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■■ゆらゆら放浪記■■
ゆらゆら放浪記#1
1ヶ月に及ぶ佐賀~群馬(総走行3200キロ)の放浪の旅も
無事家に帰りつけたとこで写真とともに軽く内容を伝えよかなと。
3・31
(AU,俺)
(左からAU、T納氏、T子氏、DJウザグチ。
T納氏のシャツの襟の尖りに注目 )
夕方AUを福岡空港にて見送りでの出来事。
搭乗口へと向かうAUに向けいきなり気が狂ったか
のように元応援団長T納氏のふれ~ふれ~の掛け声。
とっさの出来事だったが、
そこはみんなAUに世話になったメンツ。
すぐさまT納氏に続きみんなでエールを送る。
AUは泣き顔を見られまいと、
こちらを振り返ることなくあばよ LIKE柳沢慎吾
その後は機内で泣き崩れたことだろう。
その後モセキのWッタン(以降Wに省略)宅まで
約100キロ(平均時速33キロと仮定して約3時間)
俺の原付は20年以上前のモンキー
最近の原付などは12ボルト。
俺のはというと6ボルト。
アクセルを全快で走り続けると
すぐにライトの電球が切れてしまう。
ってことで夜はあまり走らない予定だったが、
初日から夜間走行(今のと違いライトはON,OFF式)。
気をつけて走ってたが、3月末の夜はさすがにまだ寒い。
ゆっくり走る方が電球の心配もせずにすむが、
寒すぎるんで早く着いて風呂にでもと思うのも人の心。
モセキ目指して早くもアクセル全開突っ走るR3。
予定ではトンネル両端にフク
(@Wモセキの人は福とかけてブチこう呼ぶっちゃー)。
フグが目印の関門トンネルを通る予定だったが、
いざ料金所で¥20払って通行しようとしたが
原付では通れないとのこと。
ではどこを通ればと聞くと
近くに歩行者と原付などが通れるトンネルがあるとのこと。
説明どおりにそこらまで行ったが
それらしきものはありゃしないので、
近くの商店でどこかを聞いてみた。
すると、その時すでに21時50分。
おばちゃん曰く22時に閉まるので
急がんと間に合わんとのこと。
“がんばってねー”のあったかい見送りをうけ、何とかトンネル
(モセキ側では松田優作、高杉晋作などのパネルなどがある)
を抜け、本州上陸。
もうすぐW宅。
意気揚々と向かってたが前のライトの電球が切れてしまい、
続いてテールランプも切れ、
無灯火でモセキの町を抜け、
W宅へなんとか警察にも捕まらず無事到着。
ドアノブに手をやると鍵がかかってない。
ドアをあけ息を潜め中を見てみたが電気はついてるが、
部屋に人影はない。
っとその時部屋手前のバスルームから
N9‘96クラッシク都市高
(♪いつにな~りゃ お~れたちは大人になれるのだろう)を
大声で歌う声が。
全く俺が侵入してることなど知らず、
のん気に一人ドリフ(♪あ~びばのんのん)状態のwを脅かしてやろうと、
既に取得済みの忍び足のスキルで風呂前のドア近くまで進んだが、
いっこうにWの歌は止まらず、
このあとルー氏もびっくりの怒涛のクイック
海援隊~尾崎~長渕モノマネメドレーへ。
どんだけ気分がいいんかっと思いつつ、
そろそろ聞き飽きたので、
風呂の二重の扉の一つをソーっと開け脅かそうとした次の瞬間、
鼻歌がピタっと止み、
中からまっ裸のWがリンスのボトルと
中尾彬ばりにねじりった湿ったタオルを手に
すごい形相で臨戦態勢。
俺の顔を見るやいなや、安堵の顔に。
“強盗かと思ったちゃー びびらせんなっちゃー
強盗かやったらこれで殴ろうかと思っとったちゃー”(@W)
などなどTんこを隠すこともなく
怒涛の得意のマシンガンモセキ弁。
そんなんで強盗に勝てるわけがない。
そんなこんなで飯でも行くことに。
以前来関した自称グルメのAUに
“あそこのタン塩は絶品”と
言わしめた本場の焼肉を食べ終え、いざ会計。
“¥いくらっすか”と財布を出しWに聞くと、
“ええっちゃ ええっちゃ”
っと万札を差し出し、会計を済ませる。
初日から飯ごちになることに。
(モセキでのWはくっそふとっぱら)。W氏ごちでした。
その後、帰って就寝。
文書くの慣れてないので、疲れたんで今日はこのくらいに。
続きは今度。ではまた。
***********************
ゆらゆら放浪記#2
の前にさっき髪が伸びたんでバリカンで
刈ろうかなと、襟足辺りを見ようと
後頭部を鏡に映したところすごいことに
なっとる。つむじあたりにポッコリと
見事に1円玉くらいの穴が開いとる。
一瞬目を疑い、角度を変えて見てみたが
そこには確実に穴が存在する。
アウッツ!まさかの円形脱毛かっ!!
以前、友人の頭に500円玉サイズのが
できてたのを見て、こんなんできたら
くっそムゴいやろうと思ってたものが
今俺の頭に!!
幸いというべきか、まだ俺のは1円玉サイズ。
ぱっと見“あーあの人昔やんちゃやったっちゃろーね”
(ガキの頃は頭に怪我 でハゲができやすい)
ぐらいの程度。
また、ハゲは男の勲章。{EXガキの頃のダチ
通称ADIDASには、長さ5CMほどの見事なハゲの3本線
があり、それだけでサッカーの神様
(俺らにとってはペレ以上)的存在に。
たいしてうまくもなかった
が、そいつがいるだけで
勝てそうってことで、休み時間のサッカーでは
引っ張りだこ。みんなに慕われてた。
まっマジックででも塗りつぶせばばれないだろう。
一応ネットで調べてみたところ精神的ストレスなどで
できるらしい(これは知ってた)。
っが、免疫異常(アレルギー)毛の根元へ
リンパ球が集まり起こるが、詳細はまだよくわかって
いません。などの記載もある。
友人に見せたところ、昨日は久々の面接だった
こともあって、それが原因じゃないかと。
まっ性格柄たいして気にもしてないし、
時間が解決してくれるだろう。
書き出したら止まらなくなってしまった。
そんなこんなで話を本題に。
4月1日 朝から完全防寒出勤姿できめるW氏
((“このメットにはFLYING PUPAとK-DUBのステッカー
が貼ってあるっちゃー 俺ぶちBやろうがっ”
と愛メットを、おまけにスノボ用の手袋(紫に蛍光色MIX)
が町一番のおしゃれと云われてるらしい))を自慢。
しまいにゃ“このポーズはMETHっちゃー
きまったっちゃー”っと朝から快調なWに焦りつつも、
モセキ駅付近でWと別れ、向かうは広島方面。
広島には車で何度か行っとるし
別に心配してなかったが、なにしろ今回は原付。未体験。
早くも、さすがは長い州と書いて長州山口。
まだ山口かよと走れど走れど続く山口に
何度もブツブツ独り言(@社員)をこぼし、
初日あたまっから早くもだれ気味。
なんとか山口も抜けたとこで小休止。
コンビニに寄り軽く朝めしでも買って
外に出たところ、いきなり
ドカチン系一見ヤクザのおっさんが
ホットコーヒーを俺に差し出す。
別に会話したわけでもなくあまりにも
いきなりだったんで、まさかこのおっさん
俺をドカチン仲間かなんかと間違えとんじゃないか
と思いながらも
コーヒーを頂くと、
“どこから来たん”っとおっさん。
“佐賀です”と俺。
俺のまわりの人間には周知のこと。
俺の住んでる町名はかなり珍しい。
おっさんもナンバーと、荷台の荷物を見て
遠くから来たのが分かったんだろう。
顔に似合わずなんともにくい事をしてくれる。
大声で“ありがとうございます”っと、きっちり45度。
深々と頭を下げ、頭を上げるとおっさんはもういない。
“がんばれよ”っと一言だけ残し、
あばよLIKE慎吾ちゃんで立ち去ってしまった。
福岡空港のAUに続き2度目のなりきり慎吾ちゃんに
出会ってしまった。
この行為で気分も良くなり、再出発。
14時頃には広島に着けたんで、一昨年のISBでの旅。
1週間弱の広島滞在中何度か仲間といった
“器”という店へ昼食を食べに。
600円位で食べれる、あの大男BIG FACEですら
食べ残した、味、量ともに良い定食に満足し、再出発。
その後は、ひたすらR2を走り続ける。
予想以上に時間を費やしたが、なんとか夜11時位には、
その日の目的地神戸まで、あと100キロくらいかな?
備前焼で有名な岡山の備前市あたりまで来た。
日も暮れると寒さは増す一方
しかも数時間走りっぱなし。
とにかく寒い。くそ寒い。
コンビニ2つおきに休みながら走り
ちょっと足りないが、今日は残り40キロ
姫路あたりまで行って外寝でもすっかっ
と思いコンビニに寄り、
用も済ませ いざ姫路へっとエンジンをかけよう
とした時に大問題発生!!
疲れたんで続きは今度。
岡山つながりで出羽の海元理事長。
**************************
ゆらゆら放浪記#3
昨日の続き、
エンジンをかけようとキックペダルに足をかけようとした
が、ない、ない。エンジンのキックペダルがない。
辺りを見回したが、どこにも落ちていない。
くそ焦る。
夜中のR2は、7年ほど前一緒にヒッチハイクをした
DJウザグチ、Aゾンさんなどは知ってると思うが
トラックばかり(オームの大暴走@ナウシカ)。
俺もくっそちっこいモンキーで負けじと走ってた
が、ひき殺されたらたまらない。
後ろから次々に迫ってくるトラックにさすがにまいり、
時々歩道などを走ってた。
その途中、なにかバイクから落ちたような音がしたが、
大して気にもせず走り続けていた。
その音が、今になって分かった。
あれはキックペダルが落ちた音に違いない。
少し冷静さを取り戻しやっと理解できた。
とりあえずさっき寄った2つ前のコンビニまで戻ろう。
押しがけを試みるも、エンジンが冷えてうまくかからん。
20分くらい試みたが、一向にかかる気配がない。
押しがけに見切りをつけ、とりあえず、
歩いて探して戻ろう。
そう決心して、歩き始めたものの、2つ前のコンビニ
っつっても軽く20キロはある。
歩き出してすぐくっそブルーになる。
が、頼りないペンライトを片手に山道をひたすら下を見て、探して歩く。
天気予報でも伝えてたが、不運は重なるもので、
その頃から雨も降り出す。
トラックはくっそギリギリを猛スピードで駆け抜けてく。
一度体をかすったこともあった。
トラックからすりゃクソ狭い路肩を真夜中に
ペンライト一つで歩いてる方が悪いと思うだろう
が、こっちはそんなこたぁー知らん。
キックペダルを探してひたすら歩く。
が、5キロくらい歩いたところで、雨も強くなり、
無理と判断。捜索を諦めることに。
陽が昇って、また捜索すりゃいー、2つ前の
コンビニまで戻ろうと、得意のヒッチハイク開始。
(俺は7年前嵐の富士ロックの帰りにも、
一人で広島辺りから5~6台を乗り継ぎ
福岡まで帰ったスキルをもっとる)
が、なかなか止まってくれない。
それもそうだろ。
このときの俺はまさに(昼間は暖かいので寝てるが、
夜は寒いので歩いて体を温める)
ルンペン状態。
が、20分ほど親指を出し続る(LIKEジェット浪越)
と、一台のトラックが止まってくれた。
こっちもお願いする立場ながら、こんな夜中に
ヒッチハイカーを乗せるなんてどんな奴よ
っと思い警戒しながら近づき運ちゃんを見ると
なんとも優しげなおっさん。
ドアをノックし、事情を話すと、乗せてくれるってんで、
乗せてもらうことに。
その後車内でおっさんと話すが、そのおっさんもそうだが
夜中のトラックの運ちゃんは24時間寝ずに走りっぱなが
ざららしい。運転が荒いはずだ。
そのおっさんも博多に朝までに帰らないといかんが、
寝ておらず、代わりに運転でもしてもらえたらと思い
俺を乗せてくれたらしい。
おっさんには悪いが丁重に断り、とりあえず2つ前の
コンビニまで送ってもらう。
俺が乗せてもらったとこから、そのコンビニまで
かるく10キロはあっただろう。
歩いて戻ったかと思うとゾッとする。
とりあえずコンビニに戻れ、隣を見ると幸運にもバイク屋。
朝一でキックペダルがないかどうかを確認すればいい。
まずはあまりにも疲れてたんで、寝床を探す。
っつってももう歩く気力もない。50Mほど探し
バス停があったので、今日はここで寝ることに。
この日は、朝の8時位から走り続け、
運転が終わったのが23時位。
その間メシなどの小休止はあったが、ほぼ走り続け。
最後の方は手足も軽く麻痺し、しばしば光の幻覚が見える
ドライバーズハイ状態だった。
さらにこの災難。くったくた。
すぐに寝れると思ったがすぐ横を走るトラックの騒音と
寒さのあまり寝つけない。
それもそのはず、外寝用に持ってきてた寝袋は
20キロ先のコンビニにバイクと供に置いてきてる。
まともに眠ることもできなかったが、朝一でバイク屋へ。
キックペダルがないか聞いてみたが、ないとのこと。
最悪。
が、姫路まで行けばあるだろうとの情報を得て気を取り戻し
再び姫路方面へ向かう車に、
手当たり次第乗せてってもらえないか、
コンビニにて聞くが、拒否られること数回。
と、その時。朝っぱらから1リットルパックの日本酒を
飲みながらバカボンのパパ風のおっさんがコンビニに現る。
このおっさんは酔っ払ってるはず。乗せてくれるに
違いない。
そう思い声をかけると、予想通り快諾。
乗せてってくれるとのこと。
姫路へ向かう車中、朝から酔いちくれのおっさんに
“にーちゃんもどーね”っと、日本酒を勧められ俺も
飲む羽目に。
酒のニオイぷんぷんの車内では、早くも
おっさんと意気投合。しまいにゃ
♪俺とおまえとだいごろお~♪と合唱。
そんなこんなで朝から、寝てないのと酒が合わさり
わけのわからんテンションに。
が、一応諦めてはいたものの、キックペダルが
落ちてやしないかと、路肩を見ていたところ
それらしきものを発見。
車を止めてもらい、見に行くと
ある。キックペダルが落ちてる。
奇跡。奇跡としかいえん。
おっさんも我がことのように喜び。
ばんざーい ばんざーい キックペダルさんばんざーい
と、はしゃぐ始末。
これに気をよくした二人は、更に飲むペースが加速。
大宴会状態。
そんなこんなんで、キックペダルも見つかったんで、
バイクを置いてたコンビニで降ろしてもらい
別れを惜しみながらも、へべれけの状態で関西方面へ
向かう。
その後は、ガキの頃から一度は近くで見たかった
世界遺産姫路城をかるく見物し、
何とかアクシデントもなく順調に進む。途中ですごい
光景を目撃するが。
(大阪のゲットー天王寺での真昼の交差点で寝るおっさん。
昔AUとモセキへライブに行ったとき
関門トンネル抜けてすぐの道端のガードレール下で
寝てるおっさんを見たことはあったが、
天王寺はこれも含めスケールが違う。噂以上のゲットー)
深夜3時頃には名古屋も通過し、静岡突入。
NUFFTYとの賭け(2日で静岡までいけるか?)
にも勝ったとこで、その日は浜松の公園にて外寝。
NUFFTY見てっか?俺の勝ちじゃ。
では今日はこの辺で。
あ、誰かエレカシの新しいアルバム持ってたら貸してくれ
早く化ケモノ青年を全部聞きてー
聞きてー 聞きてー Mっぺが買うまで待てません。
>Mっぺ
ニューアルバム扉収録の“パワー イン ザ ワールド”
もちょっと試聴したけどかっこよさげ
早めに買って貸して。
************************
ゆらゆら放浪記#4
続き。
浜松での外寝は、気温もそれほど下がらず、
寝袋もあったんでぼちぼち快適。
前日の疲れからか、昼まで寝た。
太陽の熱で寝袋の中はサウナ状態。
寝汗と共に起きると、周りにはちらほら人がいる。
くっそ怪しげな目でチラチラ俺を見てる。
が、そんなことはお構いなし。
ゆっくっりと歯磨き、洗顔を済ませ、
一晩世話になったベンチに、頭を下げ、出発。
その日の目的地は、静岡市に住む友人宅。
距離的にも近い。
数時間走り、友人宅に近い静岡駅付近に着いた
ところで友人に電話。
と、その日は駅付近で祭りがあってるとのこと。
そのはずだ。くっそ人がいる。かるく祭りの様子を見物したが、
ゲストの加勢 大周(@酎馬)が馬にまたがり、
笑顔で市民に手を振ってるだけ。
俺的には愛嬌あるニセモノが好きなだけに、
これが汗 体臭だったら良かったんだが、
モノホンを見たとこで、この場合なんも楽しくない。
ってことで、友人宅へ向かう。
住所的には近くまで来てたが、
なにしろ知らない土地。
ふと電柱を見ると違う住所へ入り込んでしまった。
もう一度確かめようと、歩道を10Mほど逆走。
っと、目の前にパトカー。
“は~い そこの原付止まりなさい”
あっけなく御用。
完全に気を抜いてた。
パトカー>見>逃げる
そんなことすら考えれないほどに。
早速、尋問。
警: “どこから 来たの~?”
俺: “佐賀です”
警: “この原付で?”
俺: “はい”
警: “は~凄いね~”と関心。
人もよさげ、見逃してもらえる
と思ったのもつかの間。
警: “じゃー ちょっと パトカーに乗ってもらえるかなー”
俺: “ぇえ~~”
が仕方なく従う。
最悪。
歩道通行も立派な違反。罰金5000円 減点2とのこと。
はっ?罰金5000円?
貧乏放浪を覚悟の上。ガス代、メシ代すべて含め1ヶ月分の資金として3万持ってきたが、それが全財産。
ここで5000円払ったら更に¥面が厳しくなる。 これはまずい。
軽い気持ちで乗ったが、ここで面倒な事だと気づく。
慌てて、勘弁を乞う。
が、人よさげだが何度頼んでも勘弁してくれない。
っつか、なんで人も通ってない歩道を10Mほど走っただけで、
点数は余裕があったから良いが、罰金5000円も払わないかんわけ。
段々腹が立ってきた。
認めなくてはいけないとわかっていても、認められないときがある。
(@炎島本 より転じて)
この場合は、完全な俺の悪あがき。
“何のための5000円か?”“どーゆう基準で5000円か?”散々聞いてみた
が、“そう 決められてるから”
と、あっさり一刀両断。それしか言わない。いや言えないのだろう。
完全なるロボ。
俺が、聞きたいのはこの場合の俺の行為
=無害の歩道通行に対し、
道路交通法違反には違いないが、
減点だけならまだしも
1000円 2000円じゃなく
なぜ5000円とゆう金額が割り当てられるのかである。
さすがにそこまでは知らないだろう。
分かってはいたものの、聞かずにはいられなかった。
実際何の罪の意識も無い。全く無い。
この仕事に忠実なクソ警官にはくっそ腹が立つ。
自分の点数(ノルマ)稼ぎに、手っ取り早い小物を捕まえ
点数をもぎ取る。
俺に時間費やす前に、もっと他の危険なことを取り締まれ!
こいつらには情ってものがないんか?
っつか、こんくらい見逃せ。
まっ、今更こんなん言っても始まらんがね。
ひたすら3時間謝りっぱなしで見逃してもらったSショウや、
“親が病気で、10人もの弟、妹を養ってる”
などのウソをつきとおし、
見逃してもらったWッタなどの例もある
が、性格上俺にはどっちも無理。
それよかこいつらと話してる時間があまりにも
ばからしくなってきたんで
減点と罰金を渋々認めることに。
が、最後の悪あがき。
2週間以内に振り込んでくれと言われ、
振込用紙をもらったが、
“いや~その日までに5000円も振り込んだら、
俺飢え死にしますね~。”
っと俺。
それなら しょうがない
と2週間以降でもいいとのこと。
“でも 2週間後以降もいつ払えるかわかんないっすよ
全く¥に余裕が無いけんっすねー”“生活ギリギリ
ですけんね”
と、金の無さをくそアピール。
“じゃー いつでも払えるときでいいから”
と言われ、車を出る。
俺は当分払う気はなし。つか実際払えない。
余裕ができたら払えばよいというなら
10年後でも良いのか?
((後で親父に聞いたが、3回ほど通知が来て、
それでも払わないと交通刑務所(1日1000円のお勤め)
をしなければいけないらい))
ネットでも調べたが、詳細は不明。
誰か知ってたら教えてください。
だらだらとどうでもいいことを書いてしまった。
とりあえずここから言えることは最後まで気は抜けんなってこと。
気を抜けば、不運も起こりやすいかな
と思ったんで,その例を挙げてみやした。
最後までやり遂げて気を抜くのはいーが、
達成間際(安心しきったとこ)
が一番気を引き締めるべきとこかな
とつくづく再認識させられましたわ。
その点では良かったかも。
疲れたんで今日はこれくらいに。
おつきあいどうも。
************************
ゆらゆら放浪記#5
上の写真を見てもらいたい。
MARVIN GAYEです。セイショウ(HILLCRIM)ではありません。
久々にこのライブ版を聞こうと、
裏ジャケ写を見たらすごいとこに気づいてしまった。
彼の足元に注目。T納兄貴もビックリ!
シークレットブーツを履いてるではないか!
何枚かMRVIN GAYEは持ってるが、曲とは関係なしでの彼の印象は、
アメリカじゃよく見る髭のおっさん。
が、それはあくまで顔。
足元まではさすがに見てなかった。
一瞬、この人チビいのかなとよく見てみたが、そうでもなさそう。
ライナーノーツを読んでみると、
彼は完璧主義者でナイーブ。ステージ嫌いで有名らしい。
25年の歌手生活でも3枚しかライブ盤はないとのこと。
その貴重な一枚のジャケットがこれ。裏ジャケとはいえども、
このシークレットブーツのアピールっぷりはなんなんか?
ちょっと考えてみたが何のアピールか分かりません。
考えれるのは、
見栄
>客によく見えるように。
>“実は俺ずーとシークレットブーツだったんです”とカミングアウト。
>実は見栄春
>実はシークレットブーツ風の普通のブーツ。
>馬の気分を味わいたいたかった
>などなど。
が、普通に考えれば、最初の3つくらいだろう。
ま、どでもいー。
ちなみに他に考えるとしてなにかある人は、メールでも。
ってことで続き。
警察から解放され無事ダチの家にも到着。
なんだかんだで2、3日泊まって東京へ。
東京へ行く途中。
そろそろ富士山が見えるところまで来たんで、
通行人に富士山はどの辺りに見えるのか?
と、たずねてみたが、
本当ならそこからでも見えるのだが今日は見えていないとのこと。
残念だが、とりあえず東京へ向かおうと
箱根越えをしてると、富士山が見えた。
やっぱ富士山は何度見てもいい。
ゴミが多いせいで世界遺産に登録されないらしい。
が、関係ねー(@ルーツ)そんな話しどーでもいー。
つか、あの山は素晴らしすぎる。神の山。
なんだかんだで無事東京へも到着。
約1年ぶりにダチと会う。
それからは、ライブやったり、
クラブに遊びに行ったり、あれやこれや。
ここで書くと、#30くらいまで書かないかんっぽいので、省略。
(後日写真にでも挙げときやす)
いろんな意味で東京はスゲーと再認識。
ゴミゴミしてて東京なんて嫌いと言う人もよくいるが、
俺は人の多いとこはなるべく避けて路地裏巡りや、
公園で憩う(見知らぬガキと遊んだり)などの方が
多かったから、別に嫌ではなかった。
(嫌なものも見たが、それはどこでも一緒。
他と比べて見る回数が多いのは事実だが)
実際あそこはスゴいエネルギーがある都市だ。
ま、東京について別に熱く語ろうとも思わないんだが、
おれのダチのDJ、MC、画家、
オールバックの先輩、その他の人もみんな頑張ってた。
パワーをもらった。それだけでも東京に行って良かった。
(感謝:MASA AKA.荒川ドブ男 ,
SLAMSTEM ,暗部ラーZORO ,LENIUM ,
ボルゲ , MAESTRO , WE NOD ,
Aぞのさん ,マサのおばちゃん ,前川さん……………………….)
今日はこれくらいに。
ではまた後編で。
慣れないことやると疲れますわ。
4日連続で投げたんで肩の調子がおかしいです。監督。
しばらく、リハビリしやす。後は任せやした。
******************************
ゆらゆら放浪記#6(完結)
リハビリ@武雄の大楠(樹齢3000年 )
日本巨木番付第5位。
武雄神社から左上に5分位登ると、竹林があり、
そこを抜けると、開けた空間がいきなりあらわる。
そこに1本。どでかい樹が存在する。
とにかくスゴい。周りの樹とは全くスケールが違う。
その大楠には畳12条分の空洞がある。
屋久島のウィルソン株に近い感じ。
(@屋久島 ウィルソン株)
そこで、リハビリも兼ねてのんびりと3時間ほど
いろいろと考えたが、答えは出らず。
AUとかは知ってるだろうが、とにかくいい場所なんで
武雄に行った際は行ってみかれては?
武雄は他にも川古の大楠(確か番付4位くらい)や、
温泉などがあり、周りは自然に囲まれててほんといいとこ。
嬉野や有田も近いんで、おっさんにはいいはず。
疲れてる人はのんびりと行ってみては。
どーでもいーことだが、俺は樹が好きだ。去年の夏、
家の近くの樹齢500年の杉を見て、どーしても
縄文杉@屋久島が見たくなり、一念発起。
屋久島まで原付で見に行った。
この話しは別の機会にでも。特にこのクラスになると圧倒されまくる。
なんたって、3000年そこにいる。奇跡に近い。
縄文杉なんかは推定7200年とかいわれとる。
余談が長引いたが、東京の続き。
帰り編だが、ヘビーに変わりはないが、特にハプニングも
なく、なんとか帰れたんで、写真も交え軽くってことで。
東京を早朝5時30分に出発。R1を延々とひたすら
走り続けた。
走りに走ってなんとか、最後の方は、居眠り運転など
しながらも夜中の4時位には、京都まで着いた。
ほぼ、1日走り続けた。
われながらあっぱれ。
夜中の山中は特に寒い。防寒できるものならなんでも
身に着ける。
(EX.靴下を手袋。合羽。顔にタオルグルグル。
ビニール袋をスネあて。寝袋を体に巻く)
ビニール袋をスネに巻いてる時、‘97 台風直撃の
富士ロックを思い出した。
GOD ONOの決断(バスに乗る奴が多すぎて、俺らは富士の
山中に一泊することに)
幸い、関係者用のテント(決して立派ではない)があり、
そこで他人も含め
7~8人泊まることに。完全な難民キャンプ状態。
その日は、換えの服を持っていっておらず、エンジンが
かかってるバスに
へばりつくLIKE(東京フレンドパーク)や、ゴミ袋(その当時は黒)を羽織って
なんとか寒さをしのいだが、本当に死ぬかと思った。
死にかけてそのまま新宿の駅を彷徨ったのを覚えてる。
この時GOD ONOは追い剥ぎのスキルを身につける。
だれもが、寒さで死にそうなとき彼は全くの他人の毛布を、
寝てる間にグルグル巻きつくLIKE AUで毛布をゲトってる。
極限の寒さは、人を狂わす。あの温厚なGODのこの行為が
実証するように。
DJ ウザグチなどはこの時、ひたすら穴を掘ってた。
理由は土の中が温かいから。
しかも、その穴掘りで体が温まるといって、
気が狂ったかのように穴を掘り続けていた。
話しが飛んだが、極度に体が冷えると、たとえ運転中でも
眠くなる。
温かすぎても眠くなる。こういう場合はかなり微妙な
さじ加減が必要。
あと、よく幻覚を見る。
ま、そんなこんなで京都まで辿り着いたので、寝れそうな
とこを探しながら運転してたが、さすがに限界だった。
その日はサウナにて一泊。
昼前に出発。京都を巡ることに。が、そんなに時間も
ないんで、三十三間堂に的を絞り、向かった。
中を2時間くらい見たが、1001体の仏像は圧巻。
なかでも中央の仏像は、高さが3Mくらいあり、
もの凄い存在感だ。
撮影禁止だっが盗撮したんでちょっと。
その後京都をあとに、たこ焼きがくっそ好きなんで
本場大阪へ。
何度か行ったことあったんで、すんなり目的の
たこ焼き屋へ。
食べ終え、出発しようとバイクのとこへ行くと、
強風のためチャリンコが俺の原付に倒れ掛かってる。
どかし終えて、鍵をONにすると、いきなり
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと
クラクションが鳴る。
はっ???????
と思い、OFFにするとクラクションはやむ。
何度かやったが、ONにするとクラクションが鳴りっぱな。
やべー。チャリが倒れたせいでおかしくなってる。
しかも、あの人頭おかしいんやないか みたいな目で
くっそ人が注目してる。
しかもここは目立ちたがり屋の本場大阪。周りの奴が
“兄さん 下痢ね? ピーーーーーーーーーーーーー”
っと口で真似までしだす。
うるせー 関係ねー@Rと一喝し
バイクをよく見る。
なんてこちゃねークラクションのラインを抜き、問題解決。
そんなこんなで、その日は姫路まで行き外寝。
翌朝早朝、一路四国愛媛へ向け出発。
愛媛には元NNN DJ KOHがいる。
四国へは、尾道@広島からしまなみ街道を通って渡った。
原付だと、片道500円位。5つくらいの島を通って渡る。
原付はこの手段か、船で渡るしかない。
そういや尾道ラーメン食いたかったんで、タクシーの
運ちゃんに聞いて、
朱香園(シュウカエン)漢字は違うかも。に行った。
ここはくっそうまかった。しかも500円くらいと安い。
R2からしまなみ街道に入る近くの商店街付近。行った際は
是非チェックを。
それにしてもしまなみ街道はよかった。天候にも恵まれ、
いい景色が見れた。
たしか、80KMくらい。島もいいし、橋もいい。
島から島への橋に、
料金箱(ほぼ無人)が設置してあってそこに料金を入れて
通行するかんじ。
(島人曰く、料金は入れなくてもいいとのこと。
石とか入れる奴もいるらしい)
そんなこんなで、四国に上陸しKOHの家へ。
四国では、桂浜@高知にはバイクに相当ガタがきてて
行けなかったが、道後温泉松山城、などなど未踏の四国を
2~3日だけだったが満喫できた。
あと、ビールの空き缶を洗浄して裏返しにしとくと、
部屋が臭くならないというスキルを盗めたし、
インスタントカレーLEE辛さ×100に、
更にレッドホットペッパーを大量にかけ、
滝のような汗を流しながら、
飯を食うKOHに「汗を流しながら食う飯はウマイ」
と力説されただけでも四国へ行ってよかった。
その後は、しまなみ街道途中の伯方島(変な髭オヤジの塩のCMでも有名)
にて、塩ラーメンを食べモセキへ向かう。
ここもうまかった。塩ラーメンよりも貝飯の方が。
以上で終了。
総括
岡山、奈良、三重、静岡、群馬、伯方島の人は特に温かかった。
日本はデカい。くそデカい。
世界はもっとデカい。
ばかデカい。
なんちゅう人の数じゃ。数字上では分かってたが、
実際これだけの人を見て、あらためて実感した。
これだけの人が、場所は違えど、日本という国の中で
生活している。
しゃべる言葉も多少違う。顔や、性格も人それぞれ。
が、残念なことに、中央の情報に操られた似かよった奴が
大勢いるのも事実。
もっと、地元の 内から発するものがあっていーのでは?
1億何千万の個性があって、それを各自磨けば凄い国になるのでは?
と前から感じてはいたが、つくづく思った。
ごく一部の人間のために、つまらない国になってるのも
事実。
問題はいろいろあるが、
解決できることからやっていくとして話しを終わる。
日本はおもろい。
旅はおもろい。
やめられない。
以上。
********************
番外編(YURA+WHATSMANのモセキ観光日記)
WHATSMAN 穏座 DESK。
イエー。調子は?。
今日は、日記らしいことを書こう。
水曜日の夜。
旅の行きがけに俺宅(@AREA0832)を訪れたYURAが、
約一ヶ月振りに、再び俺宅を訪れた。
原チャリ旅行の帰り道。
日に焼けて真っ黒な顔で、
クソニヤニヤしながら登場。
前日はDJ KOH宅(@四国)に泊まったとのこと。
で、俺宅に着くやいなや、開口一番、
「風呂に入ってよかですかね」(@YURA)の博多弁。
「なんか、おまえはっっ」(@W胸中)だが、
まあ、勝手にしてくれってところ。
で、翌日木曜日は、
「緑の日」ってことで俺も休みだったため、
二人でAREA0832観光めぐり。
カーステで3RD BASSやFREESTYLE FELLOWSHIPなどを
爆音でボコがけしつつ、まずは唐戸市場へGO(@窪塚映画)。
当然ここで、昼飯。
ここでは、市場に入ってきた鮮魚を
まあまあ安い値段で、その場で食える。
実際は本当に新鮮&安いかどうかは知らんが、
雰囲気にだまされるといったところかもしれんが。
まあ、AUはここがクソ好き。
「うまかばい」(@AU)のパンチライン。
T納氏などは、クソ機嫌が悪かったが、
以前ここに来た瞬間、クソにやりとする即ニヤSKILLを出してきた。
今回俺的には、うに丼(@1000円)。
YURAは意地の海鮮丼(@800円)。
金がないので、200をケチるSKILL。
「薄皮アンパン(@5個130円)ばっかり食いよりましたけん、
ほなんこつ、このドンブリば、ちかっぱいうまかばい」(@YURA)
の意気揚々のえせ博多弁パンチライン。
兎にも角にも(@Y)、クソ満足げ。
で、次。
以前一緒に行った際、AUがクソ焦って
「ほんなこつ、恐かー」(@AU)をクソ連発していた、
赤間神宮へ。
(AUのいちいち焦るSKILL AKA アセルは、
ここでは説明しないが別格。
モノホンTHEアセリスト名をほしいままにしている)
行く道で、SATORIZMの家の前を素通り。
「SATORIZMはおるかの~」(@W)
と家を覗き込み、ニヤリ。
っていうか、この赤間神宮。
かなり歴史のある神社。
以前は阿弥陀寺という寺だったが、
政治的な意図で、神社に変わった。
平家系の最後の天皇「安徳天皇」が祭られている。
また、幕末の豪商「白石正一郎」が、
後年、宮司を務めたことも記憶にとどめておきたい知識といっていい。
しかし、一番の見所は「耳なし芳一の像」と「平家七盛塚」。
ここで前述の「こわかー」(@AU)の連発が飛び出た。
皆さんは、「耳なし芳一」の話をご存知だろうか。
小泉八雲(@イギリス人)のクソクラシックなお話。
実話を基に書かれたといわれている。
(以下、耳なし芳一概略)
*********************
江戸時代の中ごろのこと。
この寺に、芳一という目の見えない僧さんがいた。
芳一は琵琶を弾くのがクソうまい。
ある夜のことだ。
芳一の枕もとに一人の侍が現れた。
その侍は、芳一を大きな屋敷へ連れて行き、
琵琶で平家物語の弾き語りをしろ、と命令。
しょうがないので、言われるがままに弾き語る芳一。
琵琶を弾き終え、屋敷から帰ろうとすると、
同じ侍が芳一のもとに来て、こう言った。
「これから6日間、毎晩屋敷に来て琵琶を弾いてくれ」(@侍)。
次の日の夜、そしてまた次の夜も、
芳一を訪ね、誘い出す謎の侍。
毎晩夜中にいなくなる芳一の行動を不審に思った仲間の僧が
芳一の後をつけてみると、
なんと芳一が平家の墓の前で琵琶を弾いているではないか。
芳一が大きな屋敷だと思っていた所は、
平家の墓である七盛塚だった。
クソ焦った僧は、すぐに寺の和尚にこのことをちくった。
和尚はこのままでは芳一が平家の亡霊に殺されてしまうと思い、
芳一の体じゅうに経文を書いたのだ。
そしてその夜。
またもやって来た来た、同じ侍。
しかし、芳一はいない。
いくら捜しても姿が見当たらないので帰ろうとすると、
闇の中に芳一の「両耳」だけが宙に浮いているではないか。
侍は「これだけでも持って帰るしかねえ」と、
その耳をちぎり取って立ち去った。
しばらくして和尚が芳一の部屋へ入ってみると、
両耳をちぎり取られ、苦しんでいる芳一が1人。
和尚は芳一の耳にだけ、経文を書くのを忘れていた。
なんたる、うっかりぶり。
しかし、気合で怪我をなおした芳一。
意地で琵琶の練習に打ち込み、SKILLを磨いた。
いつのまにか「耳なし芳一」と呼ばれ、
ますます有名になったとのこと。
**********************
と、まあ、こんな話。
モセキの話なので、地元の奴らは確実にこの話をおさえている。
で、この赤間神宮に、
実際に芳一が琵琶を弾いたといわれる、
平家の墓「七盛塚」があるわけだ。
ここは、昼間でも何気に薄暗く、空気が冷たい。
正直言って、薄気味悪い。
俺が観光ガイドよろしく、
上記の「耳なし芳一」の話をYURAにしていると、
他の観光客もまさかの盗み聞き。
「はぁぁぁーっ」(@観光客)とおひねりをくれそうな勢い。
まあ、「決まった」(@W心の声)といったところか。
しかし、YURAは俺に意地を見せたいのか、
「俺はそんなのにはビビりませんよ。
墓の前で写真を撮ってください」(@Y)
と、無理を押しての究極の「やせ我慢」。
しかし、
「おまえ、そんなこと言いよったら、
亡霊に耳をちぎりとられるぞ」(@W)
と言うと、クソ焦ったのか、
即座に両手で両耳を覆い隠す「聞か猿」のポーズ。
小便等をもらしてなかったのがせめてもの救い。
「Wのデジカメやけんね。
Wに亡霊がとり憑いたらいかんけん、
今日はやめときます」(@Y)
のパンチライン。
最上級のアセルこと「アセリMAX」を
出してきたと言っていいだろう。
その後、先日の来関の際に、
T納氏がくそはしゃぎあげたことで、おなじみの
本州最西端の地「毘沙の鼻」へ。
ここの説明の書いた看板の裏には、
以前AU、ROOTSあたりが刻み込んだと思われる
「NATURAL9」のタグ。
とりえあずは、その前で激写。
で、以前T納氏が来た際に、はしゃぎあげた挙句、
のぼった手すりの上に、YURAも負けじと駆け上る。
で、手すりの上でごろーん。
「この横になったポーズは、
CURTISを意識しとりますけんね」(@YURA)
のパンチライン。
そのシーンを、
「写真に収めてください」(@YURA)
と、しつこく言ってくるので、渋々激写。
「にしても、景色がよかー」(@YURA)。
と、YURAはくそ満足した表情。
で、次に向かったのが、東行庵。
「おもしろき こともなき世を おもしろく」
の辞世の句でおなじみ、
幕末の英雄「高杉“東行”晋作」先生の墓があるところ。
ここはまじで見といたほうがいい要所。
できれば訪れる前に、
「世に棲む日々」(@司馬遼太郎)を読んでおけばマチガイナイ(@長井)。
っていうか、ここのお土産屋の晋作餅は絶品。
ぜひとも一度は口にしてほしい。
また、ここには晋作先生の銅像がある。
ここの前では、晋作先生と同じポーズで激写。
あまりにも、俺の撮ったアングルがいいので、
クソ焦ったYURAは、
「Wッタン、写真がうまいねええ。
本気で写真家になったほうがよかごたーある」(@YURA)の
焦りパンチライン。
そんなこんなで、帰り道。
ハードオフに寄り道。
クソ安い7インチをDIG。
安いということで、クソ目を輝かすYURA。
A TASTE OF HONEYの7インチがまさかの40円。
YURAが焦り買い。
俺的には、スタイリスティックスの7インチ(@20円)や、
「人として」(@海援隊)などを購入。
とりあえず、指が真っ黒になるまで(@MURO)でDIGGIN。
あと俺的には他の中古屋で、
DR.オクタゴン(@900)のCDなどを買った。
で、いつまにやら夕暮れ時。
カーステからはここぞというタイミングで
「仏陀の休日」(@BUDDHA)。
なんかしらんが、サビの部分でYURAが
「ワッタの休日」を連呼。
まさに、「HAVE A NICE DAYオ・マ・エ 」(@仏陀)
といったところだろう。
かえる道すがら、
いまやモセキの新名所とも言われる、
別格タヌキことO西宅の前を通り、
例の水色具合をYURAに見せ付ける。
腹が減ったので、ほか弁を買うことに。
ここで、YURAは通りがかった小汚いおばさんに
「兄ちゃん、300円もってないかね?」(@おばさん)
と、聞かれ、
「なんやきさん。パンば買っとるやないとやっっ。
なんが300円や。300円舐めんなよっっ」(@YURA)
とボコ切れし、300円の重さを歌う。
で、やっとのことで俺宅に帰宅。
弁当をかっ込み、
帰り道によったビデオ屋で借りたビデオを見ることに。
1本目。
「プロジェクトX ツッパリ生徒と泣き虫先生」
そう、昨日の日記で上げたスクールウオーズの元ネタ。
俺的には、NHKのをオンタイムで見ていたが、
再確認(@AU)のため、意地のレンタル。
やはりスゲー。
最後のシーン(※ぜひ見てくれ)はまじで感動。
YURAの方を見ると、クソ感動したのか、
目には涙がキラリ(@スピッツ)。
「おれもあげん先生に出会いたかったばーい」(@YURA)
の雄たけび。
これにはおれもまいったよ(@勝海舟)。
なんにせよ、このビデオはまじで見たほうがいい。感動必至。
で、2本目。
「地獄甲子園」(@漫☆画太郎)。
これはたいしたことねえ。正直眠かった。
おもしろいといえば、おもしろいが、
例の1本目のあとには、厳しかった。
で、12時過ぎに俺的には就寝。
YURAは寝ずにゴソゴソしていた。
で、翌朝。
仕事の俺。
目覚ましがボコなりしても、ROOTSと同じく全くおきないYURA。
「おいっ、朝ぞっ」(@W)の声にもなかなかおきない。
油断していると、急にYURAが叫んだ。
「オレーっっ」(@YURA)。
正直、クソ焦った。
なんで朝一に、「オレ」と言ったのか。
一瞬オレはうかつにも、
サッカーのテーマソング、
もしくは、
フラメンコの夢でも見ているのかともおもった。
否。そうではない。
YURAもいまや、親不孝をレペゼンするRAPPER。
KRS-ONEが言っているところの、
「朝起きたら、オレはHIPHOPだ、と5回唱えろ」
を実践しようとしたが、途中で力尽きたのだろう。
ハーコーマナースタイルは健在(@DL)。
で、俺的には、YURAを残して、仕事へ。
「昼には、家を出ます」(@YURA)
とのこと。どうしているのかは未確認。
まあ、そんなかんじの緑の日。
当日の写真を後日上げますんで、お楽しみに。
今日はここらでおひらき。ピース。
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