向が強いのですが、 性描写がキツイです。^^;;
今までの本では、話の流れとして登場していた描写だったのでサラッと読んでいたのですが、本書ははっきり言って 公共の場では絶対に読めません。
どのページにも何がしかのそういった表現が随所に散りばめられています。
(すごくまどろっこしい言い方ですが、簡単に言うとどのページにもHワード満載です。)

ちょっと、内容がどうというよりも、あまり人にお勧めできない感じです。(汗)

正直、、、がっかり、と言わざるをえないです。残念ですが。。。
前作の 「サウダージ」 でも少し物足りなさを感じたのですが、本書はその極みといえるかもしれません。
登場人物に共感できないのです。
だから感情移入することもできません。
今までの垣根氏の本に登場する人物は、それぞれとても魅力的で個性にあふれていました。
それが今回は「ごく普通のサラリーマン」として書かれているのもあるとは思いますが、どうにも人物像がはっきりしません。

垣根氏の次回作に期待したいと思います。





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最終更新日  2005年02月21日 18時04分42秒
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