1.Bring da Ruckus 2.Shame on a Nigga 3.Clan in da Front 4.Wu-Tang: 7th Chamber 5.Can It Be All So Simple/Intermission 6.Mystery of Chessboxin' 7.Wu-Tang Clan Ain't Nuthing ta F' Wit 8.C.R.E.A.M. 9.Method Man 10.Protect Ya Neck 11.Tearz 12.Wu-Tang: 7th Chamber, Pt. 2 13.Conclusion 14.Conclusion
そして93年に出たのが、このアルバムだ。 さて、なにから書いていこうってところ。 どうしても、RZAのイカれた、イカした音に 耳を奪われてしまうが、 特筆したいのはリリックのクールさ。 俺的には、邦盤のCDについている 歌詞カードでリリックをチェックしたが、 とにかくヤバイ。描写的であり、クソリアル。 ここにはスタッテンのクソハードな日常が詰め込まれている。 ぜひとも、この対訳は読んでほしい。 平沢氏(@BLAST)の書いてる説明も面白いし。 ちなみに俺の携帯の着メロは、 2のShame on a Nigga。 この曲も、クソ渋い。 とりあえず、シングルカットされたのを紹介すると、 8曲目の「C.R.E.A.M.」 前半がCHEFで、後半がインスペクター。 俺的には、どっちも好き。 意味は当然知っているだろうが、 Cash Rules Everything Around Me。 「現金が俺の周りのすべてを支配する」ってことだ。 サビは、
Cash, Rules, Everything, Around, Me C.R.E.A.M. Get the money Dollar, dollar bill y'all
これを読んだだけでも、 HEDZの頭にはメロディーが流れたはず。 クソやばいとしか言いようがない。 それから 7曲目のWu-Tang Clan Ain't Nuthing ta F' Wit。 これは未だにクラブでかかる。 普通に死ねる説明不要の1曲。 この曲のネタをなんかのMIXTAPEで聴いたが、 「よくまあ、こんな曲からもってきた。 それで最高にかっこいいんだから、 こいつは狂っとるしかいいようがねえ」(@W心の声)。 あとは、 Can It Be All So Simple/Intermissionもシングルだ。 首を守れのB面の、METHODMANも半端ない。 どうでもいいが、俺などは「W/H/A/T/S マ~ン」と 勝手に替え歌して歌ったりもする。 ちなみに、メスの1STに入っているリミックスでは、 GET ON DOWN(@ケニードープ)のあの声が入っている。 TEARZなんかも、泣きの1曲としてクソいい。 っていうか、全曲いい。悪いはずがない。 SKIT的に入ってくるカンフーの音もふくめ、 まじですべてに穴がない。隙がない。 これをウオークマンで聴いて歩けば、 どこまでも歩けるくらい、ノリノリになれる。 聞いてない奴はもちろん、 レコ棚に眠らしている奴も、 今一度、このスゲエのを聴きなおしてみてはいかがだろうか。 たぶん、家で聴いてもおどってしまうこと、請け合い。
なんと言っても「Wu-Tang Clan Ain't Nuthing ta F' Wit」だ!シングルが出てドコのクラブでもかかりまくりだった頃にはインストになにを隠そう、数々のDJたちに「こんなレコード見たことない」と言わせた週刊サンケイの1975年特別増刊号付録ソノシート「音でつづる天皇・皇后ご訪米」なんて曲をミックスして「玉音放送MIX」にしてしまい一人で悦に入ったりしていた。 カンフーがあうなら、天皇も右翼もあうあう。